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平成30年3月19日 定例記者会見 項目別

徳島市の阿波おどりについて(質疑)

(読売新聞社)
  阿波おどりなんですけども。徳島市が破産申し立てをしてですね、今ごちゃごちゃ混乱をしていることについての受け止めと、債務4億2400万赤字があるんですけども、観光協会側は半分は共催している徳島新聞社の責任があると主張をされていて、見解が対立しているという状況なんですけども、債務の負担の行き先といいますか、そこのお考えがあったら聞かせて欲しいんですけど。今の現状の受け止めと、債務の。

(知事)
  まず徳島市の阿波おどりがね、今大きな岐路に差し掛かかっているというおそらくご質問だと思うんですけどね。我々として阿波おどりというのは、実は徳島市の阿波おどり最大のものではあるんですが、8月9日の鳴門から始まって、そして11日まで。11日に徳島市の阿波おどりの前夜祭があって、12日から15日までが徳島市の阿波おどり。そして13日以降に入っていくと、吉野川をどんどんまた逆のぼって、鴨島、吉野川市の阿波おどり。あるいは、阿波池田、三好市の阿波おどり、そして貞光つるぎ町の阿波おどり、こうした形で8月16日まで実は行われているんですよね。だからそうした全体の阿波おどりの中でその中核となる、メインの阿波おどりが徳島市の阿波おどり。そこで大変注目が集まると、まずはこのように考えております。
  そして、この問題については昨年に逆のぼることになるんですが、昨年の9月11日に遠藤徳島市長さんが、徳島市の市議会の開会の日の市長の所信表明の中で、その協議会の設置の説明ということで、徳島市の観光協会、また徳島新聞社、そして市、三者でもって先ほど言われた約4億3000万のこれまでの累積赤字その解消について話し合う協議会を設けるんだ。こうした考えが表明をされて、いわゆる顕在化、それまでもいろんな話が出てはいたんですが、そうしたことで今市長さんが表明をされたということで、顕在化したというところがスタートとこのように考えております。
  そこでその後この三者の皆さん方をはじめ、あるいは連の皆さん方ですよね、様々な形でいろいろな御意見が出される中で、そして3月1日に今度は徳島市の方が、徳島市の観光協会の破産手続きの開始を徳島地裁の方に申し立てるという事態に至ったんですね。
  となってくるとこれは、今まで3者をメインとしてやっていたものが、3者じゃなくなってくる。もちろん市としては新しい運営主体を立ち上げていくんだ、というのが市長さんが言われているところなんですがね。こうなってくると裁判所に持ち込まれると、当然裁判の白黒という話が出てきます。
  すでに15日の日には両者の方から色々な意見を聞く審尋が行われて、裁判所の方からは両者に対してさらに追加資料の提供、これが求められているんで、この破産手続きの点についても、まずは裁判の結果を見守っていくと。そしてお互いがそれぞれに様々な主張をされると思いますので、しっかりとそうしたものを見定めていく見守っていくというのがまず第一だと思っています。
  そして2番目の質問としてこの4億3000万どうするんだと。まず徳島市さん。徳島市長さんが言われてるのは、これまでいわゆる損失補償を市がずっとやってきている。これは今年度末まで行なってきているんですね。徳島市の観光協会に対して、阿波おどりの運営主体に対して。これは法律上も行政上も市がこれは負担をせざるを得ないという形になるかと思います。ただここについて、徳島新聞社の方からも半分どうするというご提案もあると報道上で聞いてはおりますけども。これは一つのあり方と。
  それからもう一つ、市の観光協会側の方からは、この4億3000万の累積赤字についてはやはり阿波おどりで返していくべきであろうということで、現にその前の年は若干ではあるけど黒字が出ている。ということで万が一解散になってしまって市の観光協会が、じゃあこれを損失補償で片をつけるとなると、市民の税金でこれをかたをつけると。それはやはりおかしいんではないか。しっかとこれはやはり阿波おどりで返していこうと。こうした主張がなされているという形で双方それぞれ出されておりますし、今裁判のところで、破産手続きということで今協議がなされているということですので、まずはこうしたものを含めて見守るしかないのかな。
  ただ、8月11日の前夜祭、これは日にちが定まっているところで、まだポスターができていないとか、阿波おどり大使も選ばれていないとか、従来だったら既に先ほども観光の点でPRだというご質問があったように、様々な形で、前打ちをしてそして多くの皆さん方の関心を高めて、徳島で阿波おどりを。こうした気運がね削がれていくんじゃないか、こうした危惧は多いにありますし、やはりこの阿波おどりを盛り上げていただく一番の根源っていうのは徳島県の中にいる阿波おどりの皆さん方、また県外で阿波おどりを一生懸命やってる皆さん方が阿波おどりの聖地徳島だと、その皆さん方が徳島に行って阿波おどりを踊れることがいわば夢舞台と。こうした皆さん方の気持ち、こうしたところのそのゆらぎといった点は非常に気になる点でありますのでね。まずはこの関係者の皆様方で議論を尽くして、しかし時間に限りはあるわけですのでね。しっかりと方向性を打ち出して、そしてやはり、大同団結をして、そして結果としてやはりやれてよかったねとこうした形になることをまずは期待をしたいと思っております。

(読売新聞社)
  主催の、今まで何十年も観光協会と徳島新聞さんが共催という形で、やってこられたわけですけど、それがちょっと変わり得るかもしれないという。下手したら、それぞれがそれぞれ、見た目は変わらなくとも、それぞれがそれぞれの桟敷を運営するんだみたいな形で開催のあり方がちょっと変わってしまうかも知れないという状況なんですけど、望ましいそのあり方というか、開催にあたっての、その、団体が今までどおりやった方がいいのか、我々からするとちょっとピンとこないんですが、どうあるべきなのかっていうのはお考えありますか。その運営のあり方、今までの。

(知事)
  べき論というよりも、これまで長年ずっとそうした皆さんがね、関係者が集まって大同団結をしてやって来られた、これはそれぞれに意義があることでね。それぞれご苦労があって、そしてでも大同団結してやっていこう。で、達成感があってということになってきたところでありますんでね、まずはこれまでをお支えを頂いてきたいわゆる功労者と言っても過言でないわけですんで、そうした皆さん方がやはりきっちりと話し合って、そして一つの方向を導き出すというのがやはり一番の筋だと、こう思っていますけどね。