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平成30年3月19日 定例記者会見 項目別

LED・デジタルアートフェスティバルについて(質疑)

(徳島新聞社)
  先ほどもちょっと話に出てきたLEDデジタルアートフェスティバルについてなんですが、今後、来年度以降どうしていくか実行委(員会)の中で話し合われるかと思うんですけど、知事個人の見解としては、今回のフェスの成果というのはどういう風にお考えでしょうか。

(知事)
  今までトリエンナーレ、3年に一度徳島市の皆さん方がね、主体となってやってこられた。実は元々これは県として発想したものでして、ちょうど平成17年12月、LEDバレイ構想を打ち上げて協議会の中でLED、もちろんこれを工業製品としていろいろ使っていってもらおう。そういう応用企業と言いますが、その皆さん方にLED生産するのだったら、世界最大の生産拠点日亜化学工業株式会社さんがね、徳島に本社を構え工場が、拠点があるということですから、徳島で生産されたらどうですか。当時10社だったものをね。平成21年度中、22年度までには、なんとか100社これを。これが半年前倒しで集積をできて、今では約170社にまでなる。今ではこのシナジー効果、お互いの相乗効果を狙って海外進出もしていこう。ということで、ISOの17025を工業技術センターが取りまして、世界でこれが共通に使えると。だから徳島で生産をして、うちの工業技術センターで認証されれば世界中で展開することができる。
  また、世界中のライティングフェスタをはじめとする様々なLEDなどのそういうフェスタのところで徳島ブースを構え、そして優先してそうした皆さん方には出展をしていただこうと。こうした形でこの生産工業産業振興といった点では、非常に良くなってきている。
  ただ、もう1つあるじゃないのっていうのが、実は協議会の方からも提案がありまして、やはりLEDをPRしていくためには工業製品の中、例えばスマホの中に使われていますとか、あるいは照明の中にもありますとかっていうよりは、わかりやすいのだったらやっぱりアートだよね。ということでLEDをアートに使っていこう。そうした形で、世界中で光のフェスティバルなどというのがね、フランスで行われたり、海外でもどんどん行われる。
  例えばミラノ万博の時の日本館、ここを飾ったのはチームラボの皆さん方のLEDのデジタルアートだったわけでしてね。
  そうしたことを考えていくと、ということで、アートを。最初の時は県と市と両方で私も出席してやったのですが、当時原市長さんだったのですが、これは市でぜひやりたいと。でも、市の場合にやはり単独でやるとお金の面もあるのでということで、トリエンナーレ、つまり3年に1度やるということになってきた。
  そして昨年ですかね、今からいうと一昨年になるのかな、一昨年やられた時にものすごく人が入った。これは12月にやったのですよね。ということで、じゃあこれを連続してやったらどうだろうかというお話を今度は遠藤市長さんに替わってで、ご提案をいただいたと。
  そして、じゃあいつやるのかっていうこともあって、12月やるこれも一つあったのですが、12月は他のクリスマスイベントがあってなかなか大変だという意見もあったのですよね。それともうやったって黙っていたってお客さん来るじゃないと。
  じゃあ一番イベント枯れする2月はどうだろうかと。ただでも、そうはいっても2月寒いよねって。ところがここに連続チャーター便の話があったり、プチアソビあるいはベートーベン第九アジア初演100周年の3000人の合唱があったりと、そうした皆さん方にも見ていただけるのではないだろうか。また、ほかのインバウンドもありますんで。そうした形でやったということでありまして、今お話がありますようにやはり相乗効果っていうのは重要。
  後は時期といったものもポイントになるでしょうし、これは、今回アンケート調査もさせていただいておりますので、そうしたものをしっかりと検証して今ご質問いただいたように実行委員会としてもこれはしっかりと検証した上で、じゃあどんな点がまずくてどんな点は良かったのか。メリットデメリット双方向きっちりと出してね。県議会の中でもかなりここは議論が集中をしたところでもありますので、そうした結果を受ける形で今後のあり方については考えていきたいと考えています。

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