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平成30年1月29日 定例記者会見 項目別

日本科学未来館による「エネルギーをテーマとした遠隔協働授業」について(説明)

(幹事社:司会)
 おはようございます。よろしくお願いします。

(知事)
 おはようございます。
 今日は私の方から、1点発表をさせていただきます。日本科学未来館による「エネルギーをテーマとした遠隔協働授業」の実施についてであります。
 本県では、徳島教育大綱の下、「全国屈指の光ブロードバンド環境を活用した教育の推進」を重点施策に掲げているところでありまして、児童、生徒の皆さん方のICT活用能力の育成と教職員の皆さん方の指導力の向上を図るために、「テレビ会議システムを利用した遠隔授業」の取組みを推進しているところであります。
 また、日本を代表する科学館であります「日本科学未来館」では、科学技術を全国に伝えるために、「科学に関すること」をテーマといたしました「学校向けの授業プログラム」を開発されまして、「ICTを活用した学校への遠隔授業」を実施することを検討されているところであります。
 さらに、企業局におきましても、この日本科学未来館と連携し、川口エネ・ミューにおきまして、「自然エネルギーの普及拡大」と「子どもさんたちの科学に対する理解・関心の向上」に取り組んでいるところであります。
 こうした中、本県の絶好の通信環境を活用いたしまして、「日本科学未来館」と「徳島県」、そして「那賀町立鷲敷中学校」との間で、全国初となる「3元中継による遠隔協働授業」を実施する運びとなりました。
 ということで、こちらということですね。
<パネル「エネルギーをテーマとした遠隔協働授業」概要図を提示>。
日本科学未来館、そして県企業局ですね、そして那賀町立鷲敷中学校をインターネット回線による、いわゆる「ICTを活用した遠隔協働授業」、しかも3元中継で行うというものなんですね。
 少し具体的に以下、申し上げていきたいと思います。2月7日水曜日となりますが、東京都にあります日本科学未来館の講師の方と、徳島県企業局総合管理事務所の職員がテレビ会議システムによりまして、鷲敷中学校の3年生の生徒22名に「ICT授業」を行うものであります。この授業では、生徒が移動にかかる時間や負担を軽減しながら、最先端の研究について専門的な特色のある学習を受けることができます。授業の内容としては、日本科学未来館から「私たちの暮らしを支える『エネルギー発電の仕組み』」をご説明をしていただきますとともに、徳島県からは「県内のエネルギーに関する取組み」をお伝えし、鷲敷中学校の生徒の皆さん方に、グループ討議、また発表を通じまして、科学技術の知識を深めていただくものであります。
 今後は、この度の授業が、日本科学未来館を始めとする生涯学習機関と教育機関との連携によります「遠隔協働授業」普及拡大の第一歩となり、県内では「あすたむらんど」や「川口エネ・ミュー」、エネルギーミュージアムの略称でありますね、「エネ・ミュー」など県内の科学館と学校間においても実施され、そしてさらにはということで、全国の科学館へと展開をされることによりまして、多くの日本の子どもさん達が、科学技術に触れ、学び、そして興味を持ってもらう機会を増やしていければ、日本のモデルをここから打ち立てることができればと、このように考えているところであります。
 私の方からは、以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

(幹事社)
 発表事項について質問は、ございますでしょうか。
 では、発表事項以外で質問のある社はお願いします。

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