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平成30年1月15日 定例記者会見 項目別

「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」の就航について(説明)

(幹事社:司会)
 では、知事お願いいたします。

(知事)
 おはようございます。
 それでは今日は私の方から、1点発表させていただきたいと存じます。「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」の就航についてであります。
 消防防災ヘリコプターもちろん事故、あるいは災害の発生現場におきまして、負傷者あるいは孤立者の「救助」あるいは「救急対応」、また林野火災などにおける「空中の消火」、被災状況の「情報の収集」など、その機動性を活かし、多岐にわたって「災害対応」などを担っているところでありまして、まさに空からの「消防防災の要」として、県民の皆様方の「安全・安心」を日々守っているところであります。現在の消防防災ヘリコプターにつきましては、平成10年6月に運用開始をし、もう既に19年を超えているところであり、老朽化がたいへん課題となっていたことから、平成27年7月から新たな消防防災ヘリコプターの整備を進めてきたところ、この度1月24日水曜日に就航する運びとなりました。
 ということで、新しい「消防防災ヘリコプター『うずしお』」はこんな形ですと、いうことですね。
<パネル「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」を提示して>
前と似てますよね。少し流線系になったかな。スリムになった感じはするわけなんですけどね。
 この新たに就航いたします消防防災ヘリコプターの愛称につきましては、これまで県民の皆様方に親しまれてきた、 また、他県の消防防災航空隊にも浸透しております、現在のヘリコプターの愛称である「うずしお」を引き継ぐこととしたいと思います。
 また、「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」につきましては、現在の機種である「川崎式BK117C-1型」の後継モデルとなります「川崎式BK117C-2型」ということでね、違うのは1型か2型というところだけであります。現行機と比べて航続距離については150キロメートル延長され「700キロメートル」となりましたことや、航続時間も「2時間30分」と40分長くなり、より多くの現場での活動が可能となるところであります。
 また通信衛星を経由して、ヘリコプターで撮影した映像をリアルタイムで送信することのできる 「ヘリコプター衛星通信システム『ヘリサット』」やヘリコプターが飛行している位置や高度、速度を県庁において地図上で確認するのできる「ヘリコプター 動態管理システム」を新たに搭載しているところであります。型としては1型が2型になっただけですが、性能はこのように上がってるところであります。災害対策本部などの情報収集、またヘリコプターのオペレーションなど、より迅速・的確な「災害応急対応」を行うことが これによって可能となるところであります。
 「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」の就航式につきましては、1月24日水曜日午前10時から、徳島阿波おどり空港内の「消防防災航空隊事務所」で執り行い、訓練も併せて実施することといたしております。
 今後は、新たに就航いたします「新・消防防災ヘリコプター『うずしお』」の機能を十分に活かして、南海トラフ巨大地震をはじめ、台風や集中豪雨における風水害など、あらゆる災害発生時にいち早く活動を行うことによりまして、これまで以上に県民の皆さん方の安全・安心を守っていきたいと考えております。
 私の方からは、以上「1点」です。どうぞよろしくお願いします。

(幹事社)
 発表事項について質問のある方は、いらっしゃいますか。
 では、発表事項以外の質問をお願いします。

 
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知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
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