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平成29年10月30日 定例記者会見 項目別

徳島発!「AI要約サービス」実証実験の実施について(質疑)

(NHK)
 NHK金行でございます。正に、AI要約の話で、ほとんど今日こっちの方の話で。どうですか、先ほども(知事の)発言にもございましたけど、公開によってどういった効果を県民に体験してもらおうと思ってらっしゃいますか。

(知事)
 まずは、マスコミの皆さん方が大きく取り上げていただく。そして今、インダストリー4.0、あるいは第4次産業革命といって「三大要素」があるわけですね。IOT、ビックデータ、AIと。でも、AIっていったい何だろうということが多いと思いますよね。
 例えば、ITっていう言葉、これは平成13年1月にこれを打ち出した。政府としてね。でも、ITと書いて「アイ・ティ」と読める人がどれだけ当時いたか。有名な話で、総理も「イット」と言ってしまったということがあるみたいに。AIもこれからいうと「あい」読む人もいるんですよね。
 我々も「アイ」とかけて、藍染めの「藍」とかけているわけですけど。ですから、このAIといったものが、いったいどういうものなのか身近に感じていただこうと。となると、記者会見は、ケーブルテレビでも出ておりますので、県民の皆様方にぜひこれがすぐに要約版で判る。しかも、全部読むことなく字数を要約することが出来る。こうしたメリットを体感していただいて、AIってそういうことが、AIっていうことなんだということを、
まず体感していただく。やはり「百聞は一見にしかず」このように言われますのでね。
一見どころか、体感してもらうことが、一番理解を早めることであろう。
 ということで、まずはAI、第4次産業革命というのは、どういう風に暮らしが変わってくるのか実感していただく。もちろんそれにあわせて、同時に県政の事にも関心を持っていただける。
 今日は、県庁食堂の栄養成分表示というたいへん身近な話でありますし、消費者庁は、こうした点をどんどん食品表示法にあわせて、普及していこう、日本全体にと。
 でも、なかなか普及しない中で、そのモデルが徳島にあるんですよと。こうしたことを通じて、県民の皆様方に「えっ消費者庁、いわゆるヘッドクウォーター部門が徳島県にきているんだ。」こうしたことも実は、同時に知っていただけることとなるんですね。
 ひとつのことを、例えば発表事項として言う。そのことだけではなくて、あっそうしたことが出来るのは、これがあるからなんだというバックボーンのところですよね。背景もしっかりと知っていただく。しかも、長い文章ですと、全部を読み砕くのにたいへんだ。もう途中で止めちゃおうかな。ってことがあるんですが、これが要約版になれば、当然たちどころにぱっと判る。そういうこと。そうなんだ。こうした気づきを同時に持ってもらえるのではないか。
 ということで、多くの皆様にたくさんのことを発表してもらうよりは、この要約によって身近に、すぐさまに理解していただく。すとんと落ちるという言葉があるんですけどね。
こうしたことを県民の皆様方に体感をしていただこうと。実は、一石数鳥の狙いがあるということであります。

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