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平成29年10月23日 定例記者会見 項目別

平成29年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者決定について(説明)

(幹事社:司会)
 それでは、発表事項の方から、よろしくお願いします。

(知事)
 おはようございます。記者の皆様方本当にお疲れ様でした。ほとんど寝られないんじゃないかと思います。
 それでは私の方から今日は2点発表させていただきます。
 まず、第1点目は、平成29年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者の決定についてであります。徳島県文化賞は、徳島県版の文化勲章とこのようにも呼ばれておりまして、本県の芸術文化の向上発展に関しまして、特に功績の顕著な皆様方を顕彰させていただいているところであります。昭和50年の制度創設以来、昨年度までご受賞になられたのは42年間で41名、そして2団体の方々に贈呈させていただいております。
 また、阿波文化創造賞につきましては、平成17年度の徳島県文化振興条例の制定を機といたしまして、今後の活躍、ここがポイントなんですよね。本県の文化振興への貢献が期待される方、特に若手の方々を顕彰させていただいておりまして、これまでに11名、そして1団体の皆様方にお贈りさせていただいているところであります。
 この度、この二つの賞の本年度の受賞者につきまして県内有識者の皆様方で構成しております、徳島県文化賞選考委員会におきまして、ご選考いただきました結果、まず、徳島県文化賞につきましては、永年、徳島県手工芸家協会の役員などを務められまして、本県の手工芸、パッチワークキルトの分野におきまして、普及、振興にたいへんご尽力をいただいております「小栗加代子様」に。また、阿波文化創造賞につきましては、徳島県出身で、日本画家として活躍されております愛知県立芸術大学非常勤講師の「芝康弘様」にそれぞれ決定させていただいたところであります。
 まず、県文化賞の小栗加代子様につきましては、今も申し上げましたように、徳島県手工芸家協会の常任理事として永年にわたりまして本県における手工芸、特にパッチワーク部門におきまして普及、振興にご尽力いただきますとともに、本県特産の藍染を使った藍しじら織による作品を制作されまして、本県の藍染の魅力を国内外に発信いただいているところであります。本県の文化芸術の振興に果たされた役割は、非常に大きいと、この度、徳島県文化賞を贈呈させていただくものであります。
 次に、阿波文化創造賞の芝康弘様、中学高校の多感な時期徳島でお過ごしになられまして、城北高等学校在学中に日本画を志されまして、そして、現在は愛知県を拠点とされ日本画家として活躍されております。中央画壇の登竜門とも言われます日本美術院再興院展や春の院展に、現在までに15年連続で入選を果たされるなど、その実力は内外にたいへん高く評価されているところであります。
 また徳島県内唯一の芸術科であり、文化芸術リーディングハイスクールであります名西高等学校に講師としての実技指導を行っていただくなど、徳島県内の後進の指導にもご協力いただいているところであります。
 今後さらなるご活躍を期待させていただきまして、阿波文化創造賞を贈呈させていただくことといたしました。
 なお、受賞者への贈呈式につきましては、徳島県文化賞は11月20日月曜日に、阿波文化創造賞につきましては、12月26日火曜日にそれぞれ予定させていただいております。
 また、徳島県文化賞の受賞を記念いたしまして、11月20日月曜日午後から11月23日木曜日までの間、あわぎんホールの2階特別展示室におきまして、小栗加代子様のご功績を紹介する展示を行う予定となっておりますので、ぜひお越しいただければと思います。

 
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