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平成25年6月3日 定例記者会見 項目別

「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』inHONDA」の開催及び出展企業の募集について(説明)

(幹事社:司会)
 知事からお願いします。

(知事)
おはようございます。
今日は、私の方から2点発表をさせていただきたいと思います。
まず、第1点目は、「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』inHONDAの開催及び出展企業の皆さんの募集について」であります。
現在、「アベノミクス」ということで「3本の矢」、非常に好調になっておるところではありますが、やはり一番私が期待するのは、三番目の矢の「成長戦略」。我々としても、やはり「ものづくり」これに対してしっかりと世界に対してその技術を売り込んでいくと。こうしたきっかけを作っていければなと、このように考えるところであります。
 そこで、平成26年度と言いますと、やはり徳島(県)にとって大きく様変わりをする、特に交通基盤ですよね、四国横断自動車道、こちらが鳴門ジャンクションから徳島ジャンクションが繋がるということで、全県下にそうしたいわゆる「本四効果」といったものがようやく及んできつつある。また、あの高すぎる本州四国連絡高速道路の料金が全国一律化、いよいよ法律が出ていくと。
 こうなったであれば、やはり流通コストがかなり安くなる、あるいはスムーズになるということで、多くの企業の皆様方に徳島(県)に注目をしてもらいたい、四国に関心を持ってもらいたいということで、こうしたところを逃すことなく、ということで、特に本県のものづくり、「機械金属」とか「電子」または「電気」こうしたものづくり産業を売り込んでいきたいということで、平成19年度から「(徳島県)ものづくり新技術展示商談会」、最初はトヨタ(自動車)の皆さんとやらせていただきましたが、その次には、お隣の兵庫県、神戸製鋼(所)と。昨年度はダイハツ工業ということで、日本を代表する大手の企業の皆さんとの間で、本県の企業の皆さんの優秀な技術あるいはアイデアというものを売り込みをさせていただきました。
 こういったことで、県内の企業の皆さんにとってみても、なかなか日ごろおつきあいができないという大企業の皆さん方に直接、自分たちの強みといったもの、長所といったものを売り込むことができる、取引拡大ができるチャンスの場となるわけであります。
 そこで今回は、第1回目から数えると丁度、7回目となります。そこで、今回のお相手となるわけでありまして、オートバイあるいは小型汎用エンジンでは世界シェア第1位、また、国内自動車メーカーでは第2位の売り上げ実績、さらには、2015年には「夢をもう一度」ということで、再び世界最高峰の自動車レース「F1」、フォーミュラ・ワンですね、こちらへの参戦を決定をされるなど、我が国でも今最も元気のある企業のひとつと言われております、本田技研工業株式会社との間で今年の9月11日水曜日となりますが、栃木県の同社の関連工場におきまして、「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』inHONDA」を開催する運びとなりました。
 出展企業の皆様方には、ホンダ車の性能や、あるいは品質、これを「とくしまの『ものづくり技術』で向上させていくんだ」こうした是非意気込みを持って、積極的に売り込んでいただきまして、中身の濃い展示商談会にできればとこのように考えております。
 そこで、6月3日から6月28日までの間、自動車部品あるいは部材、さらには工場用設備などに関する製品技術をお持ちの県内の企業や研究機関の皆様方を対象に募集を行っていきたいと考えております。全国はもとより世界に向けて新技術あるいは新商品を提案できる絶好の機会、このように考えておりますので、是非、積極的に御参加をいただければと思います。
 県としても、この大きなビジネスチャンスともなる可能性のある今回の展示商談会を通じまして、徳島県の「ものづくり」、これの活性化をはじめ、本県経済、雇用の飛躍に繋げていきたいと考えております。

 
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