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平成25年8月12日 定例記者会見 項目別

新しい「とくしまブランド豚」の愛称の決定について(説明)

それでは、以下、私の方から2点発表をさせていただきます。
 まず、一番目が、「新しい『とくしまブランド豚』の愛称の決定について」であります。本県では、豚の先祖であるイノシシの優れた肉質に着眼をいたしまして、長年にわたり、最新の遺伝子解析技術を駆使した形での新しいブランド豚の開発を進めてきたところであります。
 なんと言ってもイノシシの肉質の特色というのは、「赤身」と「ジューシーさ」と言われておりまして、この肉質を左右する遺伝子解析、どれかということになるわけですが、6番目と15番目の染色体にその存在があるということをつきとめたところでありまして、10数年に及ぶ育種、今度はこれを具現化していかなければなりませんので、その結果、全く新しい系統の豚、こちらを平成22年度に開発することができました。
 その後、親豚の増殖、更には指定農家の生産体制、こうしたものの構築を行って参りました結果、本年の10月初旬から県内の指定販売店におきまして、数量限定販売、これを開始をすることとなりました。
 そこで、販売に先立ちまして、徳島らしく、しかも親しみやすい愛称を6月12日から7月12日までの約1ヶ月間、全国公募をいたしましたところ、北は北海道から南は九州長崎県まで全国27都道府県、さらには遠く外国はシンガポールからも御応募をいただきました。総数は2032作品に上るところでありまして、御協力をいただいた皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。
 どれもこれも作品素晴らしくてですね、なかなか選考に苦労したところでありますが、今回、そうは言ってもこの中から選ぼうと言うことで、決定をしたのがこちら(パネル「阿波とん豚」を提示して)、吹き出さないでくださいね、「阿波とん豚(あわとんとん)」と言うことでね。トントン拍子に売れてもらいたいというのもありますしね。何となく親しみやすい愛称と言うことで、この「阿波とん豚」に決定をさせていただきました。
 その結果、最優秀賞に選ばれたのは、お二人となります。阿波市の近藤幹夫さん、また、佐那河内村の安冨圭司さん、二名の応募作品である、この「阿波とん豚」に決定をさせていただきました。この「阿波とん豚」の命名、言うまでもなく、「とん豚」響きがいいですよね。トントン拍子にまた元気になると言う形での思いが込められております。
 また、優秀賞には、記者の皆さん方にはお手元に配付資料を配らせていただいておりますが、「阿波紅豚(あわべにぶた)」赤身ということでね、また、「踊らにゃ豚とん♪(おどらにゃとんとん)」って言うのがありましてね、この2作品に決定をさせていただきました。新たなこの愛称につきましては、11月3日文化の日となりますが、この日に開催をされます農業大学校の100周年の記念式典をはじめ、「新鮮なっ!とくしま号」でのPRなど、あらゆる場面で活用をさせていただきまして、しっかりと県内外に周知をしていきたいと考えております。
 今後は、この愛称にふさわしいロゴマークにつきましても、広く公募を行いまして、この「阿波とん豚」と言う愛称とそしてロゴマークを合わせまして「阿波とん豚」を全国の消費者の皆様方に、できれば海外にも出していければなとこのように考えているところであります。

 
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