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(幹事社:司会)
では、まず、知事のほうから発表をお願いします。
(知事)
お待たせをいたしました。
今日は、私の方から3点発表をさせていただきたいと思います。
まず、第1点目は、「『おどる宝島!とくしま』魅力発信事業について」であります。本四高速の全国共通料金制度の導入が平成26年度実現の見込みとなっているところでありまして、全国から観光誘客を促進をする。そのためには、本県の魅力をいち早くアピールをする必要がある、このように考えております。
そこで今回、二つの地、一つは「中国地方」、そして、もう一つは「首都圏」において、「おどる宝島!とくしま」この魅力発信事業の実施をしたいと、このように考えております。
まずは、来る9月15日日曜日、鳥取県境港市で開催をいたします、徳島県・岩手県・鳥取県3県連携事業「怪フォーラム」この「怪」というのは、「妖怪」の「怪」という字ね、「怪フォーラムinとっとり」についてであります。
徳島県の三好市、そして、岩手県の遠野市、さらには、鳥取県の境港市は、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの「水木しげる」さんが会長を務めておられます「世界妖怪協会」によりまして、世界で3ヶ所だけの「怪遺産」これも「妖怪」の「怪」という字ですね、「怪遺産」に認定をされているところであります。
そこで「怪遺産」を有する3県の連携事業といたしまして、共通の妖怪文化を通じ、交流を深めながら、地域活性化につなげていくための取組み、あるいはフォーラムを実施しているところでありまして、その第1回目については、昨年度、岩手県の遠野市で、東日本大震災で被災をされた東北地方の復興を支援いたしますとともに、本県からは「阿波おどり」を派遣をするなど、来場された皆様方に徳島県の「物産」、「農林水産物」、あるいは「伝統芸能・文化」この魅力をアピールさせていただいたところであります。
第2回目となる今回は、先日、「サントリー地域文化賞」を受賞されました三好市の「山城・大歩危妖怪村」から妖怪5体のほか、私も会場に参りまして、「新鮮 なっ!とくしま」号ですね、「食の宝庫」徳島をしっかりとPRをしてきたいと、このように考えております。
また、徳島県阿波踊り協会の選抜連の皆様方による「阿波おどり」をはじめとした、徳島の誇る「文化」、また「観光」の魅力を大いに発信をして参りたいと考えております。
それから、次は「首都圏」の関係ですね。「第12回ミッド マーケット~おどる宝島!とくしまを感じる4日間~」についてであります。
本県におきましては、10月9日を「阿波とくしま観光の日」、そして、この9日を含む月曜から日曜までの一週間、今年は10月7日月曜から13日日曜までとなりますが、こちらを「阿波とくしま観光週間」と定めまして、県を挙げて観光の振興に取り組んでいるところであります。
これに合わせ、10月11日の金曜日から14日月曜日までの4日間、年間約3千万人が訪れると言われております、東京・六本木の複合施設「東京ミッドタウン」におきまして、「食」を中心に様々な魅力を一体的に発信をするイベント「第12回ミッド マーケット~おどる宝島!とくしまを感じる4日間~」を開催をする運びとなりました。
ミッド マーケットは近年、東京ミッドタウンと都道府県との共催で、その地域ならではのこだわりの様々な特産品や農産物を首都圏の方々に直に触れていただくイベントとして開催をされているものでありまして、本県は「全国で3番目」、もちろん「中四国では初めて」の開催となります。開催の期間中につきましては、県外からも高い人気を集めております「とくしまマルシェ」をはじめ、徳島ならではの「農産物」「特産品」「加工品」を出展をするほか、「藍染め体験」などのワークショップ、そして「阿波おどり」も予定をいたしておりまして、徳島の魅力をまるごと発信をして参りたいと考えております。
今回のイベントを通じまして、高速道路共通料金化によりまして「近くなる徳島」、料金的にね、をイメージづけますとともに、徳島の「食」や「文化」「観光」などを「おどる宝島!とくしま」このキャッチフレーズとともに全国に大いに発信をし、観光誘客の促進を図って参りたいと考えております。