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平成25年8月26日 定例記者会見 フルテキスト版

「おどる宝島!とくしま」魅力発信事業について(説明)

(幹事社:司会)
 では、まず、知事のほうから発表をお願いします。

(知事)
お待たせをいたしました。
 今日は、私の方から3点発表をさせていただきたいと思います。
 まず、第1点目は、「『おどる宝島!とくしま』魅力発信事業について」であります。本四高速の全国共通料金制度の導入が平成26年度実現の見込みとなっているところでありまして、全国から観光誘客を促進をする。そのためには、本県の魅力をいち早くアピールをする必要がある、このように考えております。
 そこで今回、二つの地、一つは「中国地方」、そして、もう一つは「首都圏」において、「おどる宝島!とくしま」この魅力発信事業の実施をしたいと、このように考えております。
 まずは、来る9月15日日曜日、鳥取県境港市で開催をいたします、徳島県・岩手県・鳥取県3県連携事業「怪フォーラム」この「怪」というのは、「妖怪」の「怪」という字ね、「怪フォーラムinとっとり」についてであります。
 徳島県の三好市、そして、岩手県の遠野市、さらには、鳥取県の境港市は、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの「水木しげる」さんが会長を務めておられます「世界妖怪協会」によりまして、世界で3ヶ所だけの「怪遺産」これも「妖怪」の「怪」という字ですね、「怪遺産」に認定をされているところであります。
 そこで「怪遺産」を有する3県の連携事業といたしまして、共通の妖怪文化を通じ、交流を深めながら、地域活性化につなげていくための取組み、あるいはフォーラムを実施しているところでありまして、その第1回目については、昨年度、岩手県の遠野市で、東日本大震災で被災をされた東北地方の復興を支援いたしますとともに、本県からは「阿波おどり」を派遣をするなど、来場された皆様方に徳島県の「物産」、「農林水産物」、あるいは「伝統芸能・文化」この魅力をアピールさせていただいたところであります。
 第2回目となる今回は、先日、「サントリー地域文化賞」を受賞されました三好市の「山城・大歩危妖怪村」から妖怪5体のほか、私も会場に参りまして、「新鮮 なっ!とくしま」号ですね、「食の宝庫」徳島をしっかりとPRをしてきたいと、このように考えております。
 また、徳島県阿波踊り協会の選抜連の皆様方による「阿波おどり」をはじめとした、徳島の誇る「文化」、また「観光」の魅力を大いに発信をして参りたいと考えております。
 それから、次は「首都圏」の関係ですね。「第12回ミッド マーケット~おどる宝島!とくしまを感じる4日間~」についてであります。
 本県におきましては、10月9日を「阿波とくしま観光の日」、そして、この9日を含む月曜から日曜までの一週間、今年は10月7日月曜から13日日曜までとなりますが、こちらを「阿波とくしま観光週間」と定めまして、県を挙げて観光の振興に取り組んでいるところであります。
 これに合わせ、10月11日の金曜日から14日月曜日までの4日間、年間約3千万人が訪れると言われております、東京・六本木の複合施設「東京ミッドタウン」におきまして、「食」を中心に様々な魅力を一体的に発信をするイベント「第12回ミッド マーケット~おどる宝島!とくしまを感じる4日間~」を開催をする運びとなりました。
 ミッド マーケットは近年、東京ミッドタウンと都道府県との共催で、その地域ならではのこだわりの様々な特産品や農産物を首都圏の方々に直に触れていただくイベントとして開催をされているものでありまして、本県は「全国で3番目」、もちろん「中四国では初めて」の開催となります。開催の期間中につきましては、県外からも高い人気を集めております「とくしまマルシェ」をはじめ、徳島ならではの「農産物」「特産品」「加工品」を出展をするほか、「藍染め体験」などのワークショップ、そして「阿波おどり」も予定をいたしておりまして、徳島の魅力をまるごと発信をして参りたいと考えております。
 今回のイベントを通じまして、高速道路共通料金化によりまして「近くなる徳島」、料金的にね、をイメージづけますとともに、徳島の「食」や「文化」「観光」などを「おどる宝島!とくしま」このキャッチフレーズとともに全国に大いに発信をし、観光誘客の促進を図って参りたいと考えております。

「平成25年度徳島県総合防災訓練」の実施について(説明)

 では、2点目、「平成25年度徳島県総合防災訓練の実施について」であります。こちらですね、(パネル「平成25年度徳島県総合防災訓練」を提示して)と言うことで、総合防災訓練。防災の日でありまして、また、徳島県では条例を定めた初めての「震災を考える日」である9月1日日曜日、美波町の「旧水産高校」を主会場に、そして、海陽町の「まぜのおか」の南部防災館を副会場といたしまして、「平成25年度徳島県総合防災訓練」こちらを実施をすることといたしました。
 今回の防災訓練におきましては、四国南方の南海トラフ付近におきまして「マグニチュード9」の地震が発生をし、南部圏域では、津波により沿岸部に大きな被害が発生をする、さらには、海陽町から牟岐町一帯が孤立をしたことを想定して、訓練を実施をするものであります。
 訓練には、自衛隊、警察、消防など、いわゆる防災関係機関をはじめといたしまして、災害時における協定締結団体、病院、住民の皆様方など、102機関、合わせて約2000名の御参加をいただきまして、「条例制定元年」にふさわしい総合防災訓練を実施をしたいと考えております。
 今回の訓練のねらいは、大きく二つあります。まず、1番目は、津波の被害が予想をされます南部圏域におきまして、実際の道路や港を活用しまして、被災時の具体的な状況に即した「より実践的な訓練」を実施をすることであります。
 そして、2番目については、主会場、副会場をはじめ、南部圏域5市町の多くの分会場を結びまして、県、各市町、そして、関係機関及び住民の皆様方が互いに連携をし合い、地域全体での「広域的な訓練」を行うことであります。
 このため、今回の訓練で、特に工夫をした点については4点あります。
 まず、第1点目は、実際の道路を使うと申し上げたところでありますが、南部、今では唯一の高速道路となっている「日和佐道路」。こちらを緊急交通路に指定をさせていただきまして、実際に警察による交通規制を実施し、既に道路表示板には「9月1日、日和佐道路通行止め」これも出ているかと思いますが、救援部隊などを迅速、そして円滑に進出をさせる訓練。
 第2点目は、陸路が通行不能となった場合を想定をいたしまして、海上保安部の巡視船によりまして、警察の救援部隊を小松島港から被災地であります日和佐港、こちらに輸送をして救助活動に参加をさせる訓練。
 3点目は、海陽町及び牟岐町一帯が孤立をしたことを想定をいたしまして、海陽町「まぜのおか」にあります県立南部防災館に現地災害対策本部を設置をして、孤立をした地域の災害応急対策を実施をする訓練。
 そして、4点目につきましては、海上輸送などを活用いたしました支援物資の輸送、また、保健師チーム、理学療法士チーム、そして作業療法士、医療救護班によります医療活動支援、さらには、衛星通信システムを使用した公衆電話の設置など、県と市町が連携をして実施する初めての避難所運営訓練であります。
 こうした多くの関係者の皆様方の御参画をいただきながら、工夫を凝らした様々な訓練を行い、「いざ発災」となった場合、直ちに役立つ「実践さながら」の訓練を実施することによりまして、この南海トラフを迎え撃ち、そして、死者ゼロを目指していきたいと考えております。

「徳島県立つるぎ高等学校」の校章・校歌について(説明)

 次に3点目、「『徳島県立つるぎ高等学校』の校章・校歌について」であります。現在、県におきましては、「魅力と活力のある学校づくり」を目指しまして、計画的な高等学校の再編を進めているところであります。
 「貞光工業高等学校」と「美馬商業高等学校」を再編・統合し、地域に貢献をする人材の育成を目指す「つるぎ高等学校」が、いよいよ来年の4月、現在の「貞光工業高等学校」の校地に開校をいたします。
 「つるぎ高校」は、両校が培って参りました教育を継承する、これはもとよりでありますが、やはり、新たな機能を付加していこうと言うことで、新たに「地域ビジネス科」を加えまして、工業科・商業科併設のメリットをしっかりと活用しまして、なんと言っても昨今では、「農(業)」を加えたりすると、「農・商・工」連携とか、「工」と「商」の連携を強く言われるところでありますので、地域と連携をし、そして、地域の資源、あるいは特性を活かした体験的、また、実践的な教育を展開をすることといたしております。
 このため、既に建設費約2億円の「商業科棟」を整備をしたところでありまして、今年度には、「画像処理」あるいは「動画編集」が行えるソフトウェア・ハードウェアを導入することなど、新たな教育環境の充実を図っているところであります。
 また、再編・統合に伴い、増加をする女子生徒の皆さんや女子運動部に対応するためにトイレやシャワー室・更衣室を完備をした女子部室を新築するなど、開校に向けました諸準備を着々と進めてきているところであります。
 そこで、開校に合わせ、この度、「つるぎ高校」の校章と校歌を決定をいたしましたので、発表をさせていただきたいと思います。まず、こちらが「つるぎ高校」の校章ですね。こちら。(パネル「徳島県立つるぎ高等学校『校章』を提示して)この校章につきましては、元美術科の教員で、統合前の両校で校長や教頭として勤務をされた「上野まゆみ」先生に作成をしていただいた複数の案の中からアンケートによりまして、両校生徒の意見も取り入れ決定をさせてただいたものであります。
 デザインにつきましては、校名の「つるぎ」の「つ」を「剣山」の姿に見立てた力強い線の菱形と校訓であります「協力」という意味での「コラボレーション」、そして、「創造」という意味での「クリエイティビティー」、さらには「挑戦」の「チャレンジ」ですね、つまり、3つの「C」これを3本の細い線で取りまとめた、こういうものであります。
 また、校歌につきましては、作詞を元国語科教員の「佐藤恵子」先生に、そして、作曲を本県出身、日本を代表する作曲家であります「住友紀人」氏に依頼をし、作成をしていただいたところであります。
 新高校の生徒像をそれぞれ「山あいの風」「吉野川の水」「盤石の山」に重ねて表現をするなど、「美しく」そして「豊かな曲」に仕上がったところであります。それでは、校歌をお聴きをいただければと思います。(「つるぎ高校」校歌挿入)1番だけをお聴きをいただきました。
 そして、この校章と校歌につきましては、9月2日の始業式で、「貞光工業高校」と「美馬商業高校」の生徒さんに御披露をさせていただく予定としております。
 なお、この校章・校歌をより多くの皆さん方に知っていただこうと、授業の一環といたしまして、「地域PRの動画作成」を行っております「美馬商業高校」の生徒の皆さんが、校章・校歌を素材といたしまして「つるぎ高校PRビデオ」を作成し、ビデオを活用した「新高校のPR」を行うこととしております。
 今後とも、地域社会の発展に貢献をする専門高校といたしまして、地域の皆様方に愛され、そして、生徒の皆さん方の「夢」「希望」がかなう学校となりますよう、開校に向け着実に準備を進めて参ります。

 私の方からは、以上です。よろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 では、発表事項について質問のある社はどうぞ。

「平成25年度徳島県総合防災訓練」の実施について(質疑)

(NHK)
 総合防災訓練についてですが、さっき、おっしゃったように条例制定後初めてということもありますし、南海トラフ地震を想定した、市町村別の被害想定、出てからも初めてということで、その中で特に思い入れというのがあると思いますが、そういった点と、それとですね、防災の日に向けて、県民にどういう心懸け、どういった思いを持っていってほしいかという、そういう点を伺えますか。

(知事)
 先程も今回、目玉が二つあると、このように申し上げました。やはり、実際に行う「実践さながら」っていう言葉をよく使うわけですけどね。普通だと、その会場を模擬に道路を作ったりとか、あるいは崩れたところを作ったりして、要はセットとしてやる、これが多いんですよね。
 しかし、今回の場合には、県南部の唯一の高速道路である「日和佐道路」、これを実際に交通規制をして部隊を運ぶと。いざ発災となった場合、そういうことするわけですんでね、そうした実際の訓練。また、陸路が途絶をするっていうのは、当然想定をされるわけですから、その場合は海から、これはもう東日本大震災も、しかし、その部分が足りなかったといった点がありますので、これも、海上保安部の船によりまして、それに警察の部隊を乗せるというね、まさに違う部隊同士が連携をして行っていく、これは実際、いざ発災となったら、そうしたことは、当然想定をされる。それを行わなきゃなんないわけですから、まさに「実践さながら」に現地の物を使って行っていくと。
 それから、もう一点は、やはりその会場だけっていうのがよくあるパターンなんですよね。他の人達は、「やってるんだな」って言って、見物に来る、見学に来ると。いや、そうじゃなくて、主会場、副会場定めるだけではなくて、県南の5つの市町全体を挙げて、しかも連携をして、広域で行っていく。実際に南海トラフの巨大地震っていうのは、徳島県の中でも当然広域、全国的にも広域的な災害となることが想定をされますので、こうした範囲をより広げていく、これは、重要なことなんですね。
 ともに共通するのは、「実践さながら」に行っていく、つまり進化する防災訓練を行っていく。これは、東日本大震災発災以降から、徳島(県)として掲げ、全国、あるいは国に対しても常に伝えている点でありますのでね、更に進化を遂げる、その大きな転換点、そうなる防災訓練にしたいと考えています。
 また、県民の皆さん方にはね、「9月1日、防災の日」。これは全国的にやるんだな、テレビでも、いろんなところで防災訓練しているんだな。そうしたことをよく、こう映像で御覧になるということは、おありだと思うんですけどね。やはり、「自助」、「共助」、「公助」、特に今回、「震災に強い社会づくり条例」の中で、この3つの要素、しかも、これを誰が担っていただくのか、そうした「責務」といった点も明示をさせていただいていますんでね。こうした点、是非、御理解をいただく、その日にしていただくとともに、一番重要なのが、「自助」が7割、そして「共助」が2割、「公助」が1割と、このように言われるわけですので、大切な「自助」について、まず、御家庭での災害への備えを、この日に是非、点検をしていただきたい。そして、できれば御家庭の中でも、いざという時どのルートに逃げよう。でもここは、ひょっとしたら塞がれちゃんじゃないんだろうかとか、じゃあ、そういった場合にはどこに何を置こうかとかね、こうした点も点検・確認をしていただく、そうした「自助」を実際に行う日、これも転換点にしていただければな、このように思っています。

(徳島新聞社)
総合防災訓練で、この資料を見ただけで、もしかしたら入っているのかも知れないんですけど、「日和佐道路」を利用されるということで、今、知事のおっしゃったように「自助」が7割と、非常に「自助」が大事で、いざという時どう避難するかっていうのを確認する意味でも大事かと思うんですけど、確か、あれ、「日和佐道路」って国交省の方で、作業道路とか使って確か避難場所というふうに活用できるという話があったと思うんですけど、その訓練は今回、行われないんでしょうか。

(知事)
「日和佐道路」の場合には、今、御質問がありましたように、実は震災をもう想定をして、国土交通省との間では、いろんなところ、実際のインターチェンジ以外の所から出入りができるとか、いざという場合には、住民の避難場所に使うとか、こうした形っていうのは、とってはいるんですね。
 しかし、今回の場合には、まず重要なのが部隊をどういうふうに動かしていくのか、そういった点で、交通規制を実際に行って、車両を通してみようと。
 もちろん、全部そのオムニバスに入れてしまってやるというのは、これ、いろいろあるんですけどね。まずはそれぞれ、つまり、実際に交通規制を「日和佐道路」をかけて、そうした部隊をどう運んでいくのか。そうした場合に、普通の車通れませんのでね、どういう混乱が起こるのか、こうした点は、しっかりと検証する必要があると。今回は、それを一番の、まず、メインにしているということになります。

(徳島新聞社)
 「自助」が大事とおっしゃるんでしたら、そこらも避難っていうんですかね、日頃から備えると、特にこの辺りは海に面してますので、非常に避難場所に事務方も苦労されているっていうので、この機会にせっかくなんで、この「日和佐道路」を使った避難訓練もした方がいいんじゃないんかなと、ちょっと感想を持ちましたので、質問させていただきました。

(南海地震防災課企画幹)
 「日和佐道路」についてはですね、現在3ヶ所避難場所がありまして、新しく2ヶ所建設中で、9月1日までに5ヶ所、これ避難場所が出来るんですけども、その内の1ヶ所を使いまして、美波町さんの方で、地元の住民の方の避難訓練を計画しています。

(徳島新聞社)
 1ヶ所は分かるんですけど、全体でやるべきでないかなと。で、まあその辺りが、これちょっと見えてこなかったので、主旨は分かるんですが、「自助」の部分で避難っていうのを、もっときっちりするべきじゃないのかなと思いましたので、質問させていただきました。

(知事)
 だから、今の御質問のとおりだよね。我々としても、この31300人の死者数をいかに「0(ゼロ)」にするかっていう、こう、手順というのを、もう公表しているところで、身近、500メートル以内に避難場所を作ると、これが、いよいよ最後の93パーセントまで、これを削減するところ、一番の重要な所なんですよね。でも、これが、一番最後の部分になってくるということで、徐々にそれは増やしていくわけなんですが、今御質問があるように、全体を使えるかっていうとね、危険な場所もあるかもしれないので、まずは安全に避難場所としてできるところを、どんどん増やしていこうと。
 こういったものが、きっちり出来上がった暁には、当然そこに逃げてもらう、どこにそれがあるんだということを知っていただく。もちろん「日和佐道路」だけではなくて、とにかく500メートル以内に避難場所作るっていうのが最終目標になっていますのでね。そういったものの中には当然「日和佐道路」もしっかりと。で、そういうのが全部うまく噛み合う、だったらなるべく早くなんですけどね。当然のことながら、これは、「自助」としてもしっかりとやっていくと、知っていただくと、いう形はとっていきたい。ただ、ここは「自助」だけではなくて「共助」も被ってくるんですね。つまり、地域の自主防災組織の皆さん方が、いろんな日頃訓練を地域でもやっていただいてますんでね。「自助」、「共助」が、9割を占めるものと思っていますので、これは大変重要なことと、しっかりとここは取組んでいこうと思っています。

(幹事社)
 その他発表事項で質問はありますか。
 では、発表事項以外で質問のある社、お願いします。

本四高速全国共通料金制度導入の今後の見込みについて(質疑)

(徳島新聞社)
 本四高速の共通料金なんですが、先週、国交省の方に政策提言行かれて、今後の見通しについてですね、大臣なり、あと事務方の方から何か言及みたいなのがあれば、お伺いしたいのですが。

(知事)
 今のところは、我々が常に言っている、まず「共通料金」と。そうしたものについては、しっかりとやっていこうと、これが一つあります。ただ、もう一つ要素がありますね。
 つまり今、利便増進ということで、税金を投入、国税を投入をして、料金を下げていた分が、いよいよ今年度で終わると。そしてこれから、税金を投入をして、そうしたものを行うことに対しては、やはり、これは利用者、その利用した料金でもって行うべきじゃないだろうかと。そういった形で、償還を有料道路として料金を徴収する期間を延ばしたらいいんじゃないだろうかと。これは勿論、料金を下げようとかいうことだけではなくて、笹子トンネルの崩落事故で分かるように、トンネル、あるいは橋梁といったものの老朽化がかなり進んでいる、高速道路もということで。そうしたものの更新のために、かなりのお金がかかる、っていうことになれば、一応、この高速道路っていうのは、料金徴収を終われば、無料化をすると、こういうふうにこうなっていたものを、その期間を延長していこうと。こうした今、方向性が有識者会議の中でも出されていますね。
 ということで、我々の最大の関心事っていうのは「全国共通料金制」、これはそうなるであろうと。ただ問題は、ここにどう今、土日祝日半額とかなっている、こうしたものを制度として、ここも全国共通にしてもらうことを、やっていかないといけない。そうしないと、共通料金ベースは下がったんだけど結果として土日は値段が上がってしまった、なんていうことが起こりかねないんですね。
 ということで、我々としては常に、これで安心することなくいろんなチャンネルでもって、国に対して、また、いろんな皆さん方に、まだまだこれで安心ということじゃないんですよといった点を、どういう問題点があるかっていうことも明らかにして、行動をともにしていただいていると。で、後段の部分については、はっきり言って、まだ結論は国も出していないですね。
 しかし、今回はこの共通料金と、それからそういう割引制度をどうあるべきかといったものを、一本でまとめて出していきたいと、こうしたお話しは、ちらほら出てきていると。ただ、どんな形になるかは、まだ分からないということが今の現状ということです。

(徳島新聞社)
 具体的な言葉としては、まだ出てきていないということですね。

(知事)
そうですね。まだ、有識者会議、その方向性だけ、で後それを受けて、一本でやっていこうということですね。ですから、なかなかこう、税金を投入をして、道路のそういうね、料金を下げるということは、取りづらくなってくるんじゃないのかな。やっぱり利用者負担主体で、しかし、いろんな工夫をしなければいけないと。

(幹事社)
 他にいかがでしょうか。

渇水について(質疑)

(時事通信社)
 渇水がずっと続いていたんですけども、久しぶりに雨が降ったということで、その感想というか、今後の対応についてお願いします。

(知事)
 今回、これで2日間、今日が3日目となるわけですが、いわゆる四国地方ずっと雨模様ということで、時には強く降ると。これで一時的に解除というのもあるんですが、しかし、まだまだ、例えば早明浦ダム貯水量、あるいは長安口ダムをはじめとする、総合貯水量ですね。こうしたところが十分に回復をしているのかというと、なかなかですよね。意外とダム上流に降っていない。でも、都市部は結構降っているんですけどね。これが、現状ということになります。
 ですから、一時的に取水制限を解除はしているわけですが、もうすぐにまた、(取水)制限に戻らざるを得ないと。例えば、早明浦ダムは昔から「枯れることがない」このように言われると同時に、「台風一つではなかなか満水にはならない」このようにも言われてきたんですね。しかし、今ではこの両方とも、もう過去のものとなっていましてね、空になったのは3回ありますし、台風1回で満水になったこともある。いろいろなこう意味合いがあるわけなんですけどね。そうした意味では、今回の雨だけでは、なかなか厳しいな、これがまず吉野川上流域の話、水瓶の話。
 今度は、那賀川の総合貯水量、これは那賀町のね。いわゆる高知県境近くに、かなり降ってくれるといいわけなんですが、ここもなかなか、意外と降ってない。しかし、その流域を集めてきますんでね、坂州木頭川をはじめとする、いわゆる支川からドンドンこう流入をしてくると、いうことがありますから、どのくらいまで回復してくれるのかなと、そこは少しでも期待をしたいなと、いうことですが、なかなかね解決にはまだ。しかし、贅沢ばっかりも言っていられませんのでね、こうした点については、しっかりと見極めていきたいと、こう考えています。

県職員の不祥事について(質疑)

(四国放送)
 先週、定例会見、無かったんですけども、その前の週にですね県の職員が酒気帯び(運転)で自損事故というのがあって、まあ、懲戒免職という処分だったと思うんですけども、今年入ってから懲戒免職、2人目だったかと思います。県職員の不祥事相次ぐと言われながら、なかなか止まらないわけですけども、今回の不祥事を受けて、知事のお考えと、今後どのように臨まれるのか、お願いします。

(知事)
 今も御質問がありましたようにね、酒気帯び(運転)でもって自損事故を起こしたということ。その前にはね、バイトをしていたと、これ、職務専念義務違反ということで兼職は禁止ですしね。本来、公務員には、あってはならないことでありまして、そうした意味では、本当に県民の皆さんに申し訳ないなと、そうした思いでいっぱいです。
 現に8月の19日に県政の評価、これを第三者機関「県政運営評価戦略会議」において行っていただいてるわけなんですが、ここでも、今御質問があったように、こうした不祥事を受けまして「コンプライアンス」この項目があるんですね。で、実はこれが3項目あるわけですが、「A」、「B」、「C」、「D」の4段階評価の中の「D」、つまり、抜本的な見直しが必要であると、まあ、こういうことにされたということでしてね。実際に各委員の皆さん方からも、大変厳しい御指摘をいただきました。
 つまり、例えばコンプライアンスの問題っていうのは、いくらこんな努力をした、あんな努力をしたと言ったところで、出てしまったらそれで終わりなんですよと。それから、もう一つは自分達は一生懸命やっていると、一部の人じゃないかと、こう思う職員が多いかも知れないけど、誰か1人がやってしまえば、それは県職員全体の関わりに、県民の皆さんから見るとなるんですよと。そうした自覚をもっとすべきじゃないか。
 あるいは、今回の2つの事例を見ても、あるいは過去例を見ても、あまりにも、その質が悪すぎると、こうした御指摘も受けましてね。その資質が落ちてるんではないのか、これは全て委員さん方の生の言葉で、我々としては大変重く受け止めなければいけないと、こう考えています。
 ですから、これから当然のことながら「再発防止だ、再発防止だ」と、これはとにかく、いくらでも言い続けると。そして、そういうことはあり得るんだと。これは、もう、やはり前にも民間の委員さんから言われたことがね。県の公務員の無謬制というのがあって、公務員は誤りを犯さないと。確かに、最初に宣誓をして入る、これは事実なんですけどね。しかし、そうじゃないと。そうした誤りは、起こり得るんだと。
 じゃあ、起こり得る時にどうやってそれを防止していくのか、未然防止ですよね。これをしっかりと考えないといけない。それは、個人の自覚を求める、これは当然のことなんですけどね。組織として、どう対応していくのか、民間はもう常にそれを考えていますよと、これも厳しく言われたところでして。我々としても、各部局長のトップマネジメント、これはもう施策の場合にも、同様に言っていることですからね。あるいは、やはり職場の中で、お互いに風通し良くね、「どう」、何か不審な行動があれば「どうしたの」ってそういう声かけ運動じゃありませんけどね。その意味で、やはり直近の上司、あるいはその同じ部署の人達、こういう皆さん方にもしっかりと自覚を促していくと。こうした十重二十重の体制、これが求められるんじゃないかと。単なる再発防止、これを言ってて良い話は全然ないと、そのように考えていますんで、これまで以上に、こうした点をしっかりと、そして1人が起こせば全体がそう見られる公務員像と、いったものをもっと各職員が自覚をしないといけない。
 これ、繰り返しとなるんですが、どうしてもね、私も厳しくこう言いますとね、「いや、それは一部の職員でしょ」って、「大半の職員はちゃんとやっているんだから迷惑だ」みたいなね。これは、とんでもないことで、それが公務員のやはり責任が重いといった点。税金がその原資になっているということを、もっと考えないといけないと。こうした点、委員さん達からも最近指摘されるんですよね。これを各職員が、皆が自覚をしなければいけない。そうした意味で、これからも繰り返し、こうした点については、十重二十重に言っていくと同時に、体制をしっかりと組んでいくと、このように考えています。

(幹事社)
 他、よろしいでしょうか。
 じゃあ、以上で終わります、ありがとうございました。

(知事)
はい。よろしくお願いします。

 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議