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(NHK)
また、違う話なんですけど、今週、31日に藍の庁内プロジェクトが発足するということで期待しているんですけども、知事としては、この話にはどういうふうに期待込めてらっしゃいますか。
(知事)
やはり、この2度の国民文化祭を通じてね、やはり阿波文化と言えば日本中でも藍染めやっているところって、たくさんあるんです、北は北海道からね。しかし、やはり「ジャパンブルー」っていう名前が使えるっていうのは、「阿波藍」だけ。つまり、世界の人達から見ると「ジャパンブルー」は「阿波藍」だと、こうなっているのに、意外と藍を身近に見ることがない。なんとなく、高い工芸品だとかね、着物とか、あるいはいろいろな工芸品ありますよね、伝統工芸品とか、こうしたイメージがあった。場合によっては芸術作品だった。
そうではなくて、身近にある物。そしてもっと言うと、「藍と言えば徳島」、「徳島と言えば藍」だよねって、決して藍染めというだけの話じゃないですよね、藍全体の話。となってくると、例えば藍のいろいろな効果、効能といったもの。私がよく夏のエコスタイルの時に正藍の服を着て、こう記者会見をしていくっていうのもPRの一つなんですけど、しかし、防臭、防虫、そして体にも良いっていうね、いろいろな効果、効能があるわけですから、服として着るだけではもったいないし。あるいは、これを「ちょっと値段が高いな」って言うんであれば、身近にということで、「藍T(アイ・ティー)コンテスト」なんていってね、「ええっ、情報通信?」違う、違う、違う、違う。「藍のTシャツ」ね。藍染めのTシャツのコンテストをやって、身近にこれを着ていただこうと。おしゃれだっていうね、若い人達から高齢者の皆様方までと。こうした新しいこのファッションも作っていこうということで、2度の国文祭(国民文化祭)でやっていったとなってくると、これを更に広げて食品、もう既にお菓子などで使われているのもあるんですけどね。
そうした効能をどんどん広げていこうということで、そうした藍を活用しているそれぞれの部門の皆さん方に集まっていただく。そして、それを進めていくと、共同でね。これをいよいよスタートをさせようということで、つい先般、「徳島チャレンジメッセ」この中でもね、徳島経済飛躍サミットの中で、民間企業などでこうした分野にそれぞれ異業種で取り組んでいただいている皆さん方ね。「徳島藍ジャパンブルー推進協議会」っていう名前なんですけど、この皆さん方にも、冒頭で発表していただいて、そしてこれからいよいよキック・オフしていくんだよという形も言わしていただいているところなんで、我々としてはこの藍染めっていうだけではなくて、藍全体をいろいろな商品価値を高めていく。そして、県民の皆様方、全国の皆様方にその良さを知っていただく、こうした対策っていったものを、施策といったものを飛躍的に展開をしていきたい、こう考えています。