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平成25年10月28日 定例記者会見 項目別

平成25年度「徳島冬のエコスタイル」の実施について(説明)

 次に、二番目、「平成25年度『徳島冬のエコスタイル』の実施について」であります。スーパークールビズで、今も私、クールビズな格好をしております。もう次は、「冬のエコスタイル」となるところであります。
 今年の夏は、記録的な猛暑でありまして、県民の皆さんに特に無理のない範囲での節電に取り組んでいただきました結果、電力需給がひっ迫をすることなく、無事に乗り切ることができたところであります。改めて県民の皆様方に感謝を申し上げますとともに、「耐える節電」あるいは「耐える省エネ」というものから、新しいライフスタイルの転換へと県民の皆様方にも御理解が広がってきたんではないか、そうした先見性に感謝を申し上げたいと思います。
 さて、これから11月、12月、本格的な冬の到来が近づく中、今月1日に四国電力が発表をした「この冬」ですね「今冬の需給見通し」によりますと、仮に厳冬となった場合でも、「供給予備率6.5パーセント程度」これが確保できるということで、数値目標を掲げた節電要請の可能性は低い、このように発表がなされました。
 こうした状況ではありますが、本県、今も申し上げましたように「耐える節電・省エネ」それから更に一歩先じて「持続可能な省エネ社会の実現・ライフスタイルの確立」に向けまして、これまでの「省エネ・省電力」そうした取組みを一歩進めさせていただき、今年度も11月から来年の3月末までの期間におきまして、冬の節電・省エネ対策を盛り込みました「徳島冬のエコスタイル」こちらの取組みを展開いたしたいと考えております。
 じゃあ、どういうスキームになってくるのかというのがこちらとなります。(パネル「徳島冬のエコスタイルの推進スキーム」を提示して)「ステップ1 攻めの省エネ!」の部分と「ステップ2 スマートなライフスタイルへの転換に挑戦!」大きく二つステップを掲げております。ということで、改めて今年の「徳島冬のエコスタイル」その内容、コンセプトにつきましては、「ライフスタイルの転換 第2章」とさせていただきまして、県民の皆様方にこの機会に、エネルギーのあり方について、もう一度お考えをいただこうと、そして、「耐える」と言うことよりは「スマートなライフスタイルへの転換」に挑戦してもらおうということであります。
 最近では、県民の皆様方のライフスタイルの中にも十分、この「省エネ」あるいは「節電」といったものが浸透をしているところではありますが、なんと言っても徳島の場合には、「自然エネルギーの宝庫」太陽光であったり、風力であったり、小水力、バイオマス、こうしたものの正にモデル地域となってきつつあるところでありまして、こうした「本県の強み」これを更に活かしまして、エネルギーを「消費する主体」から「創ること」と「上手に使う」これをアプローチとしてライフスタイルの転換に積極果敢にチャレンジをしていこうということであります。
 そこで、これまでも「冬のエコスタイル」として、県民の皆さんあるいは事業所の皆様方に御協力をいただきながら「室温20℃の設定」あるいは「こまめな電源オフの徹底」、「エコドライブ」などに取り組んできたところでありますが、今年度は、皆さんでエネルギーについて考えてもらおうということで、みんなでエネルギーについて考える観点を盛り込むなど新しい取組み、一歩進めた取組みを展開をしたいとこのように考えております。
 まず、県民の皆様方とこれから、将来に向けてということですね、エネルギーについて考える「新しいとくしまの未来フォーラム」を開催をいたしますとともに地球に優しい暮らし方、節電とか省エネということですね、「地球に優しい暮らし方川柳」これを募集をいたしまして、新しい発想・アイデアをいただきたいと思います。
 また、県民生活に新たな環境の視点・観点を入れていただく「節電・省エネによるライフスタイルの転換」のためにセミナー、あるいは「エコライフノート」の配布・普及、また、低炭素社会づくりに向けた様々な取組みを順次展開をして参りたいと考えております。
 さらに、近々示される予定の「国としての節電対策」また、「四国電力の対応」を踏まえまして、必要な節電対策をしっかりと取りまとめ、改めて、省エネ・節電を呼びかけて参りたいと考えております。
 今後とも、この「徳島冬のエコスタイル」こちらの取組みを広く県民の皆さん、また、事業者の皆様方に呼びかけ「産・学・官・民」の協働によります「県民総ぐるみ」での運動として積極果敢に展開をして参りたいと考えておりますし、これによりまして、節電をはじめとする「省エネ」さらに広げて「省資源」の定着を図りまして、「持続可能な省エネ社会の実現」に向け、「新たなライフスタイル」その確立・展開にしっかりと取り組んで参りたいと考えております。

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