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平成25年10月28日 定例記者会見 項目別

平成25年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者決定について(説明)

(幹事社:司会)
 では、知事、よろしくお願いします。

(知事)
おはようございます。
 今日は、(決算認定特別)委員会の関係もありまして、少し早く設定をさせていただいております。それでは、今日、私の方から3点発表をさせていただきます。
 まず、一番目は、「平成25年度『徳島県文化賞』及び『阿波文化創造賞』の受賞者決定について」であります。「徳島県文化賞」は言うまでもなく「県版文化勲章」とこのように呼ばれておりまして、本県の芸術文化の振興・発展に関して特に功績の顕著な方々、あるいは団体を表彰させていただいておりまして、昭和50年、制度として創設をされまして、昨年度までの38年間で38名及び1団体の方々に贈呈をさせていただいているものであります。
 また、「阿波文化創造賞」こちらは、平成17年度「徳島県文化振興条例」この制定を機に、今後の御活躍、そして本県への文化振興への貢献、こうしたものが期待をされる皆さんに顕彰をさせていただいておりまして、これまでに8名の皆様方にお贈りをしているものであります。
 そこで、このたび、この二つの賞の本年度受賞者につきまして、県内有識者の皆様方で構成をいたしております「徳島県文化賞選考委員会」におきまして、選考をいただきました結果、まず「徳島県文化賞」につきましては、永年、地域に根ざした演奏活動を続けてこられ、本県の音楽文化の発展、普及、そして後進の育成に御貢献をいただいております「徳島交響楽団」の皆様方に、また、「阿波文化創造賞」につきましては、「人形浄瑠璃」の分野で、県内外に「あわ文化」を発信して活躍をいただいております「丹生谷清流座」の皆様方にそれぞれ決定をさせていただきました。
 まず、「徳島県文化賞」に輝かれました「徳島交響楽団」の皆様は、徳島大学の交響楽団の卒業生を中心として昭和46年に発足をされました。地域に根ざした演奏会活動を続けられまして、例えば、「秋の定期演奏会」、「新春を彩るニューイヤー・コンサート」、また「春のチャリティーコンサート」など、こうした公演を通じまして、本県のクラシック音楽の普及に大いに御尽力をいただきますとともに、二度の国民文化祭におきましても多くの事業に参画をいただくなど、重要な役割を果たしていただいたところであります。
 また、平成20年、丁度その前の年が初めの「国民文化祭」だったわけでありますが、念願とされておられました「ジュニアオーケストラ」を設立され、若い世代の皆さん方の育成にも積極的に力を注がれるなど、40年以上の永きにわたりまして音楽文化振興に御貢献をいただき、本県の場合には、二度の国民文化祭がそうでありましたが、ベートーベン「第九」の「アジア初演・日本初演の地」言わば「クラシック音楽のメッカ」と言っても過言ではないわけでありまして、「徳島県文化賞」をお贈りするものであります。
 次に「丹生谷清流座」の皆様方に「阿波文化創造賞」ですね。那賀町の青年団の皆さんが中心となりまして、「地域の活性化」を目的とされ、平成21年に結成をされまして、特に農村舞台での公演を中心として、様々な「イベント・お祭り」、また、後進の育成ということで「小学校でのワークショップ」など、また、国民文化祭の京都、丁度これは平成23年度、二度目の徳島での国民文化祭の丁度前年となります。この「国民文化祭・京都2011」のグランドフィナーレ、京都の文化会館で2000人以上の京都を中心とする全国の皆さん方を前に、「次年度は徳島県で『全国初』の二度目の国民文化祭をやるんですよ、どうぞ徳島へ!」という形で、この時も「寿二人三番叟」で大いに京都の皆さん方を盛り上げていただいたわけでありますし、また、今年7月のアート展示「杜舞台・東京展」での「寿二人三番叟」の披露など、県外にもその活躍の場を広げておられ、精力的に活動をいただいております。 
 このように、徳島県の代表として「あわ文化」を大いに発信をしていただき、また、今後更なる御活躍、そして「あわ文化」の新たな振興への貢献、これを期待をいたしまして「阿波文化創造賞」をお贈りをすることとなりました。
 なお、2団体への贈呈式につきましては、まず、「徳島県文化賞」につきましては、「とくしま文化の日」にあたる11月10日、日曜日に、記念演奏の御披露とともに、また、「阿波文化創造賞」につきましては、「とくしま文化推進期間」中の11月14日、木曜日に執り行いたいと思います。

 
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