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平成26年1月27日 定例記者会見 項目別

平成25年度徳島県国民保護図上訓練の実施について(質疑)

(幹事社/NHK)
 発表事項について、なさそうですので、幹事社から伺います。図上訓練について、報道機関対応訓練というのが、特に私達機関が注目すべき点なんですけども、特にどういった点に重点をおいて訓練を進めたいというふうにお考えでしょうか。

(知事)
 まずは、今、冒頭でも申し上げましたように、いざテロが起こるとか、災害の場合もそうなんですけど、いろんな情報が飛び交うんです。もちろん、この中には正しい情報もありますし、場合によっては、この国民保護訓練の場合は、テロリスト達っていうのは撹乱をするために、逆に反対の情報を流すんですね。あるいは、多くの人々にとってみると、恐慌現象を起こしますので、突発的に様々な情報が流れてくると。こうしたものを、いかに取捨選択をして、そして正しく県民の皆さん方、国民の皆さん方に伝えていく必要があると、正に、この広報、要ということになります。
 そうなってまいりますと、我々行政だけで、これはやり切れるわけではなくて、もちろん、情報の収集分析、そしてそれが本当に有効なものなのかどうかっていう分析は、関係機関の皆さんと行うわけなんですが、さらにこれをタイムリーに、そして記者の皆さん方っていうのは当然、報道の目として見て、場合によっては我々が気付かない点で、「これは、ひょっとしたら正しいんじゃないですか」とか、その逆も当然ありうる。その記者の皆さん方の鋭い監視眼っていいますか、観察眼っていうか。こうしたものも、実は我々としては大いに期待をしたいと考えておりまして、そのためには、皆さん方との連携をどういう形で行うのか。
 まずは、図上訓練ということですから、ブラインド方式ではありますけど、淡々と進めるわけですが、そうしたところに、どしどし、「これはおかしい」とか、「これはもう少しこうした方が伝えやすい」とか、あるいは「分かりやすい」とか。最終的には、報道機関を通じて県民、国民の皆さんに伝わっていきますので、じゃあ、その伝え方、こうした点についてもね。
 実は様々な、これまでも、例えば危機事象の関係ですとか、あるいは食品偽装とか、こうした時にも県とか行政の報道の仕方が、「これはおかしいんじゃないか」と、特に災害の時なんかですね。やはり、これは定時報告を行うべきところですね。今は県でも、そうさせてもらっているんですけど、これも実は記者の皆さんとの正にキャッチボールの中で、そうした形が取られてきたと。最初はどちらかというと、行政の都合で見つかったら、まとまったら出すみたいな感じで、「それじゃあ、困る」と。
 やはり、現場に言って取材をするということも記者の皆さんの大きな役割でもありますんでね。タイムリーに、いついつだという定時報告という概念、これも重要なことで、これはもう、災害の時にはもうルール化されてますので。そうした点、我々としては大いに期待をしたいと。今回は、あくまでも国民保護訓練、そうした中では記者の皆さん方の、そういう観察眼として、やはり、どういう形だったらタイムリーに報道がしやすいのか。こうした点について是非、御提供いただきたいと、そういう意味での初めての試みということになります。ということで、もうどしどしと、途中で結構ですから御意見もいただきたいと思います。

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