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平成26年2月10日 臨時記者会見 項目別

東京都知事選挙の結果について(質疑)

(時事通信社)
 都知事選についてなんですけど、結果の受け止めと、それから期待すること、それから、もし一緒にこう取り組んでいきたいというようなこと、考えているものがありましたら、お願いします。

(知事)
 はい、今回、都知事選で舛添さんが200万票越えて当選をされたと。まずは、お慶びを申し上げたいと思います。そして、何と言っても、日本の都の首都の東京を抱えておられる東京都知事さんでありますので、そうした意味でもこれからの手腕の発揮を期待をしたいと思います。
 また、今回争点になったものの中で、原発の是非の問題もこれあったんですが、それ以外に東京2025年問題、団塊の世代の皆さん方が75歳、ここにさしかかってくるというね。急速に、実は東京っていうのは高齢化をする。昔は若い地域として有名だった、あの高島平の団地群。ここが、今や独居老人の家になってきてしまっていると。こうした対策っていった点で、例えばいわゆる社会福祉施設だとか、こうしたものが若いところだってことで作ってこなかった。制度としてもどんどん入れてない。だから、子供さん達のいわゆる待機児童というのがあるんですが、逆に、今東京、あるいは埼玉、神奈川、千葉、ここは介護待機老人、これが非常に増えてると。逆に言うと、徳島をはじめとする地方といったら、またその逆ですよね。どんどん、どんどん少子化、あるいは高齢化が進むということで、この介護をはじめとする社会福祉対策ですね、高齢者対策、これらが進んでいたと。しかし、施設介護といったものを中核にしたものですから、その保険料が非常に高かった。その負担に、やはり喘いでくると。しかし、そうしたものも、大体乗り越えてこれてくる。いろんな工夫をした、いろんな知恵を働かしたと。
 しかし、東京はそうした点が、これからなんですよね。どうしたら良いだろうかって、もう連日のようにNHKで、あるいは放送でやられていましたよね。だから、こうした点については、正に最適の人が都知事になられたんじゃないか、長らく内閣を越えて、それぞれの内閣を越えて、厚生労働大臣を舛添さんはやられてこられましたんで、正にその手腕を振るっていただきたいなと。何と言っても頭がシャープですからね、舛添さん、昔から。よく存じ上げていますけどね。
 それから、もう一つはやはり、都知事選の時にも申し上げたように、やはり都知事、47都道府県の知事と少し違うといった点と、そうは言っても知事会のメンバーでありますし、大いなる地方でもあるわけですので、やはり地方としっかりとタッグを組んでいっていただく、東京だけ良ければって、今まで割とそうしたところがあったんですよね。常に東京対他の46道府県というのが構図としてあったんですが、やはりここのところは、閣僚もされたわけでありますので、やっぱり、しっかりとそうした点、財政制度とか税制度とか、こうしたものに対しても明るい桝添知事さんですので、こうした点もしっかりと、地方あっての東京なんだと。我々もその意味で、東京オリンピックをはじめ、どんどん盛り上げていかなければいけない。自然エネルギーについても同じことではあるわけですけどね。そうした形で多くの課題がある中で、そうしたものの解決をしていく、その期待度は一番高い、今回の都知事さんだということになるかと思います。しっかりタッグを組んで、我々も協力できるものはどんどん、特にこの高齢者対策、これは逆に先進地は徳島をはじめとする、正に地方と言われるところになりますのでね。そうしたところについても、どんどん提案をしていければなと。
 また、更にはもう一つ言うと、医療制度改革、これも保険としての国民健康保険ですね。こうしたものの制度が、今度大きく変わる。27年度からは、更に少子化対策というか、この次世代の子供さんへの対策といったものも大きく変わるという中で、ここのところは、しっかりとタッグを組んでいくことができるんではないかと思いますので。是非、御手腕を振るっていただきたいと思っています。

(幹事社)
 他はよろしいでしょうか。ないようですので、ありがとうございました。
 
(知事)
 はい、それでは、よろしくお願いします。

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