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平成26年3月17日 定例記者会見 項目別

徳島ヴォルティスホームゲーム初戦を終えての所感について(質疑)

(徳島新聞社)
 2週間前になりますが、ヴォルティスのホームゲームの初戦が、結果は後でということでありましたが、これまで観光物産対策とか、あと渋滞対策ですね、交通対策、いろいろ講じてこられましたが、ホーム初戦を終えての知事の所感を聞かせていただけますか。

(知事)
 まず、これはマスコミの皆さんからもお話をいただいている、我々としてリサーチをした分もそうなんですが、やっぱり一番はおもてなしということで、渋滞をしてしまって、県内から来られる皆さん、あるいはセレッソ大阪のサポーターの皆さん方が、「とてもじゃないけど、ポカリスエットスタジアムに行くの、もう二度と行きたくない」って、「こりごりだ」って。「試合に遅れちゃったじゃないか」とかね。こうなっては、元も子もないというところがありましたので、まずはこの渋滞対策、これをおもてなし協議会の皆さん、また地元部会の皆さんと、本当にやっていったと。
 例えば、ポカリスエットスタジアムへ行くにあたって、もう渋滞が必ず起きるという箇所が2箇所あるんです。この交差点改良、これも終えさせていただきましたし。また、なるべく近場に駐車場を作ろうといった点。いやいや、もう少しインターの近いところに作って、シャトルバスで運行していこうと。こうした点についても、多くのボランティアの皆さんにも御協力をいただきましてね。おかげをもってスムーズにいけたんではないかと。試合開始まではね。
 それと、またこれも会場でよくお聞きをしたんですけど、実際に。私も早く行っていましたから。「いや、早く来たよ」と、「もう渋滞するって」これもマスコミの皆さんがいろいろとPRしてくれましたので。「大渋滞になるんじゃないかと思ったんで3時間前に来たよ」とかね。「いや、4時間前に来たよ」って。
 ということで、こうしたやはり前広報というのは重要だなと改めて思いました。そういう意味では、マスコミの皆さん方の広報の御協力には、心から感謝をしたいと思います。
 そして、今度は来ていただいた皆様方。早く来て「何もない」というと、これ困っちゃうわけなんですけど。これは屋台村はじめ、いろんなイベント、「新鮮なっ!とくしま号」も行きましたし、いろんな団体の皆さん方が、おもてなしをしていただきましたので、そうした意味では、特にセレッソ大阪のサポーターのみんな来てましたよね、すぐわかるんでね。彼らが言っているのを耳立てて、ダンボになるくらいこう聞いてたんだけど、「いやこれだったらセレッソ大阪の方が負けているなと。帰ったら、セレッソ大阪に言わなきゃ。」とかってね。こうした嬉しい話も、いたるところでこう聞けましたので。
 まずは、多くの皆さん方の御協力、これはおもてなし協議会に関わる皆さん方、これは「もてなす」側ね。それから逆にお越しをいただく皆さん方の協力と。皆さんの多くの協力が相まって、スムーズな滑り出しが切れたのじゃないのかなと。まず、こう思っています。それと今度は、これもまた多くの人達からお聞きをし、私も実感をしたんですけれどね、やっぱりJ1の試合って違うなって。雰囲気が全然違う。これは多くの人たちも言っていましたし、何か高揚感がある。それで皆さんが、あの1万、あれ競技場の人が12202人ですから、それ以外にいろいろ御協力してもらった人って、あの競技場の中に、13000をはるかに超える人たちがいたわけなんですけどね。その皆さんの一人一人の期待、その期待の「気」ね。これが、やっぱりぶわっと、こう、来るというか、重かったですね。
 いやもうね、フィールドに立って、あいさつなり、こうキックインするじゃないですか。いや、押しつぶされそう。いつもJ2のときは別に、「あっ、どうも。」なんてやってたんだけど、とてもじゃない。マイクが入ってなかったりね、ああういうのがあったんだけれど。いや、なかなか、これはすごかった。やっぱり、一人一人の人たちの期待の「気」ね。これが集まって、万になると、あれだけになるのかって。いや、終わってどっと疲れがきちゃった、ほんと。あの晩だけは、もうクタクタ。いい意味もあるんだけれど、ほっとしたっていうのとね。(その)ぐらい(J1の試合は)やっぱり違うなって。やっぱりお一人お一人のその気持ちっていうのは大きいな、というのを、改めてこれを実感をした感じですのでね。後は早く1点取ってもらって、ヴォルティスが逆に重圧にまだまだね、解放されていませんのでね。これは確かに、この3試合やって、昨年までの4位までのチームと2回やっているわけですよね、もうね。なかなか厳しいですよね。いきなり横綱とやらされているのでね。横綱、大関と。せっかく新入幕したのにね。なかなかこれからというふうに思っていますけどね。

(徳島新聞社)
 次はホームということで、柏(レイソル)とだと思うんですが。そのあたりまた強いチームであるわけですけど。その中で今回、観光面に目を向けてみますと、ちょっと宿泊、対戦相手が大阪ということもあったんでしょうけど、宿泊がちょっと伸び悩んだかなという面があるんですが。それも含めましてですね、次のホームに向けての課題なり、また対策なり、もしお考えがあれば教えていただけますか。

(知事)
 これは、既にもう旅館の皆さん方、ホテルの皆さん方が、特に若手を中心にして、いろいろなあの手この手と。ネット戦略をやったりとかっていうのも報道の皆さんを通じて、我々も知っているわけなんですけど。やっぱり大阪の皆さんというのは、しかも試合時間が2時だったでしょ。そうするとね、「晩ご飯前にもう帰っちゃおう」って。「大阪で打ち上げしよう」と、こうなっちゃうんですよね。この時間がもう少し遅くなってくると、当然今日泊まろうか。あるいは、もう打ち上げ徳島のなかでやろうかと、こういうことにこれなると。ですから割とこう鳴門周辺の飲食店が非常に差があったということになっちゃったんですね、今回。ですから、これから、まだちょっと今寒いんで。確かにJ1の試合の中で、19時スタートという試合も、その日の中にはあるんですけどね。そうした意味では、まずは多くの皆さんが快適に見ていただくといった点が一番重要かなと。
 それから今度は、今おっしゃるように、次、「柏(市)」、千葉ですからね。多くのサポーターの皆さん、バスツアーで来る場合もあるだろうし、あるいは、もう飛行機でくると。J1のサポーター、本当に飛行機で来る人が多いと。実は、コンサドーレ(札幌)、J2のときに一緒にやってたんですけどね。コンサドーレのサポーター、ほとんど飛行機で。当然ですけどね、札幌だから。これもわかるように、東の皆さん方が、かなり多いわけですから、こうした点は是非、期待をするとともにサポーターの皆さん方は、直接、ヴォルティスのホームページ、これにアクセスをするとともに、例えば、柏レイソルだったら、柏レイソルのサポーターとして、そのホームページにアクセスするみたいなのでね。そういうところで、旅行の企画、商品を決めていくとか、そうした点、我々のところのホテル、旅館の皆さん、あるいは旅行業者の皆さんとのコンタクト。こうしたものがどんどん、図られると思いますので、今後、特に東の方から来る相手チーム、ここに期待を寄せたいと思っていますので。
 後はもう広報戦略でしょうね。これはホテル側の皆さんもそうだし、我々の方もそうだし、後はどういうイベント、もてなしイベントをやっていけるのか、これも必要なんだと。そして、試合のときだけじゃなくて、「いや試合のとき、十分ゆっくり徳島でできなかったから、是非、今度は個人で行こう」とか。これも狙いだなと思っていますので、少しオーバーアクションでもいいから、どんどん売り込みをしていければと思っています。

 
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