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平成26年4月21日 定例記者会見 項目別

「とくしまマラソン2014」を終えて(説明)

(幹事社:司会)
 おはようございます。よろしくお願いします。

(知事)
 おはようございます。
 それでは、まず発表に先立ちまして1件、私の方からコメント・報告をさせていただきたいと思います。
 「とくしまマラソン2014を終えて」ということであります。昨日、開催をいたしました四国最大規模フルマラソン大会であります「とくしまマラソン2014」につきましては、心配された天候も結局、制限時間7時間いっぱいとなります16時まで、「おしめり」っていうのは少しあったわけでありますが、また、薄曇り、気温も低く、ランニングにはぴったりと。ゲストとしてお招きした金哲彦さんの方からも「こんな良いコンディションで、新記録を出さないで皆さんどうするんですか」なんていうことも御挨拶であったくらい絶好のコンディションの中、開催をさせていただきました。
 そして、県内外最大となります、実際に出走をされた皆さん方、とうとう1万人を突破をいたしました。10373名の皆さん方が出走をいただきました。また、過去最高となります完走者数は、9676名ということで、完走率につきましては93.3パーセントとなりました。多くの皆さん方が無事完走をされたということであります。
 これもひとえに、関係団体の皆さん、また、ボランティアの皆さん、そして、何よりも少し肌寒い中、薄曇りの中、沿道で、また、吉野川堤防の上で、もう切れ目無く、応援、あるいはパフォーマンスをしていただいた多くの皆様方のおかげ。また、後夜祭の会場などで、大変盛り上げていただきました地元の商店街の皆さん方、本当に多くの皆様方の御協力、その賜と改めまして心から感謝を申し上げたいと思います。本当にどうもありがとうございました。
 私も実際に、この顔色を見ていただいたらわかるように焼けましたね、太陽はあんまり出ていなかったんですけど、ちょうど、大会長として御挨拶をさせていただいて、号砲を鳴らさせていただき、見送りをしばしさせていただいた後、ここは後は、千葉真子さんにお願いをいたしまして、私も赤のジャケット、白のスラックス、これがないと撃つ時に公認記録になりませんので、これを脱いでスタートを切らせていただきました。
 吉野川大橋のところでは、ちょうどゲストの金哲彦さんと同じになりましたし、また、「おしめり」がありましてね、今回は、招待選手「走る公務員」を定着をさせていただいた川内優輝選手(も)走っていただきまして、彼がスタートダッシュすごかったということもありまして、全体にペースが速かったですね。私も全然気がつかなかったんですけどね。ということで、吉野川大橋の上で、結構せこい部分があって、本当に絶好の「おしめり」だったんですけどね。ということで、4キロ(メートル)ほどの第1給水所で給水をいただきまして、そして、5.1キロの第一関門まで走らさせていただきました。
 その後は、石井の糖尿病のエイドがある折り返しをして、ちょうど多くの皆さん方が通られる所です、ここで1時間ほど応援をさせていただいて、田宮の陸上競技場に戻って表彰式に、そして、その後は、ランナーの皆さんが一番苦しい38.1キロポイントですね、ちょうど不動、このお花市場からかけての所ですけどね、こちらで、やはりここで1時間ほど、ここで大抵の皆さんリタイヤされますのでね、「頑張って」という言葉はね、過去、かけた時に「ここまで頑張って、何を頑張るの」とか言われたことがありましてね、「いやーお疲れ様。もう少しですから」って。1時間そこでまだある場合には、歩いていっても大体いける距離、つまり時速4キロですからね、普通ゆっくり歩くと。そのようにお声がけさせていただいて、そして完走を目指していただくと。
 そして、その後は、また田宮の競技場に戻りまして、救護班の皆さん、あるいは多くのボランティアの皆さん、特に高校生の皆さん方が荷物を、陸上競技部の皆さんが多いのですけど、ささっとスピィディーにね、そしてお渡しをする、あるいは朝はお預かりをしていただけるということで、これが非常におもてなしの中でも、ランナーの皆さん方から好評。もう疲れてね、完走してやっとっていう時にぱっと荷物を持ってきていただけると。こうした点で、この皆さん方にも御礼を言うとともに、また、地元の皆さん方が、おうどんですとかおそばですとか、こうしたものも振る舞っていただきますので、また、トレーナー協会、接骨師会、多くの皆さん方がコンディショニングということで、これもおそらく全国(例が)ないと思うのですが、走る前、あるいは走り終えたランナーの皆さん方の筋肉を揉みほぐしていただくというね、こうした皆さん方にも御礼を申し上げて、金哲彦さん、今回は特に国際色を豊かにと、県内在住のALTですとか、あるいは徳島大学の留学生の皆さん、国際交流員の皆さん方にも実はマラソンに参加をしていただきまして走っていただいた。このうちドイツ、ケニアのお二人、そして金哲彦さんと4人で、「ランナーズオアシス」ということで、トークショーもさせていただいたところでありまして、そうした意味では、私もどっぷりと「とくしまマラソン」に浸からせていただいたところであります。ということで、私のことは置いといて。
 今回、毎度「とくしまマラソン」については、ランナーの皆さん、そして、多くの御協力をいただく皆さん方の御意見をいただいて、「進化するマラソン」とこのように言わせていただきました。それでは今回どういった点で進化をしたのか、以下大きく3点申し上げていきたいと思います。
 まず、第1点目、やはり「競技力の向上」。多くの有望ランナーの皆さん方が「とくしまマラソンだったら招待を受けてみたいな」こう思っていただくためには、やはり優勝記録、これを高めていただく必要があるんではないだろうかっていうことで、今回は特に招待選手といたしまして、今申し上げた川内優輝選手ですね、「走る公務員ランナー」ですね、また、女子の皆さん方もタイムを上げていただこうと、多くのマラソン大会で優勝経験のある「最強ママさんランナー」とも言われております俵千香さん、このお二人に招待をして走っていただきました。その結果は期待通りとなりました。
 まず、川内優輝選手の優勝タイム「2時間15分25秒」ということで、これまでのタイムを約6分半縮めていただきました。また、女子、俵さんですね、こちらも「2時間45分50秒」ということで、こちらにつきましては、約7分縮めていただいた、7分以上なんですけどね。ということで、大きく優勝タイムが伸びたという点であります。
 そして第2点目、これは実は第6回大会の時に、多くのランナーの皆さんから御指摘を受けてしまった、「マナーが悪いではないか」こうした点がありました。その意味でこのマナー、途中で用を足してしまう人がいるとか、あるいはスタートの時に自分のゼッケン番号と違うところ、大体、集団で何千番台、何千番台と並ぶのですが、全然後ろの方の人が前に入るとか、いい加減ではないか、こうした御指摘もいただいた点については、まずナンバーの色分けを前回2色だったんですが、今回は6色にということで、目で見ただけでどこにと。やはり、一人だけ違う色の人がいると周りからも冷たい視線が注がれますのでね。それから、コースにおけるトイレの設置、実は、前回多く増やしたところではあったのですが、男女比この辺りがアンバランス、バランスが良くなかった、アンバラであったという御指摘がありましたので、増設をさせていただくとともに、男女比といったものをしっかりと考慮をさせていただいた。「マナーアップ大作戦」と称して対応をさせていただきました。
 そして、第3点目、これは前回、「ランナーズオアシス」で金哲彦さんとトークショーをした時にとくしまマラソンの今後の進化の傾向・方向として、やはり国際的なマラソンにしていってはどうだろうかと御提案をいただいたんですね。ということで、海外への積極的な情報発信、そのためには、いろいろな国の選手の皆さん方、できれば徳島在住の皆さん方に走っていただいて、それぞれのブログなど、SNSなどを活用して発信をしていただこう、こうした形で今回、「ランナーズオアシス」の方でもドイツ、ケニアのお二人に参加もいただいたところであります。こうした形で、今回のこの海外へ向けてといった点では、次回に向けてということで、また金さんからもアドバイスをいただきました。
 一つは英語表記で、日本語だけじゃなくて、とくしまマラソンのPRとして英語表記と併記をしていくと。あるいは開催要領についても、これも英語で併記をしていくと。これは、ケニア、ドイツのお二人にもお聞きをすると、ともにケニアでも、ドイツでもマラソンブームですよっていう話があって、ここについては、「英語があれば十分です」というお話をいただきました。
 それからもう一つは、外国人枠の設定が有効であると。実は、東京マラソン、最初の時に2000という枠を設定されたというのをお聞きをしたんですが、ここもなかなか最初はPR不足もあって埋まらなかったと。その後は、きっちりと対応をすることによって、3000、5000ということに今なったということも金さんの方からお話をいただきました。ということで、世界に向けて羽ばたいていく「とくしまマラソン」という形にしていくことができればなとこのように考えております。
 ということで、次回の大会に向けましても、こうした課題点、そして、これからランナーの皆さん、あるいは御協力をいただいた皆さん方から、いろいろな御意見をいただくこととしておりますし、また、いただけるものと考えておりますので、こうしたものも合わせる形でしっかりと進化をするとくしまマラソンとして行っていければな。ちなみに、次回は4年に1度開催時期が3月に移るところでありまして、3月22日となるところであります。

 それでは次、以下、発表事項に移らさせていただきます。
 今日は3点、発表をさせていただきます。

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