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平成26年5月19日 定例記者会見 項目別

シンポジウム「鉄道の将来」の開催について(説明)

 そして次に第2番目は、「シンポジウム『鉄道の将来』の開催について」であります。
 実は、今年、2014年はJR徳島線全線開通100周年にちょうど当たるんですね。じゃあ、JR徳島線全線開通、徳島駅から阿波池田駅までいつだったか、スタートは。これは、大正3年の1914年の3月25日だったんですね。ということで100周年になります。こうした記念すべき節目の年でありますことから、鉄道の社会インフラとしての重要性を見つめ直す絶好の機会、このように捉えまして、今、非常に熱いですよね、北海道とか。北海道は本当は寒いんだけど熱いですよね。また、北陸の方、新幹線。また、こちらは徳島阿佐東線でというね、鉄道の上と道路の両方を走ることの出来る未来の列車、「DMV(デュアル・モード・ビークル)」などと呼んでおりますが、これらを含めた将来の鉄道の在り方について、議論をこの機会に深めていこうと考えております。ちなみにこの新幹線の点については、徳島をはじめとするいわゆる「第二国土軸」というところでも、いよいよこの新幹線論議がスタートをしました。
 少し紐解いてみますと、平成24年の5月、近畿ブロック知事会議におきまして、徳島から首都直下型地震を踏まえる形での、首都、この部分についてのバックアップ機能をどうするのか。また、そうした場合に山陽新幹線1本で大丈夫なのか。その代替機能がいるのではないか。東海道新幹線では、北陸新幹線、また中央リニアと二つの代替機能がある。また、大震災が起こったときには、東北の東日本大震災では、東北新幹線が50日途絶をするということで、この山陽新幹線の代替機能「リダンダンシー」が必要であると、こうした必要性から四国新幹線を提案をさせていただいて、近畿ブロック知事会議の決議事項となり、その翌月、6月に行われた四国知事会議でも同様に、そして、この年はちょうど、香川で全国知事会議がありましたので、(全国)知事会が出している日本のグランドデザイン、こうした中にも四国新幹線を入れさせていただいた。ここがいわゆるキックオフということでありまして、そうした中で東京、あるいは大阪で既にシンポジウムが行われる。この四国新幹線を具現化していく仲間を募りまして、今では、近畿・四国・九州の10府県、関西・紀淡・四国高速交通インフラ期成協議会が既に立ち上がったところであります。昨年の11月東京で行ったフォーラムでも多くの皆様方にお越しをいただきましたし、また、今年、第二弾として3月に大阪で同様にシンポジウムを開催をさせていただいたところであります。
 そして、特に3本目の理由として、今、政府を上げて「新成長戦略」というか「成長戦略」、3本目の矢、でもここが弱いと言われるところでありまして、しかし、全世界が新幹線技術をどんどん導入したい、走らせたいということで、世界市場では、ヨーロッパ方式と中国方式、それと日本方式が競うと、受注合戦と、安倍総理も率先して日本の新幹線技術を売り込んでいるんですね。しかし、トルコにしてみても、あるいはマレー半島ですね、マレーシア、あるいはインドネシア、そして南米、こうしたところ、いわゆる地震大国であるわけでありますので、ヨーロッパはあまり地震が無いということで、そうなってくると日本地震列島の新幹線技術を是非四国新幹線、中央構造線もあるわけでありますので、そうしたところに新しい免震、あるいは制震構造とこうしたもので走らす、これを新たな技術として売り込むのはどうであろうかと政府関係者にも申し上げているところでありまして、こうした点がどんどん広がりを今みせてきているところであります。
 その意味で今回、いよいよその発信元である徳島、6月15日、ホテルクレメント徳島におきまして、「鉄道の将来-New generation of Railway-」こうしたテーマにシンポジウムを開催する運びとなりました。では、その中身はということですが、まずは基調講演といたしまして、内閣官房参与、京都大学大学院工学研究科の藤井聡教授から「国土強靱化と四国新幹線構想」と題して、まず御講演をいただく。そして、この基調講演に続きまして、お隣、和歌山県から仁坂知事さんに、これはもちろん、関空・紀淡・四国高速交通インフラ期成協議会の仲間でもあるわけでありましてね。また、JR四国からは泉社長さんに、また、徳島を代表しては徳島県議会、あるいは経済界を代表するという意味で、樫本県議さんに、吉野川商工会議所の会頭さんでもありますしね、関西広域連合議会の議員さんでもありますので、ひとりで三役やっていただくわけでありますが、そして、基調講演を行っていただく藤井先生にも入っていただき、そして、私がコーディネーター役を務めさせていただき、この鉄道の将来をテーマにパネルディスカッションを行い、この中身としては四国新幹線の必要性であるとか、あるいは関西であるとか、また九州など、こうしたところとの連携の必要性につきまして意見交換を行っていこうと。しかもこれに加えて、「DMV」ですとか、あるいは電車の走っていないところに次世代型の電車を走らせていこうと「スマートベスト」自己充電型のいわゆるバッテリー電車、鳴門線で実証実験を行っておりますが、こうした新しい技術を活かした鉄道の在り方についての貴重な御意見をいただいていこうと考えております。
 また当日、会場におきましては、「DMV」あるいは「JR四国の新車両」など、鉄道パネル展を開催することとなっておりますので、鉄道マニアの皆さん、「鉄ちゃん」の皆さんですね、是非、どしどしとお越しをいただきたいと思います。
 また、関連事業といたしまして、シンポジウムの前日、14日の土曜日には、昨年度も実施をし、大変御好評をいただいております、ジャズの生演奏を聴きながら、列車の旅を楽しんでいただく「ジャズトレイン」の運行もすることとなっております。
 このシンポジウムを通じまして、正に鉄道の将来、この機会にしっかりと見据え、四国新幹線の実現につきましても機運の醸成を進め、何よりも県民の皆さん、そして国民の皆さん方の御賛同、御理解が何よりも重要となりますので、その必要性について、大いに発信をして参りたいと考えております。特にこの点では、利用者目線、そうした点をしっかりと捉まえて、地域からの御期待、あるいは要請に応える、こうした対応をしていければと考えております。

 
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