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平成26年6月9日 定例記者会見 項目別

「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in MAZDA」の開催及び出展企業の募集について(説明)

(幹事社:司会)
 お願いします。

(知事)
 それでは、私の方からは、今日は、2点発表をさせていただきます。
 まず、第1番目は「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in MAZDAの開催及び出展企業の募集について」であります。
 言うまでもなく、我が国経済アベノミクス「3本の矢」ということで、大企業、大都市、「本当に良くなった」とこのように言われておりますし、駆け込み需要ということで、地方におきましても特に3月決算の企業は良くなったと。
 しかし、消費税増税後、確かに県内においても、例えば、地域商品券こうしたもので、購買意欲が腰折れするものを防げているのではないか。統計数値上は、そうしたものが徐々に出てきているところではありますが、やはり中小・小規模事業者の皆さん、また、県内隅々といったところでは、「なかなかそうした実感が得られないんだ」とこうした声がたくさん聞かれておりました。我々としてもなんとかこの「15ケ月プラス・アルファ予算」これを想定して、切れ目のない予算を作り上げたところでありますので、スピード感を持って、1日も早い対応をしていければ、執行をしていければとこのように考えているところであります。
 そこで、本県として、さらに県内企業の皆様方に飛躍を遂げてっていただこうということで、本県の企業っていうのは伝統的に「木工」という得意芸のところ、それから、もう一つは「機械金属」、これが両翼になるとよく言われているのですね。この「機械金属」をはじめといたしまして、あるいは「電気・電子」こうした、いわゆる「ものづくり産業」これを更に活性化をしていく、本県の強みを伸ばしていこうということであります。そこで、本県の各企業のこうした素晴らしい技術がある、これを県内だけに止めておくのはあまりにももったいない。日本で名だたる大企業の皆さん方にそれを知っていただこうと、「じゃあ、でもその機会がいるではないか」ということで、平成19年度からこの「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』」ということで、名だたる大企業の皆さんと組んで行ってきて、第1回目は「トヨタ自動車」でしたね。トヨタに行って、サプライヤーセンターへ行って、そして、初めてトヨタの場合には、いくつかの県が組んで、あるいは北東北3県とかブロックでやるのが普通だという話だったんですが、徳島1県として対応していただきました。その後、着々ということで、特に大手自動車というと、その後、「ダイハツ工業」、そして、「本田技研工業」と着々と進めてきたところであります。
 こうした中で、県内の企業の皆様方からどういう感想があったのかということですが、こうした国内一流企業の皆さん方とのつきあいということで、資材調達の動向、これを実地に学ぶことができたとか、あるいは取引の実際の拡大にも繋がる需要な貴重な場となったと、こうした御意見をいただきました。
 そこで、今回、第8回目となるわけでありますが、今度の相手、世界で初めてロータリーエンジンの実用化に成功し、燃費あるいは環境性能、こうしたものを高めた独自の発想と技術で「次世代技術(スカイアクティブ・テクノロジー)」と呼ばれておりますが、この搭載車を開発・販売をするなど、我が国でも今最も勢いのある企業の一つと言われております「マツダ株式会社」の皆さん方との間で、今年の11月5日、水曜日及び6日、木曜日の二日間、広島県のマツダ本社において、「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in MAZDA」を開催することとなりました。
 そこで、6月9日から7月31日までの間、自動車部品、あるいは部材、そして工場用の設備などに関する製品ですとか、あるいは技術をお持ちの県内の企業、あるいは研究機関の皆様方を対象に募集を行いたいと考えております。特に今回は、募集期間中の7月8日、火曜日となりますが、マツダ側によります事前のニーズ発信会、つまり「マツダ側としてこんな技術が欲しいんだ」ということですね、これを開催をしていただきますとともに、県内企業などによります、製品の「もう一押し」「もうちょっといけばうまくいくんじゃないだろうか」という「もう一押しの技術改良」これを共同研究によりまして、支援をする「新技術・素材製品開発ブレイクスルー事業」を新たに実施をする、県の事業として行うわけでありますが、これまでにない工夫を凝らして、この展示商談会に臨もうということであります。
 是非、企業の皆様方におかれましては、マツダ車の性能、あるいは品質を「徳島のものづくり技術で進化をさせていくんだ」こうした意気込みを持って自社の技術、あるいは商品、こうしたものを積極的に売り込んでいただく絶好の機会、向こうの技術のトップであるとかそういう専門的な人が回ってこられますので、各ブースを構えるわけですけど、本当に1分半とかが勝負なんですね。その時に相手方のニーズをしっかり頭に入れていただいて、我々はこういうところを提案したいんだ、プレゼンテーションと呼んでいますけれどもね、こうした点も第1回から参加をしてきていただいている皆様方、私も拝見をずっとして、一緒について歩くわけなんですけれどね、もうお父様から、次は息子さんの代に代わっている企業もたくさんありまして、なかなかプレゼンテーションが皆さんうまくなりまして、私も見てて「うーん」と、最初の頃は、私の方が、「いやいや、こう言ったらどうですか」とか、私の方から説明するということもあったのですが、今は安心して見ていることができます。「わ、すごいな」と。徳島の企業の皆様方の積極的な御参加、そして、この機会を是非ものにしていただければと思います。

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