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平成26年7月28日 定例記者会見 項目別

「徳島県認知症高齢者見守りセンター」の開設について(質疑)

(NHK)
 「認知症高齢者見守りセンター」なんですけど、これまでポータルサイトですとか、警察が参加した会議とか、いろいろされてきてると思うんですけど、長寿保険課内に設置するってことの意義といいますか、これまでとはどういうところが違うのかっていうところをちょっと教えてください。

(知事)
 はい。これまでは、そういうサポーターをとにかく全県下にと。そして、メッシュ細かく、また、日頃から県民の皆さんと接するお仕事の皆さん方と協定を結ばさせていただいて、まず早期発見に努めるということがあったんですね。
 また、県としてもそうしたサポーターの皆さん方の育成という観点とか、もう少し啓発という形で多くの皆さん方に知っていただくと、認知症っていうのはこういう特性があるんだ、特別なものではなくて、これから高齢化が進むにつれて、県民の皆さん誰もがなりうる可能性があると、そういう身近に感じていただくと、啓発とも呼んでおりますけどね。こうした形をそれぞれに行っていたんですが、やはり警察庁からこの度発表になって、とうとう行方不明者1万人を超える。本県においてももう100人に迫ろうとしていると。こうなってくると、やはりこれは組織的に対応をしっかり全県下で行う必要があると。そうなると、当然、司令塔が必要となると。これは県庁としてしっかりと取り組むという意味で、まずは長寿保険課内にこれを置こうということなんですね。そのヘッドクォーター機能と、これが一番大きいということですね。先ほど、2つ機能を申し上げたところなんですが、そういう形で全県的にしっかりビシッとやっていくと。
 それから、やはり認知症サポーターの皆さん方がまだまだ徳島県としては足りない。確かに、養成をしてきている伸び率っていうのは全国でも第4位と。でも、伸び率が第4位っていうことは、それだけ今数が少ないということにもなりましてね。今、2万人弱、19550名の皆さんに活動していただいているんですけど、こうしたものをやはり加速度的に増やしていきたいということもあります。となってくると、そうした皆様方の養成をさらに積極的に、ただ1回養成しただけでいいわけではなくて、その後のいろいろな認知症の状況であるとか、どういう対応が必要なのかと、こうした点をフォローアップとしてさらに研修を積んでいただくと。こうしたものもきっちりと、そのカリキュラム的に作っていく必要があるということがありますので、この度、きっちりとこの体制を作っていこうと。そして、多くの皆様方に安全で安心していただく。特に、安心ですよね。こうしたものをしっかりと確立をしたいと思っています。

(幹事社)
 そのほか、何かございませんでしょうか。
 それでは、発表事項以外のことで質問ございませんでしょうか。

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