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平成26年8月11日 定例記者会見 フルテキスト版

「台風11号・12号による被害」及び「緊急金融支援パッケージ」について(説明)

(幹事社:司会)
 お願いします。

(知事)
 それでは、今日予定の発表ものの前に、まず一言、今回の台風11号、台風12号に関わる関係について、まず私の方からお話を申し上げたいと思います。
 今回の台風11号、そして12号につきましては、両台風の合わせた累積の降雨量が1500ミリを超える地域が出たということで、こうした長時間大雨の影響、これによりまして人的な被害、また床上浸水などの家屋被害をはじめ、中小企業者の皆さん、また農業者の皆さんなどのいわゆる事業者の皆さん方に、大きな被害をもたらしたところであります。 
 まずもって、台風12号、こちらが先にあったわけでありますが、この影響によって、お亡くなりになられた方に対しまして、心から御冥福を申し上げますとともに、今度は、両方の台風で被災をされた皆様方に心からお見舞い申し上げたいと思います。
 県におきましては、引き続きとなりますが、被災状況をしっかりと把握させていただきますとともに、道路・河川等被害を受けた施設の速やかな復旧はもとよりでありますが、市町村の復旧対策への積極的な支援、また被災をされました県民の皆様方、また事業者の皆様方への御支援に全力で取り組んで参りたいとこのように考えております。
 そこで、国とも緊密な連携の下、特に甚大な被害がありました那賀町につきましては、直ちに災害救助法の適用を決定をいたしたところでありまして、速やかに踏み込んだ支援策を講じて参りたいと考えております。
 なお、この災害救助法の適用とならない地域におきましても、何よりもスピード感をもって対応しなければいけないという考えの下、関係機関の皆様方と連携をさせていただきまして、緊急の例えば「(緊急)金融支援パッケージ」こうしたものの取りまとめを行わさせていただいたところであります。その具体的な内容について、以下少し申し上げていきたいと思います。
 まず、中小企業者の皆様方に対する緊急金融支援といたしまして、「中小企業振興資金」における既存の災害対策資金があるわけでありますが、これを緊急対策という形で、融資利率等を、この「等」の中には保証料率が入っているわけでありますが、この合わせたものを0.7から1.1パーセント、少し幅がそれぞれの資金あるのですが、低くいたします「緊急災害対策資金」を新しく創設をしたいと考えております。
 また、次に農業者の皆様方に対する緊急の金融支援といたしまして、「農業近代化資金」に係わる既存の利子補給制度、今ある利子補給制度でありますが、これよりも借り手の皆様の利子負担を0.5パーセント軽減をいたします「緊急災害対策利子補給制度」を新たに創設をいたします。
 さらに、低所得者世帯の皆様方に対する御支援、特に緊急の金融支援といたしまして、「生活福祉資金貸付金」があるわけでありますが、既存の災害向けの貸付金よりも貸付限度額を2倍の300万円に拡大をさせていただく「緊急被災者支援貸付金」を新たに創設をいたします。
 こうした総合的な緊急金融支援のまず、パッケージによりまして、台風被害からの一日も早い原状復旧、これに役立てていただければと考えるところであります。

 それでは次に、発表事項に移って参りたいと思います。
 今日の発表事項は2点となります。

「徳島発!テレワーク実証実験」の実施について(説明)

 まず、「『徳島発!テレワーク実証実験』の実施について」であります。
 情報通信技術、いわゆる「ICT」を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方「テレワーク」と呼ばれておりますが、この「テレワーク」はワークライフバランスの実現を図る平時での使用、また災害時における業務継続にも役立つという、いわゆる平時、災害時ともにということでの重要な切り札になるものと、このように考えております。
 加えて、県民の皆様方のサービスの向上や職員の皆さんの能力、意欲の向上はもとよりでありますが、多様な働き方の実現も期待ができますことから、この度、「徳島発!テレワーク実証実験」を来る9月1日からスタートをしたいと考えております。全庁挙げての取組みといたしまして、以下三つの実証実験を同時にスタートをしたいと考えております。
 まず、第1点目、「モバイルワーク実証実験」といたしまして、庁舎外で会議、あるいは出張時に説明を要する業務、その場合に持ち運びのできるモバイル端末を活用いたしまして、庁内公募を行い、選定した業務となります、例えば、観光誘客、また企業誘致のための各種プロモーション活動、農林畜産現場におけます営農支援、また防疫対策支援。さらには、福祉現場におけます療育手帳の交付判定業務などの「より県民の皆様方や企業の皆様方に近い場所」正に現場に則る「現場主義」ということで、県民満足度の向上、また対外的な情報発信の強化に努めて参りたいと考えております。
 2点目としては、「県庁版サテライトオフィス実証実験」といたしまして、県の本庁舎内401会議室にパソコンの端末を10台設置をさせていただきまして、主に南部、西部総合県民局の職員が、平時におきましては、県の本庁舎への出張の際に活用をすることができる、いわゆる移動や、また通勤時間の効率的な利用を図ろうというもの、災害時におきましては、災害対策連絡要員としての役割にもしっかりと備えようというものであります。例えば、これまで徳島市に住む南部や西部の職員が、県の本庁舎での会議に出席をする場合、通勤や出張に利用する時間の効率的な活用が課題となってきたところでありますが、今後は、会議の前後にこの「サテライトオフィス」で勤務をいたしまして、その後、直接自宅へ帰宅をすることによりまして、移動時間の有効活用や通勤時間の短縮が実現をする運びとなります。ちなみに9月1日の17時から、私も出席をできればさせていただこうと考えておりますが、「サテライトオフィス」の開設式及び内覧説明を行う予定といたしております。
 3点目としては、「育休からの職場復帰支援実証実験」、こちらにつきましては、育休中の職員が自宅からでも福利厚生や休暇制度などの知りたい情報を知りたい時に容易に入手することができるものでありまして、携帯電話から閲覧可能な「職場復帰支援掲示板」を創設をするとともに、新たにメールマガジンを発行をさせていただきまして、情報提供を行うことによりまして、育児休業からの円滑な職場復帰の実現を目指したいと考えております。
 この三つの実証実験を同時に展開をすることによりまして、全ての職員の皆さんが持っている能力、力といったものを遺憾なく発揮をしていただきまして、徳島ならではの働き方、多様な働き方を構築をしていきたいと考えております。

「ゆるキャラグランプリ2014」に向けた取組みについて(説明)

 次に第2番目、「『ゆるキャラグランプリ2014』に向けた取組みについて」であります。
 現在、県におきましては、本県の魅力が詰まった徳島の宝「すだちくん」を活用した情報発信を展開をさせていただいているところでありまして、先月1日には、「ゆるキャラグランプリ2014」への挑戦を表明をさせていただきまして、昨年の第12位から今回につきましては、さらに躍進、できれば優勝を目標として掲げまして、積極的なPR活動を行っているところであります。
 このため、今回は特に、若者の皆さん方を中心として、「すだちくん」と徳島の魅力をさらに多くの皆様方に感じ取っていただこうということで、SNSですね、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの中でも、特に若年層の皆さん方の利用率の高い「LINE」を活用した情報発信に新たに取り組みまして、ファンの拡大を図っていきたいと考えております。この「LINE」の「ID」につきましては、「@sudachikun」という形で、本日、8月11日から運用を開始をしたいと考えておりますので、是非多くの皆様方に御覧をいただければと思います。
 そこで、既に運用中であります「Twitter」あるいは「Facebook」に「LINE」が加わったことを機といたしまして、二つのSNSの連動企画を実施をしたいと考えております。
 まず、1点目につきましては、「金のすだちくんを探せ!」を実施をすることといたしております。じゃあその中身はどんなものなのかということですが、「ゆるキャラグランプリ2014」で金メダル、つまり優勝を祈願をいたしまして、金のマントを着用した金のすだちくんが8月12日から4日間、毎日、県内の観光地、あるいは阿波おどり会場に出没をいたします。その時間、場所のヒントに加えまして、「合言葉」、キーワードですね、こちらを「Twitter」「Facebook」あるいは「LINE」の上で、発表をさせていただきまして、それを頼りとして皆様方に見つけていただこうというものであります。
では、見事に見つけていただいた方にはどうなるのか、ということなんですが、「すだちくん」のうちわ、さらには「合言葉」を使ってくれた方、また、特に小学生以下のお子様方には、「すだちくんのサンバイザー」を差し上げたいと考えております。ちなみに数量限定とさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 そして、本日は特別に「すだちくん」から12日昼の「金のすだちくん出没情報」について、教えていただきたいと考えております。では、どうぞ。(「すだちくん」入場)「すだちくん」ボードを持っていただけますでしょうか。はい。皆様方にお示しをしたいと思います。
 ということで、時間につきましては午後2時、また、場所のヒントとありますが、「あるでよ○島」、「合言葉」は明日のお昼過ぎ、SNSで発表をしますので御覧をいただきまして、是非「サンバイザー」、あちらにかぶっていただいていますが、「サンバイザー」をゲットをしていただければと考えております。
 次に2点目、こちらは「すだちくん総選挙」であります。平成5年の「東四国国体」でデビューをいたしました「すだちくん」につきましては、なんと21年間の長きにわたりまして、様々な機会、いろんな衣装で私達を応援をしてきてくれました。例えば、全国初2度の国民文化祭、この時は、国民文化祭「すだちくん」と、また、先般の東京-徳島線50周年の時には、パイロット姿の「すだちくん」と、それぞれタイムリーにイベントに合わせる形での「すだちくん」がデビューを図ってきたところであります。
 そこで、8月20日から31日までの間となりますが、「Twitter」「Facebook」そして、今回加わった「LINE」の上で、特に個性豊かな姿の「すだちくん」8体を登場させていただきまして、「お気に入り」あるいは「いいね」、それぞれの機能ですよね、このボタンをクリックをいただいた後、その合計数で、その人気をゆるーく競っていきたいと考えております。
 最後に、9月2日から49日間にわたって、いよいよ投票が行われるわけであります。ゆるキャラグランプリの優勝を目指す「すだちくん」を応援するファンクラブ「すだちくん行動隊」を募集をしたいと考えております。こちらですね。(「すだちくん」が「すだちくん行動隊」のパネルを提示)隊員の皆様方には、「隊員証」の発行をさせていただきまして、それ以外にもイベントに参加をいただいた方々へバッジのプレゼント、また「すだちくん」からメッセージが届くという特典も御用意をさせていただいております。是非とも多くの皆様方に隊員となっていただきまして、本県の更なるイメージアップ、そして地域の活性化に向けまして、頑張る「すだちくん」の応援と毎日の投票を是非よろしくお願いを申し上げたいと思います。9月2日から49日間ということであります。どうぞよろしくお願いをいたします。(「すだちくん」退場)

(幹事社:司会)
 では、発表事項に関して質問のある社はよろしくお願いします。
 ありませんでしょうか。
 では、発表事項以外で質問のある社はお願いします。

台風11号による被害について(その1)(質疑)

(NHK)
 すいません。昨日の那賀川が溢れて、那賀町とか阿南市とか、結構水に浸かっていると思うんですけど、住民の方の声とか聞いてみますと、長安口ダムがすごい放流をすると、いつもこう、水が溢れてくるんだというような話を聞きまして、今回、これまでにないぐらいの放流量だったということなんですけれども、そういう現状について、長安口ダム、今、改修とかやってますが、現状について、知事はどういうふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 今、お話しがありましたように今回の雨量というものが、長時間、そして、しかもこれまでにない雨量であったと。台風があれだけゆっくりと移動をすると、沖縄などではああいう現象ってあるんですが、本州、四国も九州も含めてそうなんですが、来た時にああいう状況っていうのは、本来はない形なんですよね。
 ということで、このダムといった観点では、このダムがダーッと流れてくる、上流から流れてくる水を一回そこで堰き止めて、そしてそれをなるべく下流域に影響のないような形で調整をすると。「洪水調整機能」と呼ばれているわけなんですが、これを行ってきているわけなんですね。ダーッと本来だったら流れてきたものが、ダムがなければそのまま流れるということだったら、本当にもう上中下流域もうほとんど水浸しになっちゃうと。それを洪水調整をすることによって、それを守っていくということなんですね。
 じゃ、今回どうしてあんなことに那賀川流域がなったのかということなんですが、実はダムを造って、その時に計画をするわけですね。どのぐらいまで調整ができるのかと。今回はそれを超えてしまった。これは那賀川筋、つまり長安口ダム、また勝浦川筋、正木ダム、これが実は行われた。つまり、計画を超えた洪水操作ということで、洪水操作という、これを「ただし書き操作」と我々の世界では言ってるんですがね。この操作に入ったということなんですね。これはもういわゆる自然に流れてくる分と流す分を極力同じにしていく。でも、いきなり同じにしたらもう大変なことになるので、少しでも調整をしながらも、でも最終的にはもう同じにしないと、今度はダム自体がもたなくなるということなんですね。
 じゃあ過去こんなことどうだったのということなんですが、実は長安口ダムでは平成21年の8月以来の2度目と。正木ダムについては、昭和52年にダムが完成をしたわけなんですが、これ以来は初めてということで、いかに長時間、そして大量の雨がそのダムの上流に降ったのかということなんですね。ということで、この特別な操作であるということから、最小限の操作の時間、これを抑えて実施をすると。なるべく、それを行って、今度はまた洪水調整、こちらに戻そうということなんですね。ということで、その後については通常の操作、でも、その間に流れた分で今回の影響が出たということになります。ここについては、確かに「もっと調整機能できないのか」、あるいは、「もっと水を低くしておくことはできないのか」、当然こうしたお考えがあるわけでして、長安口ダムについても、当然水位を落として、そして待ち受けると。お考えとしてね、例えばじゃあ、「空っぽにしとけばいいじゃないか」、極端な話でいくとそういったところまで、当然被災をされた皆さん方から、お気持ちでいくとね、なるわけなんですが、なかなかそこの部分がどこまで落とすか。
 ただ、今回も当然のことながら、国の方でも落として待ち受けをしていただいた。しかし、それ以上に長い時間と大量の雨が降ってしまったと。これ、今の「ただし書き操作」の歴史、少し簡単に御説明しましたけどね。これからも分かるように、今までになかった長時間、大量の雨が降ったと。じゃあ、今工事をしている「角落としゲート」とか、こうしたものについても、今あるダムを新たに造るということではなくて、堆砂対策を含めまして、今あるダムの調整機能、洪水調整機能ともう一つここは利水機能という農業用水であるとか、あるいは下の工業団地に対しての工業用水、あるいは平時の飲み水と。こうしたものを供給をよりしやすくする。特に、長安口ダム、那賀川筋っていうのは、非常に川が延長としては短い割には、高低差が大きいということで、ダッと降ったらダッと流れると。つまり、洪水と渇水を繰り返す川なんですね。
 ということで、これまで我々としても、なんとか利活用できる、そしていざという時に下流域の皆さん方に被害を最小限に食い止めると。いろんな工夫をやってきたわけですが、その一環として国に、もともとこれ県で造ったダムだったんですが、堆砂対策にしてみても、あるいはダムの機能強化といった点でも、我々ではなかなかしづらい、やりきれないと。そこで、国の方に提案をして、国のダムにしてもらったと。そこで今の工事。そして、水を溜めながら、実際にダムを切っていくと。世界初のね手法を採って、似たようにもう古くなって、昔はもうだいたい100年ぐらい経つと、堆砂でダムが埋もれて、そしたら次のダムを造ると。これ昔の考え方だったんですけどね。もうそれはちょっとね、無駄じゃないかと。やはり、今あるものを極力使っていこう、強化をしようと。そういう形でほかのダムのモデルともなると。これ世界中同じことなんですけどね。これを発信をしていこうということで、今国に行っていただいているんですけどね。
 そうした意味で、今後はそういう流し方といったものの調整がよりできるような形で進める。そして、ポケットを大きくする意味で堆砂対策を行っていただくと。この両面で今やっている過渡期。それと同時により早く、今回は那賀川に対してたくさん水が流れて、内水ですね、そこに流れ込む川が堰き止められてしまって逆流をする、そこで溢れるということなんですね。ですから、なるべく早く本川で水が捌けるようにということで、川の場合は下から直してってもらう。また、下の部分については、これ国が直轄って言ってますが、国が管理をしてくれている那賀川、そして桑野川がこう一緒になりますよね。あそこの部分からずっと整備をしていただきましてね、流下能力をどんどん高めていくと。
 ということで、この今回、加茂谷地区のところについても、深瀬において、ここも堤防ができるとか、それに合わせる形で土地改良事業が進むとか。こうしたものを言っているところなんですが、まだやりきれてない。ようやく今度は内水の方に入っていこうという段階になってきていると。ということで、今回、あれだけ大きな被害となったということなんですね。
 本当に、繰り返しになりますけど、被災を受けた皆様方には、もう繰り返しですが、お見舞いを申し上げるとともに、我々としても一日も早くね。おそらく、これから地球温暖化ということで、今回のようなこと、今までも本当になかったわけなんですが、気象庁の方でも今回、三重県に特別大雨警報を出したということでも分かるように、どんどん地球温暖化が進めば、台風が巨大化をして、季節外れにどんどん来るということにもなりますので、我々も国と共に力を合わせて、一日も早くですねこうした整備、イタチごっこになると言われればそうなんですが、しかし、諦めずにやっていくと。そして、できる限りの生活支援策を講じていこうということなんですね。
 ということで、今回、那賀町につきましては、国との関係で調整をさせていただいて、災害救助法の適用をさせていただいた。ただ、「家が床上浸水になっている、なかなか住めないじゃないか」もうそうしたお声はもっともなことなんですけどね。ここについては、もう繰り返しお見舞い申し上げ、そして対策を今、そして今後についても行っていくということとなります。

憲法改正について(質疑)

(時事通信社)
 よろしいですか。全然話変わるんですけど、自民党の憲法改正推進本部の方が、秋の臨時国会で、憲法改正のテーマを絞り込む作業を始めるというような報道があったんですけど、知事は地方自治を憲法改正で議論すべきだというような話をされていると思うんですけど、そういったその改正のテーマについて知事の方から何か進言とか提言をするようなことを現時点でお考えあったりしますか。

(知事)
 そうした形で、党の方でやっていかれるということであれば、当然それが反映をされていくということに次の段になってくると考えていますのでね。ただ、我々としては、あくまでもこの憲法改正について、最初は96条の、いわゆる手続き、ここの改正を総理がやっていくんだと。でも、手続きを改正するってことは、あくまでも手段でありますので、なんのために手続きを改正するのか、そのなんのためにっていうところがね、多くの国民の皆さん含め議論になっている。だったら、その選択肢の一つとして第8章の92条からの、いわゆる地方自治、ここのところがここまで地方自治が、あるいは地方行政、こうしたものが成熟をしてきたんだ。だったら、最初の憲法作った時のお約束という意味で成熟をした時にきっちりとしたものを作り上げていこうと。それを発動してはいいんではないのかと。
 若手を中心とする憲法問題に対してのプロジェクトチーム、こうしたものも立ち上げて、有識者にも入っていただくと。こうした形で進めて、もう提案書作って、各方面に出してるところでありますのでね。当然、そうしたものも御覧はいただいているところだと思いますので、これからの党のそうした動き、これについてはしっかりと見させていただこうと。ただ、まだ具体的な話こちらにも残念ながら入ってきてないで。今日お話しいただきましたので、我々としても最大の関心を持って、そして、その後どうするのか考えていきたいと思ってます。

台風11号による被害について(その2)(質疑)

(徳島新聞社)
 すいません。長安口ダムの操作のことでお話し伺いたいんですが、これは県ではなくて国の当然運用ということで、この場で伺うのが適切かどうかちょっとあるんですが、今回、先程知事のお話しの中でもあったように、12号の台風以降、流入量に応じて、流入量に合わせる形で放流していたというのは分かるんですが、そもそも11号がこういうルートで来るっていうのは事前に分かってましたし、どう考えても台風の右側に徳島が来ると、これも分かってた。国は分かってたと思うんですよね。であれば、いくらダムの操作の規則があるとは言え、流入量以上に放流すべきじゃなかったのかという話もあるみたいやに聞いているんですが、ダムは空っぽにできないとかね、そういう苦肉のあれもあると思いますが、空っぽにしなくても流入量以上に放流、この間できてたんじゃないかなと。11号が来るまでにですね。そのあたり、県としてどうお考えなのかということと、国に対してそのあたりのことを何か意見なりするお考えっていうのはありますか。

(知事)
 今回、第3回目の災害対策本部、昨日のいわゆる夜の6時から行ったものですけどね、その時、指示事項3つのうちの3番目、それが実はその部分も含むということなんですね。つまり、今回の被害などの原因をしっかりと分析これをして、次に生かすと。で、おそらく国においてもここまで長時間と、そして流入量が増えるということは考えてなかった部分があるということなんですね。もちろん、台風の進路、これも想定はしていたというふうには思うんですけどね。しかし、それを超えてしまった実際に。そして、高知の沿岸をずーっと台風が舐めるようにね、そして安芸(市)から上がってくる。普通だと、土佐清水(市)辺りからずっと入ってくる。これ最初の想定だったんですね。だから、そうした点についての計算外のことがあったという回答におそらく国はなると思うんですけどね。
 しかし、その落とす位置、これについては確かに冒頭で申し上げように落としていたと。水位をですね。ただ、その水位をもっと落としとったらよかったんじゃないかということに最終的にはなるんですけどね。過去、逆のことが一回あったことがあるんですね。これは、必ず来るんじゃないかということで、一気に落とした。そうしたら、外れたんですね。それで、今度は大渇水になっちゃって、これは逆に操作ミスだと国は言われてしまったと。もう下流域の企業、農業用水ね、大変な被害になっちゃったわけなんで。そうした点も実は国としてあるんで、なかなか落としきれないと。例えば、過去振り返っていただいて、今度は早明浦のところでね、これも国が操作、これは(独立行政法人水資源)機構の方でやってますが、空っぽになったことがあったんですね、早明浦が。絶対枯れない早明浦が空っぽになって、あの時にあの巨大な台風、これが来て、普通、国の方では早明浦は空っぽになったら、台風2つぐらい来ないといっぱいにならないというのが、一晩でいっぱいになったんですね。で、あの時も言われたのは、もしこれ空でなかったら大変だったって。これは、人為操作で空にしたんじゃないんですけどね。自然の結果、そうなっちゃっていたと。
 ということで、この操作って、本当にそうした意味で難しいのと、やはりダムの今流す、あるいはどのタイミングで流すかとか、あるいは流しきれるかとか、その能力ですね。そうした意味で、今回の「角落としゲート」造るとか、このあたりのその調整機能をより早く、今おっしゃったようにね。じゃあ、これ見てて危ないと。じゃあ、その時にぎりぎり浸からない程度まで一気に出そうと。でも、今の能力では出し切れない。で、それを出せるようにするとか、あるいはポケットを大きくすると。今、だいぶもう土砂で埋まってますからね。これをやると。そういうことを今行っていると。ただ、今おっしゃっていただいたように、想定外って言ったって、でも起こったじゃないか、これから起こり得るじゃないかということが、当然あれだけの被害が出たということですから、今回あのぐらいの量を出せば、今の堤防など、あるいは内水の状況であればあれだけの被害が出ると。これもうデータが出たところですのでね。しっかりと、じゃあ似たようなルートをこれから辿る台風も出てくる。もう経験値としてできましたのでね、これをしっかり我々として、国と共に検証をして残していくと。
 そして、今回、本当に被災をされた方々には、申し訳ないなと思うんですけど、その分についての、やはり似たようなことをまた繰り返すことのないように、しっかり行っていくと。ただ、地域の皆様方も、過去のそうしたことの積み重ねでありますので、対応っていうものをされていますから。そうした意味で、人命にはなかった、損傷がなかった。ここは不幸中の幸いといった点はあって、これは地元の皆さん方の速やかな判断に、それはもう敬意を表するしかないわけなんですけどね。しっかりと今回の点については、分析をして、そして今後に生かしていくと、このように考えています。

(徳島新聞社)
 知事のおっしゃるように、結果的にそういうふうになったというのはあるんですが、ここ10年ぐらいでは、私の記憶では2回ほど、加茂谷、鷲敷の地域が冠水した。私も現場行きましたけど、記憶にあるんですよね。いずれも、そのダムの操作、その時常々言われてるんですけど、今回、この時期からでいうと、農業用水ってほとんどもう、これから刈り入れ時ですから、問題ない時期なんで、そういうのを考えたら、もうちょっと運用規則に縛られない柔軟な対応があったんじゃないかなというふうに考えてしまうわけですよね。ですから、そのあたりの、今知事のおっしゃったように、徳島県お得意の一歩先んじてというのを国交省の方にもしっかりやっていただくような提案ていうのをしていただけたらなと思います。

(知事)
 もちろん、ですから今回のをしっかりと分析をした上でね、どうしていくのか。国も当然そこは。で、おっしゃるように、過去入れて2回目っていう正にその「ただし書き操作」をするとこうなっちゃうということですので。そうならないようにどうしていくのかと、ここがポイントということになりますので。そこは、国と共にしっかりと取組みをしていきたいと思っています。

(幹事社)
 ほかございませんでしょうか。
 では、これで。

(知事)
 はい。それでは、よろしくお願いします。

 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議