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平成26年10月27日 定例記者会見 項目別

オスプレイの防災訓練参加について(質疑)

(時事通信社)
 よろしいでしょうか。今月の19日なんですけど、和歌山県の方でオスプレイが県の防災訓練の方に参加したっていうのがあったと思うんですけど、人命救助のためには有効だということも仁坂知事もおっしゃっていて、防衛省の方も今後、防災訓練の方にどんどん積極的に活用していきたいというような要請をしているようなんですけど、知事、改めてそのオスプレイの評価と、今後県内で防災訓練を実施するときに、例えば受け入れるであるとか、参加を要請するとかっていうお考えがあればちょっとお伺いできますか。

(知事)
 はい。今回、和歌山で防災訓練ということで、日米ともにと。実はこれもう既に四国では高知でそうしたものをやろうということになって、これ台風やなにか、あるいは気候の関係で取り止めになったりとか、何度かそうしたものを繰り返したんですよね。でも、実際にやったということで、全国で米軍とそれから自衛隊と、それから地元の防災関係機関と連動すると。これは、今までも申し上げている東日本大震災の時に、米軍の協力を、特に放射能対策、原発対策で断ったといったことがあって、後手を踏んだと。こうした点もあったんで、やはり米軍とはまずそうした点についてはやはり協力をしてもらう。
 特に、巨大な災害を迎え撃つ場合にはね。今回そうした中で、やはり機動性ということでオスプレイ。確かにオスプレイの操縦の問題であるとかね、性能の問題というよりもやはり操縦。ヘリコプター機能とそれから飛行機としての機能を切り替える時に操縦ミスが起こって、墜落をすると。こうした点についても、これは自衛隊の方でもしっかりとどんどん研究していこうという形で、まずは実際に使ってみると。この場でも四国で導入になる時に「どうなるんですか」という御質問をいただいた時に、やっぱりしっかりとそうしたこれから積み重ねがあるだろうから、そうしたものを受けて、そして我々としても協力できるものは協力していくと。あるいは、協力していただくものは協力していただくと、このようにお答えをしているところですのでね。今回、和歌山でもやった。特に、和歌山は我々にとってみると、近畿知事会のメンバーという以上に、関西広域連合のメンバー。広域防災は兵庫県が担ってますけどね。
 しかし、そうした点を考えると、これからもそうした点、仁坂知事からも、もう近くに近畿知事会が今度和歌山でありますのでね。そうした点についても、詳細にどうだったかと、問題なかったのかとか、安全性はどうだったのかとか、しっかりとまずはお聞きをして、そうして知見を深める中で、今後いいということであれば、もちろん参加していただくということはあると思いますのでね。既に高知でやった事例、それから静岡では一回やろうという話はありましたしね、それから今回の和歌山の事例と。どんどん知見が増えてくると思いますので、そうしたところで県民の皆さん方にもね、申し上げていければと。やはり、危ない、危険だ、こうしたところがまず出ておりましたんでね。しっかりと、その知見を深めて、そして周知も図れればと思っています。

(幹事社)
 ほかにはよろしいでしょうか。

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