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平成26年10月27日 定例記者会見 項目別

「平成26年度「徳島冬のエコスタイル」の実施について(説明)

 次に、3番目、「平成26年度『徳島冬のエコスタイル』の実施について」であります。
 今年は、最高気温35℃以上の猛暑日が、例年より少なかった。記録的な猛暑であった昨年と比べますと、気温は低く推移してきたところでありますが、その分相次ぐ台風による被害が生じるなど、そういった意味では厳しい夏となったところであります。
 こうした中、県民の皆様方が「節電・省エネ」に取り組んできていただいた結果、電力需給がひっ迫をすることなく、無事乗り切ることができたところでありまして、県民の皆様方のこうした日々の御尽力に感謝を申し上げたいと思います。
 さて、これから11月、12月と本格的な晩秋、そして冬の到来期を迎えるわけでありまして、今月1日に四国電力が発表をした今冬の需給見通しによりますと、厳冬になった場合でも、供給予備率5.1パーセント程度確保できる見込みであるということで、数値目標を具体的に掲げた節電要請の可能性は低いとのことであります。
 しかしながら、依然として厳しい電力需給には変わりがないということでありますので、これを踏まえ、本県におきましても、今年度も11月から来年の3月末までの期間として、冬の節電・省エネ対策を盛り込みました「徳島冬のエコスタイル」を実施する運びとなりました。ということでこちら、ということですね。(パネル「徳島冬のエコスタイルの推進スキーム」を提示して)今年こそ、「今こそライフスタイルの転換へ、低炭素アクション!」という副題も付けておりますが、今年の「徳島冬のエコスタイル」のコンセプトは、今も申し上げました、やるのは今こそということで、「今こそライフスタイルの転換へ、低炭素アクション!」ということであります。
 今年は、9月に開催をされました「国連気候サミット」や温暖化に関する最新の科学的知見を取りまとめました「IPCC」、日本語に直しますと「気候変動に関する政府間パネル」と呼んでおりますが、による評価報告書が間もなく公表をされることとなっておりまして、正に地球規模で、温暖化問題の議論の高まりを見せようとしているところであります。
 そこで、この機を逃すことなく、今年の「徳島冬のエコスタイル」では、「Think Global, Act Local」と普通言うんですけど、今回の標語では「Think Globally, Act Locally」という形で、「地球規模で考え、地域で行動をする」その実践として、まずは、私達の足もとからの行動、「アクション」を起こすきっかけづくりとして、様々なイベントを通じまして、この「低炭素社会づくり」に向けた取組みを積極的に展開をして参りたいと考えております。
 特に、御家庭での取組みといたしまして、昨年度、「地球にええんじょ!とくしま川柳」におきまして、県民の皆様方からいただきました、ユニークな発想、またアイデアをもとといたしまして、「衣」「食」「住」の観点から、日常生活における「節電・省エネ」のひと工夫の呼びかけを行って参りたいと考えております。また、共通の取組みといたしまして、室温20℃設定、こまめな電源オフ、よくテレビなんか電源付けっぱなしにしていますよね、主電源切ったつもりでも、実はコンセント繋がってると中に予備電源入ってるんですよね、こうした点ですね、またエコドライブの徹底を図りますとともに、「環境に優しいライフスタイルへアクション!」行動として、ライフスタイルの転換に向けました、新たな行動指針となる「新・環境首都とくしま憲章」まだ仮称でありますけれど、その策定のシンポジウム、地球温暖化防止月間である12月には、家庭での実践を呼びかけさせていただきます「低炭素アクション啓発イベント」など、県民の普及啓発に努めることといたしております。これに加えまして、近々示される予定の国としての節電対策や四国電力の対応を踏まえまして、必要な節電対策を取りまとめ、改めて「節電・省エネ」の浸透を図りたいとこのように考えております。
 今後とも、この「徳島冬のエコスタイル」の取組みを広く、県民の皆様方や事業所の皆さんとともに呼びかけ、そして、県民総ぐるみの運動としての低炭素社会の実現にしっかりと取り組んで参りたいと考えております。

 私の方からは、以上です。よろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 では、質問のある社はお願いいたします。

 
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