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平成27年2月2日 定例記者会見 項目別

徳島東環状線「末広・住吉工区」の完成・開通について(説明)

(幹事社:司会)
 よろしくお願いします。

(知事)
おはようございます。
 今日は、私の方から3点発表をさせていただきます。
 まず、第1番目は、「徳島東環状線『末広・住吉工区』の完成・開通について」であります。東環状線、こちらは「末広・住吉工区」におきまして、平成24年4月の阿波しらさぎ大橋の供用後、鋭意整備を進めてきているところであります。
 元町・沖洲線のいわゆる安宅の交差点、あの広い交差点ですが、ここに接続をする下りランプを含む南行き950メートルが、「とくしまマラソン2015」の二日前となります、来たる3月20日金曜日に完成の運びとなり、地元の皆様方とともに開通式を執り行いたいと思うものであります。こちらですね。(パネル「徳島東環状線『末広・住吉工区』」を提示して)こういう形で高架橋から下に下りてくるということになります。
 ということで、この下りランプの整備につきましては、特に阿波しらさぎ大橋が供用開始になった後に大渋滞になったと、新しい橋だから渡ってみようということで、吉野川大橋からばっとこう交通がシフトをした。ところが、まだ本当の意味でのフルセットでの完成形でなかったが故に、下に下りたところですぐ信号がありますので、大渋滞を起こしてしまったということがありまして、なんとか早く渋滞を解消しなければいけない、これは多くの皆さん方からお声をいただいておりました。
 そこで、一般的には、高架道路で上りランプと下りランプを同時に施工をしたいというところではあるわけでありますが、工事の施工手順、また安全性を技術的に検討していた結果、先行施工が可能であるとこうした判断に至ったことから、下りランプの施工を優先をいたしまして、最短の工事工程によりまして、整備を進めてきたものであります。つまり、阿波しらさぎ大橋で吉野川を渡って、すぐあそこから渋滞っていうのがありましたので、下りランプを優先してやってみようと、この交通渋滞の解消をまず主眼に置いたということであります。この整備によりまして、阿波しらさぎ大橋の南側におきまして、城東と安宅の二つのランプで下りることが可能となりまして、交通の分散による渋滞緩和が図られるのではないかとこのように考えるところであります。特に渋滞が著しいといわれていた城東交差点に下りる大型車の通行が減少をするなど、通勤通学、日常生活の利便性、また安全性が大いに向上するのではないかとこのように考えるところであります。
 また、現在、阿波しらさぎ大橋の橋の上で、1車線、こうずうーっと絞られて下りるんですけどね、この1車線に絞られている南行き車線、ここが本来の2車線を確保できることとなりまして、大橋が最大限に活用することができるものであります。さらには、マリンピア沖洲などの物流拠点へのアクセスの向上によります、物流の円滑化であるとか、あるいは地域経済の活性化、また南海トラフの巨大地震をはじめといたします、大規模災害発生時の緊急輸送道路としての機能の向上、また津波発生時の一時避難場所の確保などにも大きく寄与するものと考えられます。
 今後とも、更に知恵と工夫を凝らしながら、効率的かつ効果的に事業を推進することによりまして、課題となっておりました渋滞対策はもとよりでありますが、地域の活性化に大いに寄与する道路ネットワークの構築に努めていくとともに、平時だけではなくて、いざ発災時、周辺住民の皆様方の安全・安心を確保をする、こうした道路にもしていきたいと考えております。

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