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平成27年3月24日 臨時記者会見 項目別

徳島県×日本航空「JAPAN PROJECT 徳島」について(質疑)

(時事通信社)
 大西会長にお伺いしたいんですけど、先ほど、冒頭の挨拶の中で、海外向けをちょっと強化していきたいというお話だったんですけど、もう少し詳しくお伺いできますか。

(大西会長)
 従来は、先ほど、お話ししたとおり、日本国内への発信ということに重点を置いてやっておりましたけど、14年度、昨年の4月から海外のお客様にもアプローチしていただけるように、一つは我々の機内誌、国際線用の機内誌でございますけど、いわゆる英文でこのお土産を紹介するということをやらせていただいているというのが1点。
 2点目は、弊社のホームページで、「JAL Guide to Japan」というホームページ、これがございます。この中で、この「JAPAN PROJECT」を展開させていただいた地域の、やはり写真がメインになりますけど、観光名所を御覧いただけるような、そういうものを作っている。それから、画期的にこのホームページへのアクセスが増えたのが、我々、多言語化をしました。英語のみではなくて、中国語、簡体字、繁体字含めてですね、台湾も含めて、この多言語化をしたということで、昨年度の我々がこの取組を開始する前から比較しますと、もう10倍近いこのヒット数が、こういうような感じになって参りました。今後とも、この海外に向けての発信という部分を強化していきたいなというふうに思っております。以上です。

(時事通信社)
 海外のお客さんに、日本の国内線を利用してもらうということですか。

(大西会長)
 我々、どちらかというと、この「JAPAN PROJECT」は確かにそういう弊社の便を御利用いただきたいという部分はあるのですけど、元々このプロジェクトの趣旨は発信をしていく。御地元を発信するということに、我々は一緒になってやらせていただきたいということなので、必ずしも我々のホームページの中にですね、ここへ行くためにはJALの何便が飛んでいますよというような御紹介はしてないんです。御地元をとにかく発信するということで、結果的に我々の便を使っていただければいいなというふうに思っていますが、我々こういうプロジェクトを開始して思うことは何かって言うと、やはりもっと発信をしていくことが必要だなと。
 「JAPAN PROJECT」先ほど、御案内したとおり、これで第46弾になってやってますけど、御地元でこうやって伺ってお話を聞くとですね、だいたい二班に分かれるんですね。片側にいらっしゃる方は何かというと、我々が現地に伺わせていただいて、「この景色すばらしいじゃないですか」あるいは「この食事すごいじゃないですか」っていうお話しても、「いやいや、これ普段見てる景色だし、普段食べてるものだから」って、あえて発信されようと思わない方々がいらっしゃるというのが一部。それから、もう一つは、「発信をしてる」ってこういうふうに、「十分我々は発信している」こういうふうに言われる部分はあるのですけど、それは、例えば県のホームページであったり、そういうホームページ上で発信をしているということをPRしていると、こういうふうに言われるんですが、ホームページにぶち当たる、たまたま誰かがこのホームページに入っていくというのは、めちゃくちゃそこに入っていくのは、たまたまそれを間違ってクリックか何かしちゃって入っていくというようなことが多いんだと思うんですね。最初は、やはりこの本当に知ってもらうためのPRをやらないといけない。プル型の情報を提供するんじゃなくて、プッシュ型で知っていただくっていうことが非常に我々大切だと思っていて、そういう意味で言えば、我々が持っている機内誌っていうのは、例えば皆さんもよく航空機で移動される時に、もう至って手持ちぶさたになった時に何が起こるかというと、機内誌こうやって取って御覧いただけるわけです。そうすると、そこにきれいな写真があって、文字があればですね、10分、15分目を落としていただける。そういうことがあると、何かの拍子にそれがふっとこう甦ってきた時に、初めてホームページを見にいって、こういう所に行ってみたいというふうに思うようになる。我々はそういう意味で言ったら、プッシュ型の、お客さんにまず無理矢理知っていただくための情報発信を我々はしていきたい。それがこのプロジェクトの趣旨なんですね。
 例えば、食べていただくというのも、ものすごくプッシュ型なわけです。国内線のファーストクラスのお客様、もう結構発信力ありますから、そういう方々に、例えば4月であれば、徳島のこれは食材ですということで、御提供させていただく。で、これで、「あっ、こういうものがあるんだ」ということを知っていただいて、それが「徳島にはこんなおいしいものがあったぞ」、「こういう食材があったぞ」こういう発信をしていただくことで、将来の「徳島へ来たい」こう思っていただける方を増やしていきたいなというふうに思ってやってる取組みなので、元に戻ると、確かに我々の便を使っていただきたいというのはありますが、その手前に日本の各地の良さっていうのを、とにかく我々は発信したいというふうに思ってこれをやらせていただいています。そういう意味で、一回で全てを発信しきるっていうのは難しくてですね、3年前にやらせていただいた時、「JAPAN PROJECT 徳島」やらせていただいた時は、どっちかというと海側をやらせていただいたわけですけど、今回は「にし阿波」の方をやらせていただくということで、これはやはり何回かこう我々としてはやらせていただきたいなというふうに思っています。以上です。

(事務局)
 よろしいでしょうか。
 ほかに御質問ございますでしょうか。まだ時間がございますので、何でも結構ですから。よろしいですか。

(徳島新聞社)
 2011年に、震災直後に始められたという御説明されてたと思うのですけど、震災を受けまして日本を元気にという趣旨で始められたのか、またはもう決まってらっしゃってそのまま予定どおり開始されたのか、そのきっかけのところをちょっとお話ください。

(大西会長)
 両方です。我々、当時思ってたのは、今、外国のお客様が日本にいらっしゃると、東京、大阪、京都というゴールデンルートを回って帰られる方が8割いらっしゃるんですね。我々が思っている観光の一番のキーポイントは、リピーター、リピート率をいかに増やすかなんです。テーマパークもそうですし、我々もそう。とにかく、観光地っていうのはリピート率をいかに上げていくかっていうのが非常に重要。こういうふうに考えると、その東京、京都、大阪では、おそらくリピート率はなかなか上がっていかない。2,3回今言ったゴールデンルートを通られると、基本的には観光としての魅力っていうのがだんだん薄れてくる。こういうふうに認識していて、そういうお客様が次回はもっと違う所に行ってみようと、こういうふうに思っていただくのが、我々としては全体的に考えたときに、日本へリピートする、この数を上げていくというのに、すごく有効だろうとこういうふうに思ってまして。
 ということで、地方を発信していこうというのは思ってたんですけど、そこに11年の3・11(東日本大震災)があって、これは余計その地方が活性化していかないとまずいな。そういうお手伝いをしたいと。要は、我々準備していましたし、余計そこに加速したのが、あの震災ということだと思っています。両方でした。突然これ準備できなくてですね、このプロジェクト自体、ある県を紹介していこうとすると、長い県では1年前ぐらいから準備をしてようやく成立するというプロジェクトなので、一番最初、11年の5月は宮崎県だったと思うんですが、それは準備としては半年前ぐらいからやってたという状況ですね。それで、余計この震災があって、地方っていうものに我々はもっともっと着目すべきだというふうに思った関係で、力を入れてやってきた。こういうことです。以上です。よろしいでしょうか。

(事務局)
 ほかございますでしょうか。
 県政クラブの記者の皆さん、日頃から知事からはいろいろお話を伺っていると思いますけど、敢えてここで知事への質問ございますでしょうか。
 よろしいですか。はい、それでは質疑応答は、ここまでとさせていただきます。ありがとうございます。(時事通信社)
 大西会長にお伺いしたいんですけど、先ほど、冒頭の挨拶の中で、海外向けをちょっと強化していきたいというお話だったんですけど、もう少し詳しくお伺いできますか。

(大西会長)
 従来は、先ほど、お話ししたとおり、日本国内への発信ということに重点を置いてやっておりましたけど、14年度、昨年の4月から海外のお客様にもアプローチしていただけるように、一つは我々の機内誌、国際線用の機内誌でございますけど、いわゆる英文でこのお土産を紹介するということをやらせていただいているというのが1点。
 2点目は、弊社のホームページで、「JAL Guide to Japan」というホームページ、これがございます。この中で、この「JAPAN PROJECT」を展開させていただいた地域の、やはり写真がメインになりますけど、観光名所を御覧いただけるような、そういうものを作っている。それから、画期的にこのホームページへのアクセスが増えたのが、我々、多言語化をしました。英語のみではなくて、中国語、簡体字、繁体字含めてですね、台湾も含めて、この多言語化をしたということで、昨年度の我々がこの取組を開始する前から比較しますと、もう10倍近いこのヒット数が、こういうような感じになって参りました。今後とも、この海外に向けての発信という部分を強化していきたいなというふうに思っております。以上です。

(時事通信社)
 海外のお客さんに、日本の国内線を利用してもらうということですか。

(大西会長)
 我々、どちらかというと、この「JAPAN PROJECT」は確かにそういう弊社の便を御利用いただきたいという部分はあるのですけど、元々このプロジェクトの趣旨は発信をしていく。御地元を発信するということに、我々は一緒になってやらせていただきたいということなので、必ずしも我々のホームページの中にですね、ここへ行くためにはJALの何便が飛んでいますよというような御紹介はしてないんです。御地元をとにかく発信するということで、結果的に我々の便を使っていただければいいなというふうに思っていますが、我々こういうプロジェクトを開始して思うことは何かって言うと、やはりもっと発信をしていくことが必要だなと。
 「JAPAN PROJECT」先ほど、御案内したとおり、これで第46弾になってやってますけど、御地元でこうやって伺ってお話を聞くとですね、だいたい二班に分かれるんですね。片側にいらっしゃる方は何かというと、我々が現地に伺わせていただいて、「この景色すばらしいじゃないですか」あるいは「この食事すごいじゃないですか」っていうお話しても、「いやいや、これ普段見てる景色だし、普段食べてるものだから」って、あえて発信されようと思わない方々がいらっしゃるというのが一部。それから、もう一つは、「発信をしてる」ってこういうふうに、「十分我々は発信している」こういうふうに言われる部分はあるのですけど、それは、例えば県のホームページであったり、そういうホームページ上で発信をしているということをPRしていると、こういうふうに言われるんですが、ホームページにぶち当たる、たまたま誰かがこのホームページに入っていくというのは、めちゃくちゃそこに入っていくのは、たまたまそれを間違ってクリックか何かしちゃって入っていくというようなことが多いんだと思うんですね。最初は、やはりこの本当に知ってもらうためのPRをやらないといけない。プル型の情報を提供するんじゃなくて、プッシュ型で知っていただくっていうことが非常に我々大切だと思っていて、そういう意味で言えば、我々が持っている機内誌っていうのは、例えば皆さんもよく航空機で移動される時に、もう至って手持ちぶさたになった時に何が起こるかというと、機内誌こうやって取って御覧いただけるわけです。そうすると、そこにきれいな写真があって、文字があればですね、10分、15分目を落としていただける。そういうことがあると、何かの拍子にそれがふっとこう甦ってきた時に、初めてホームページを見にいって、こういう所に行ってみたいというふうに思うようになる。我々はそういう意味で言ったら、プッシュ型の、お客さんにまず無理矢理知っていただくための情報発信を我々はしていきたい。それがこのプロジェクトの趣旨なんですね。
 例えば、食べていただくというのも、ものすごくプッシュ型なわけです。国内線のファーストクラスのお客様、もう結構発信力ありますから、そういう方々に、例えば4月であれば、徳島のこれは食材ですということで、御提供させていただく。で、これで、「あっ、こういうものがあるんだ」ということを知っていただいて、それが「徳島にはこんなおいしいものがあったぞ」、「こういう食材があったぞ」こういう発信をしていただくことで、将来の「徳島へ来たい」こう思っていただける方を増やしていきたいなというふうに思ってやってる取組みなので、元に戻ると、確かに我々の便を使っていただきたいというのはありますが、その手前に日本の各地の良さっていうのを、とにかく我々は発信したいというふうに思ってこれをやらせていただいています。そういう意味で、一回で全てを発信しきるっていうのは難しくてですね、3年前にやらせていただいた時、「JAPAN PROJECT 徳島」やらせていただいた時は、どっちかというと海側をやらせていただいたわけですけど、今回は「にし阿波」の方をやらせていただくということで、これはやはり何回かこう我々としてはやらせていただきたいなというふうに思っています。以上です。

(事務局)
 よろしいでしょうか。
 ほかに御質問ございますでしょうか。まだ時間がございますので、何でも結構ですから。よろしいですか。

(徳島新聞社)
 2011年に、震災直後に始められたという御説明されてたと思うのですけど、震災を受けまして日本を元気にという趣旨で始められたのか、またはもう決まってらっしゃってそのまま予定どおり開始されたのか、そのきっかけのところをちょっとお話ください。

(大西会長)
 両方です。我々、当時思ってたのは、今、外国のお客様が日本にいらっしゃると、東京、大阪、京都というゴールデンルートを回って帰られる方が8割いらっしゃるんですね。我々が思っている観光の一番のキーポイントは、リピーター、リピート率をいかに増やすかなんです。テーマパークもそうですし、我々もそう。とにかく、観光地っていうのはリピート率をいかに上げていくかっていうのが非常に重要。こういうふうに考えると、その東京、京都、大阪では、おそらくリピート率はなかなか上がっていかない。2,3回今言ったゴールデンルートを通られると、基本的には観光としての魅力っていうのがだんだん薄れてくる。こういうふうに認識していて、そういうお客様が次回はもっと違う所に行ってみようと、こういうふうに思っていただくのが、我々としては全体的に考えたときに、日本へリピートする、この数を上げていくというのに、すごく有効だろうとこういうふうに思ってまして。
 ということで、地方を発信していこうというのは思ってたんですけど、そこに11年の3・11(東日本大震災)があって、これは余計その地方が活性化していかないとまずいな。そういうお手伝いをしたいと。要は、我々準備していましたし、余計そこに加速したのが、あの震災ということだと思っています。両方でした。突然これ準備できなくてですね、このプロジェクト自体、ある県を紹介していこうとすると、長い県では1年前ぐらいから準備をしてようやく成立するというプロジェクトなので、一番最初、11年の5月は宮崎県だったと思うんですが、それは準備としては半年前ぐらいからやってたという状況ですね。それで、余計この震災があって、地方っていうものに我々はもっともっと着目すべきだというふうに思った関係で、力を入れてやってきた。こういうことです。以上です。よろしいでしょうか。

(事務局)
 ほかございますでしょうか。
 県政クラブの記者の皆さん、日頃から知事からはいろいろお話を伺っていると思いますけど、敢えてここで知事への質問ございますでしょうか。
 よろしいですか。はい、それでは質疑応答は、ここまでとさせていただきます。ありがとうございます。

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