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平成27年4月27日 定例記者会見 項目別

徳島県立海部病院建築工事の着工について(その1)(質疑)

(徳島新聞社)
 よろしいですか。海部病院の工事についてなんですが、26年の知事の記者会見では、「25年度の着工を目指す」ということになってまして、それから比べるとだいぶ遅れることになったということで、今までの経緯を振り返って、その点いかがでしょうか。

(知事)
 やはり一番は造成工事ですよね。このあたり、四位一体で行っていくということもありますので、そうした意味での慎重な対応、それからまた高さをしっかりと確保していくと。こうした点、また地域の皆様方に工事が御迷惑をかかるというのはまずいということでありましたので、例えば山をこう切っていきますので、そのダンプ、その通路、経路ですね、こうした点も、例えばダンプがこう狭い道を行き交うとかですね、これはまずかろうということで、そうした意味でのいろいろな点での配慮の結果ということです。

(徳島新聞社)
 もう一点よろしいでしょうか。昨日、投開票されました牟岐町長選で、海部病院の用地造成に関して、牟岐町がどれぐらい負担するのかというのが、一つ争点になってたと思うんですが、新人の方がその用地造成の牟岐町の負担の軽減を訴えていて、その方は敗れたとはいえ、4割程の票を取ったというふうな結果だったと思うんですが、このへん、牟岐町の住民の方の意向といいますか、気持ちをどう受け止めるかということをお願いします。

(知事)
 はい。ともに、当選された福井、今度の2期目の町長さん、あるいは敗れはしたものの丸山候補さんですね、ともにその負担をすることについては、やはりこうした施設をどう地元でと。もちろん、実はこの海部病院を移転をするといった場合には、隣接である美波町であるとか、あるいは海陽町の皆様方にとっても、場合によっては、じゃあうちに来てもらったらどうだろうかと。実は、こうした話もあったんですね。
 しかし、こうした点について、当時の福井町長さん、今度再選をされましたが、やはり、地元のこの牟岐町から海部病院がなくなると、これはやはり怖いということと、やはりこれを一つの起爆剤として、さっき申し上げた牟岐町の皆様方が逃げやすい広場を作っていこう、避難場所ですね。そして、ちょうど牟岐バイパス、これを早期に整備をしていこうと。これは、平時はもとより、いざとなると命の道ともなると。そして、私が日本赤十字社徳島県支部長でもありますので、ということであれば、日赤としてのいろいろな備蓄庫ですね、これもここへ持ってきたらどうだろうかと、こうした形で地元の皆様方のその熱意、これにもしっかりお応えをしていこうと。
 こうした運びから、是非地元でこれは引き受けたいというお話をありがたくもいただいたところでありましたので、我々としてもその時言われた、例えば美波町の関係の皆様方であるとか、そういうことだったら海陽町もじゃあ牟岐町でいいじゃないかと、こうした皆さんのお気持ちを考えますと、やはり当初のお話、お約束といったものを安易に変えるというのはいかがなものかと。そうしないと、「それ話が違ったじゃないか、だったらうちへ誘致をしたよ」と、こうした点がありますので、そういった点もあって、福井町長さんはなんとしてでもやり遂げるんだと、おそらく現職として言われたんではないかと思うんですね。
 もちろん、丸山候補さんも決して負担をするのがゼロであるべきだと言われたわけではなくて、少しでも軽減をすることができないだろうかと、牟岐町もなかなか財政厳しいのでと、こうした確か御主張だったんではないかと思いますので、この点についてはしっかりと是非我々としてもね大きなお金かけてこれやっていくわけですから、地元牟岐町の皆さん方はもとより、海部郡全域こうした皆さん方のとにかく平時においては救急など高度医療の拠点として、いざ発災となった場合には多くの助かる命を助ける災害拠点病院として、しっかりと整備をしていこうと、このように考えております。

(幹事社)
 そのほか、ございませんでしょうか。
 それでは、発表以外の事で御質問のある社はいらっしゃいませんか。

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