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平成27年6月1日 定例記者会見 項目別

「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in NISSAN」 の開催及び出展企業の募集について(説明)

それでは、私の方からは今日は1点発表をさせていただきます。
 「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in NISSAN」の開催及び出展企業の募集についてであります。
 昨年末、国からは「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、こちらの決定を受けまして、本県では、「とくしま回帰」これをキーワードとして、本県への新しい人の流れ、これを作っていくとともに、それを県民の皆様方や地域がしっかりと受け止めていただく環境づくり、これによる徳島ならではの「地方創生」の具現化・実現に向け、地方版の総合戦略、これの策定に取り組んでいるところであります。
 そして、このとくしま回帰のスタート・ダッシュを図っていくためには、特に、機械金属、また、電気・電子、木工業、まあ、本県のお家芸と言う分野ですね、これを中心とした本県ものづくり産業の更なる活性化によりますしごとの創生が、極めて重要となるところであります。
 これまでも、本県企業の「新技術・新商品」を積極的にPRし、新たな販路拡大へ結びつけていくために、平成19年度からトヨタ自動車、また本田技研工業、マツダなど、日本を代表する大手自動車企業等との間で、「徳島県『ものづくり新技術・展示商談会』」を実施をしてきたところであります。
 これまで展示会に出展を頂きました県内企業の皆様方からは、国内一流企業の開発動向や資材調達水準が実地に学ぶことが出来るということ、また、取引の拡大や自社の製品開発にも繋がるという貴重な場ということで、大変好評を頂いているところであります。
 今回は「9回目」となるところでありまして、電気自動車、EVですね、市場のパイオニアとして「リーフ」を、また、自動運転技術の分野でも最前線に立つ、「ゼロ・エミッション」、つまり排出ガスゼロ、また、「ゼロ・フェイタリティ」死亡事故ゼロという、これは究極の分野だと思いますが、この二つのアプローチで、世界をリードする「日産自動車株式会社」との間で、本年11月5日木曜日及び6日金曜日、2日間にわたりまして、神奈川県厚木市、日産テクニカルセンターにおきまして、「徳島県『ものづくり新技術・展示商談会』in NISSAN」を開催する運びとなりました。
 そこで、6月1日から7月17日までの間、自動車に関係をする部品、素材及び設備などの製品・技術をお持ちの県内の企業の皆様方や、研究機関の皆様方を対象として、募集を行うことといたしました。
 特に、今回の商談会では、新たな取組として、大手企業OBが組織をするNPO法人を活用し、日産自動車の関連企業、サプライヤ企業等となりますが、招へい・マッチングやフォローアップを強力に進めていくこと、また、県内企業等の製品あるいは技術のもう一押しの改良、これを支援をする知の拠点活用型・共同研究事業を実施していくなど、商談会に向けまして、そして商談会が終わってからがまた重要となるわけでありましてね、しっかりと支援をしていくことといたしております。
 県内企業の皆様方には、日産自動車のものづくりをとくしまの『ものづくり技術』で進化をさせるんだという強い意気込みを持って、自社の技術あるいは商品をしっかりと売り込む、大体幹部の皆さん方が来られる時というのは各ブースね、ポイントは1分ということで、最初に相手が何をほしがっているのか、自分が得意とするものは一体何なのか、ここをパチンとね、「えーと」とか「あの」とか、「その」とか、「私、誰々でございます」というのではなくて、ここがポイントということになりまして、その意味では今回は9回目、これまでもプレゼンテーションを積み重ねてきていただいているわけでありますので、しっかりとこの最初の1分勝負、これにかけていただきたいと思います。
 ということで、県といたしましても、大きなビジネス・チャンスとなります今回の展示商談会が、「しごと」のとくしま回帰というべきものとなりまして、地方創生の実現に向けた「地方回帰」、この流れを確かなものとしていけますようにしっかりと取り組んで参りたいと考えております。
 私からは、今日は1点です。
 どうぞ、よろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 それでは、発表事項について、質問のある社はお願いします。

 
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