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平成27年7月13日 定例記者会見 項目別

吉野川の河川整備計画について(質疑)

(毎日新聞社)
 最後すみません。吉野川の河川整備計画のことで伺いたいんですが、今度、策定から初めての見直しに向けた点検が始まりますが、東日本大震災の後の状況も含めてどんなことを国に求めていきますか。

(知事)
今お話をいただきましたように、吉野川水系の河川整備計画、これはちょうど策定したのが平成21年の8月、ここで出来上がった。例の可動堰問題、まずはというところから申し上げて、それで国としてもじゃあ整備計画を作っていこうということになって、平成21年の8月に策定と、で、だいたいね、5年経つとこれ点検しましょうということにこうなって、今回はその5年後、約、これにあたってくるということなんですね。
 ただ、この河川整備計画自体は、概ね30年でやっていくと、例えば無堤地域の解消をやっていくとか、内水対策をやるとか、こういった形で作られてきたんですね。
 ですから、今回この点検についても、河川工学のプロ、学識経験者の人達ね、この皆さん方18名で構成する吉野川学識者会議、この中においてこの計画通りに進んでいるのか、あるいは何か点検を加えていく必要があるのかといった、こういった点ね、これを検証してていただこうと、地域の意向であるとか、今おっしゃっていただいた新たな視点、この新たな視点と言って我々としては当然、この南海トラフの巨大地震、津波と地震といったところでね、今までなかなか手を付けてもらえなかった今切川とか旧吉野川、これも直轄区間なんですが、直轄管理のエリアなんですね、こうしたところについても何とか手を付けてくれと申し上げてきて、災害予防だと。全国防災制度というのが平成23年度の補正予算から出来上がってきた。
 徳島が提唱した、言い出しっぺということもあって、かなりの大きな、百億(円)オーダーの予算を付けていただいて、でも、これも27年度、今年度で終わっちゃうんですよ。ということで、新たな財源をどうするのか、こうした点についても我々としては提言をしていかなければいけないと。
 当然、今、国土強靱化地域計画ね、3月4日、日本で最初にモデル団体の中で徳島が作ったということがあるんで、そうしたこの新しい国土強靱化地域計画に沿う形のもの、これをまた、新たに加えていかなければならないと、こう思っておりますので。
 多くの我々も提言をしていく点があるし、学識者の皆さん方には、計画通りに、ちゃんと予算が付いて行われているのかと、こうしたところも大いに検証してもらいたい、そう思っています。

(幹事社)
 ほかにありますか。

(知事)
 よろしいですか。
 では、よろしくお願いします。

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