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(読売新聞社)
よろしいですか。
先だって鳴門市で作業中のドローンが操縦不能になるといった案件があったと思うんですが、あまりまあ、1件1件を取り上げてどうこうといったことを言うのも変な話ですが、県としても今、UAVの安全性の検討をされていて明後日ですかね、安全講習の講習会もされるという中で言うとちょっとタイミングが悪かったかなと。
受け止めと今後の改善策があれば教えてください。
(知事)
県の県土整備部の方でね、上空の方から状況をしっかり見て、色々な対応していこうとドローンは試験的に飛ばしてやった、そのドローンが操縦不能になって、そしてカーポートの上に、民間(宅)のね、落ちてしまっていたということでね。
これについて、例えば人的な被害がなかったということだけは幸いだったと。しかし今、お話があるようにこれからこのドローンの安全な使い方、こうしたものをね、全県下で、これは使う側にとってみても、あるいはイベント行う人達ね、こうした皆さん方にとっても安全であれば、例えば上空から写真を撮るということ、あるいは調査をするということなどが効果的な部分ですから、そのメリットの部分の芽を摘んでしまうというのもいかがなものかということで、そうした講習対策を行う、これも行う、そのタイミングで県自らそういうミスを犯してしまった、まさにおっしゃるとおりですね。ですからやはり、ドローンの特性、はっきり言ってこれ、昔我々もよく使ったラジコンですよね、あれと何ら変わっていないですよね。形が大分変わった、機能としてね、色々使えるカメラをつけるとかね、そうした意味では使えるということ、より高く飛ばせるとか、メリットはあるんですけれど、やはりどのくらいの範囲であれば、(ここまで)いくともうダメだとか、風の状況がどうだとかこうしたことをしっかりと考える。そうしないと単純に言うと糸の切れた凧になると訳なんですよね。
場合によっては命綱みたいなものをつけるということもあるでしょうし、だからそうした対策をしっかりとやらなければいけない。それがなく、利便性だけを追って、使ってしまう、そして結果、ああ想定外である、これでは話にならないと。しかも、講習会などを主催してやる県の立場でそういうミスを犯してしまったと。
これは全くもう申し開きのないことですので、どちらかというと規制をする側がミスをしてしまうということですから、今後この使い方についてはしっかりと、もっともっと研究を重ねた上でね、安全性を図った上で使っていく。
(読売新聞社)
もちろん機械のことですから、職員さんに非があったということではないと思うんですが、三輪准教授も人や物に影響のないところで使ってくださいと、1キロもスライドしていくんじゃあ、使う場所は全く県内なくなってしまう訳で、今の話で言うと極端な対策というよりは、現状考えられる安全対策をきちんとやっていくということになりますか。
(知事)
おっしゃるとおりですね。
(読売新聞社)
分かりました。
(幹事社)
ほか、いかがでしょうか。