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平成27年8月24日 定例記者会見 項目別

「次なる挑戦!テレワーク実証実験」の実施について(説明)

 それでは3番目、「次なる挑戦!テレワーク実証実験」の実施についてであります。
 ICT、情報通信技術を活用した、場所と時間にとらわれない柔軟な働き方である「テレワーク」につきましては、今地方創生の流れもね、新しい働き方として大変注目を受けているところでありますし、特にワーク・ライフ・バランスの実現や業務効率の向上、更には災害時におけるBCP、業務継続こちらの向上を高めるために、昨年9月から全庁を挙げて、サテライトオフィス、モバイルワークによります新しい働き方の取組みを徳島県としては進めてきたところでありまして、庁舎間の移動や会議の待ち時間など「隙間時間」その有効活用、県民の皆様方への分かりやすい説明等、様々な効果が既に見られてきているところであります。
 そこで、「次なる挑戦!テレワーク実証実験」として、在宅勤務をはじめといたします、さらに進化したテレワークを来る9月1日から実施をしたいと考えております。
 まず1点目につきましては、在宅勤務実証実験として、パソコンの端末、これを職員の自宅からインターネット回線を経由をいたしまして、職場内のLANへ接続することによりまして、在宅勤務を可能としたいと考えております。
 主として育児中あるいは介護中の職員の皆さんが在宅勤務を実施をすることによりまして、これまで通勤に要していた時間を家族の皆さんと過ごす時間に充てることができること、また、管理職(員)のマネジメント力、イクボス力等とも呼んでいますけれどもね、あらかじめ職場において業務計画を立てることによりまして、仕事の進め方を見直すきっかけとなりますことから、ワーク・ライフ・バランスをしっかりと支援をするとともに、業務効率の向上を図りたいと考えております。
 第2点目は、「南部・西部サテライトオフィス実証実験」といたしまして、昨年度、県の本庁舎内に設置をしたサテライトオフィスを南部総合県民局の3庁舎と西部総合県民局の2庁舎の各庁舎にも設置をいたしまして、県内6拠点による全県展開をしたいというものであります。
 これによりまして、出張時における時間の効率的な利用をさらに進め業務の効率化を図りますとともに、災害時にも業務を継続することのできる「バックアップ・オフィス」、つまり平時としてはサテライトオフィス、いざ発災となるとバックアップ・オフィスに様変わりということで、平時、災害時共の活用を行っていくということで防災・危機管理への支援体制の充実を図ろうというものであります。
 そして、第3点目については、「モバイルワーク実証実験」といたしまして、昨年度導入したモバイル端末、これが50台だったんですね、これを95台へと倍増するとともに、新たな取組みといたしまして、県民サービスセンターにおける受付・相談業務へと、また、県立近代美術館における聴覚障がい者等の皆様方への情報伝達のユニバーサル化、より県民の皆様方に近い場所で活用することによりまして、タイムリーでよりわかりやすい説明を行い、県民サービスの向上を一層高めて参りたいというものであります。
 この「3つの実証実験」を同時に展開をすることによりまして、職員の皆様方おひとりおひとりが、これまでの仕事の進め方、また、手法を改めて見直していただきまして、業務改善やワーク・ライフ・バランス、こちらを実現をしていく行政モデルとなるよう取り組んでいきたいと考えております。
 全ての職員の皆さん方の持てる能力、力を遺憾なく発揮することのできる徳島ならではの多様な働き方をここに具現化をしたいというものであります。
 こうした形で県民の皆様方のサービス、こちらも向上を図りまして、県民の皆様方には一歩先の未来、こちらを実感をいただければというものであります。
 私からの発表は、以上3点です。どうぞよろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 ありがとうございました。
 では、発表項目について、質問をお願いします。

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