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平成27年8月24日 定例記者会見 項目別

「とくしま子ども発明・科学の祭典」の開催について(説明)

(知事)
 おはようございます。
 それでは今日は私の方からは、3点発表させていただきます。
 まず、第一点は「とくしま子ども発明・科学の祭典」の開催についてであります。
 県では、昨年の10月、制定をいたしました「科学技術憲章」、また「科学技術振興計画」に基づきまして、県民おひとりおひとりが科学技術への関心と理解を深めていただきまして、科学技術の振興を図るとともに、優れた科学技術者の育成のために環境づくりに努めていこうと考えています。よく理科系離れなどともいわれるところでありましてね、そうではなくて、この科学のおもしろさ、子どもさんのうちからしっかりと実感をしていただこうというものであります。
 こうした中、この度、公益社団法人発明協会の皆さん方と連携をいたしまして、「全国少年少女発明クラブ創作展」が徳島で開催をされる運びとなりました。
 県といたしましてはこの好機を絶好の機会と活かして、次世代の子どもさん達に対しまして、発明あるいは科学への関心、あるいは興味を高めていただこうと、そして本県科学技術のより一層の発展に資するために「全国少年少女発明クラブ創作展」の開催に併せまして「とくしま子ども発明・科学の祭典」を、来る10月24日土曜日、25日日曜日、2日間、アスティとくしまにおいて開催をしたいと考えております。
 まず、「全国少年少女発明クラブ創作展」といたしまして、全国の少年少女発明クラブから寄せられました創意あふれる作品を一堂に展示をいたしますほか、阿南市少年少女発明クラブをはじめ四国内に10クラブある訳でありますが、その皆さん方の指導員による工作教室、また、クラブ員約70名が参加する活動紹介を行う予定といたしております。
 また、本県の子ども達の発明あるいは科学への関心を高めていただこうということで、特に体験ブースとして、阿南市科学センターや徳島大学工学部、また、県技能士会連合会による、子どもさん向けの「科学体験・ものづくり工作」を、展示ブースといたしましては、発明工夫展に応募をされた創意工夫あふれる作品や、県内企業等の皆様方よる最先端技術などの展示を、さらに、特設ブースにおきましては、本県が誇ります全国屈指の光ブローバンド環境を活用した、新たな試みである「4Kライブ中継」を行うことなど、本県ならではの多彩なプログラムを展開することといたしております。
 特に最後に申し上げました、この「4Kライブ中継」、一体コンテンツ、何を中継していくのか、ここがポイントとなる訳でありますが、ちょうど同じ週、阿波市制10周年記念事業といたしまして、県と阿波市の共催によりまして、阿波市のアエルワホール内において、徳島の自然や文化をテーマとした4Kクオリティのプロジェクションマッピングとオーケストラの生演奏の融合というまさに新次元のイベントを開催をいたす予定としております。なんとその模様を、「4Kライブ中継」としてアスティとくしまで視聴するというものであります。
 ではそのイメージどんなものか、こちらをご覧をいただきたいと思います。
 (パネル「4Kプロジェクションマッピング・コンサート・イメージ図」を掲示して)
 徳島ならでは、ブルー一色ということでありますがね。
 これ85インチモニターを通じて、85インチというとちょうど下の(階の)県庁入口のところにも85インチモニターがありますが、臨場感いっぱいに視聴をしていただきます。
 そしてこの貴重な祭典を契機として、本県の科学技術への取り組みを大いにアピールいたしますとともに、次世代を担う小・中学生をはじめ、多くの県民の皆様方にお越しをいただきまして、徳島県の発明と科学振興、その力を体感していただきたいと考えております。
 今回のこうした取組みを通じまして、未来を切り拓く優秀な人材の育成はもとより、これから日本のマイルストーンとしてこの4K、8Kこれを東京オリンピック・パラリンピックにはまさにこれを使っていこうということで、昨今では4Kテレビの売れ行き好調などということもよく言われておりますが、そうした意味でこの実証の先駆けを徳島から行っていこう、しかもプロジェクションマッピング、今ではね、割と全国でも様々な形の、また、様々な次元のものが展開をされておりますが、これと高音質のオーケストラの生音源、これらの融合、しかもそれをその場だけで見るのではなくて、この三次元立体、それと生音源、これを伝送で別の会場に送ろうというね、まさに我が国としてもほぼ初めてと言ってもいい取組みをやってみようということであります。 

 
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