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平成27年9月7日 定例記者会見 項目別

「川口ダム自然エネルギーミュージアム」について(説明)

 次に、2番目「川口ダム自然エネルギーミュージアム」についてであります。
 将来の徳島、また日本をね、背負って立っていただく子どもたちに自然エネルギーや科学に対する興味を高めてもらう、またエネルギーや環境問題をぜひ身近に感じて学んでいただくことによりまして、次世代のまさにエンジニア、また科学者の皆さん方、こうした中からぜひノーベル賞も出てもらいたいなということでもありますが、こうした皆さん方を育成していこうということで、現在、川口ダムの関連する施設を整備、活用する計画を進めているところであります。
 ということでね、じゃあどんなのかというのを見ていただこうと、
(パネル1「スマート回廊」を提示して)
 頭文字を取った「スマート回廊」ということでね。スマートね、これね、光と水と風と木というね、まさに自然エネルギーということで、ちょうどダム湖周辺、このあたりをひとつの自然のミュージアムに仕立てていこうというものであります。
 そこで、まず、このミュージアムの整備についてでありますが、既存の「水力発電」これは言うまでもないですね川口ダム、まさに水力発電を行う施設であります。また、小型の風力発電この設備、ご覧をいただいている方も多いと思いますがね、こうした既存のものに加えて太陽光発電また小水力発電の設備を新たに設置を致しまして、太陽光、小水力、風力の異なる3つの自然エネルギーによる発電設備を、一つのエリアでパッケージで見ていただくことが出来るというものであります。
 このように、水力発電施設に小水力を含む3つのタイプの発電設備が、1か所に揃っているのは、もちろん全国「26公営・電気事業者」の中でも徳島県がまさにオンリーワン唯一となるものであります。
 ここでは、実際に稼働中の発電施設や実際に水力発電所で使用されている水車、ランナですね、水車ランナの展示、また本物と実物を見て、触れることのできる学びの場を提供したいと考えております。
 また、ダム管理所の1階におきましては、子どもさんたちが、ご家族と一緒に自然エネルギーの利活用の方法などについて、楽しみながら、ここがポイントなんですよね、楽しみながら学習することができる、ここが科学離れを防ごうとそして科学に興味を持ってもらおうとするですね、こうした環境学習室、また、先端技術と技術だけじゃないですね、これがアートと結びつくということで、この先端技術とアートを融合した映像を体感することのできる常設の映像展示室を設けたいと考えております。
 そして、今程パネルをご覧いただきましたように、この周辺には相生森林美術館であるとか、道の駅・もみじ川温泉など、ダム湖を取り囲むように様々な集客施設があることから、ダム湖を囲む周遊路これを自然エネルギーと自然にちなみ、今「スマート回廊」という形でね名付けた周遊コースとする。もう一度ね、先ほど瞬間芸的に見ていただいたんでね、スマートのSは何だってね、これはSunlight(サンライト)太陽光ですね、Mこれはここからいきなり日本語になるんですがMizu(水)ですね、それから次はまた英語ねA、Air(エアー) 、そしてTこれは英語、Tree(ツリー)ということでね、若干ちょっと苦しかったかもしれませんね、という形で「スマート」仮称としておりますが、那賀町との連携やイベントの開催なども視野に入れたにぎわいの創出に相乗効果を持たせる計画としたいと考えております。
 また、この回廊に通じる国道195号、その沿線にはね、エキサイトサマー(・イン・ワジキ)やっておりますよね、毎年のようにね、大塚製薬の徳島ワジキ工場や平成28年度末にバイオ・エタノールの製造プラントが移設完了の予定となっております「新林産業パーク那賀」ですね、「新林産業パーク那賀」の見学コースも組み込まれているところであります。
 先ほど少し科学技術だけじゃね、アートもねとちょっと申し上げたところでありますが、このミュージアムの目玉としても言える映像展示室でありますが、このインタラクティブ、少しね、難しい言葉ですが双方向とも訳されたり、あるいは触れてみるそうすると映像が変わるとこうした意味ですよね、インタラクティブな作品の制作をこの度、猪子寿之氏率いるウルトラテクノロジスト集団である「チームラボ」、もう申し上げる必要はありませんよね、「チームラボ株式会社」の皆様方にお願いすることと決定を致しました。
 そして、今少しここにイメージ、あくまでもイメージで最終完成作品では毛頭ない訳でありますが、
(パネル2「チームラボ作品イメージ」を提示して)
 こうしたインタラクティブな映像、LEDこうしたものがこう全部組み合わさったアート作品ですね、これをテーマとしては「自然エネルギー」や「未来」をテーマに、ここに来なければ体感することができないここだけの作品の制作を、お願いをしたいと考えております。
 これらミュージアムのオープンについてでありますが、(平成)28年、つまり来年の夏を予定をしております。子どもさん達のね、夏休みにターゲットをということで、ぜひ親子一緒に自然エネルギーについて楽しみながら学ぶ、これが重要ですよね、こうした施設としてお披露目をできればと考えております。
 こうした形で、「川口ダム自然エネルギーミュージアム」を核といたしまして地域全体、那賀町の皆さん方とも連携をしようと、地域の皆さん方と連携・協力をさせていただいて、未来を切り拓く人材の育成、また環境啓発とともに交流人口の増加、また、にぎわいの創出に取り組みまして、特に那賀川水系からの地方創生を大いに推進をして参りたいと考えております。

 
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