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平成27年10月19日 定例記者会見 項目別

一億総活躍社会について(質疑)

(徳島新聞社)
 よろしいですか。第3次安倍改造内閣の目玉っていうのが、一億総活躍大臣ということなんですけど、それに関連して2点ちょっとお伺いします。1点目は一億総活躍大臣の受け止めと期待、2点目は国民会議が11月中にも緊急対策の第1弾を取りまとめるということなんですけど、例えば県としてですねそれに対応するような取組みとか何かできないのかということ、お考えがあれば教えてください。

(知事)
 はい。まず、今回は目玉でね一億総活躍社会を築いていくんだというね、新たなアベノミクス、この方針の中で、やっぱり目玉の担当大臣がいるであろうということで、今回作られたということなんですね。しかも、前職が官房副長官、正に総理の懐刀ということですから、安倍総理のいろいろな考え方といった点についてはね、十分過ぎるぐらいに御存知ということで選ばれたんではないかとこうした印象を持っているところであります。
 そうした中で、いろいろねマスコミの皆さんも含め、一億総活躍、分かり辛いんじゃないかということがあるんですけど、私はねやっぱり昔よく1億総中流とか、1億何とかっていうのはよくあったんですね。これは1億人というのが正に日本の全人口を現すと。今、1億(人)を超えているわけなんですけどね。今後、例えば2060年人口ビジョンにおいても、国は1億(人)を割ることをしないようにやっていこうと。ここでもやっぱり1億という数字がキーワードとして出てくるということでありますんでね。
 我々としてもこの一億総活躍というのは、子どもさんから中高年まで、全てに光を当てていこうと。中でも、特に女性の活躍と、あるいは女性の輝くといったキーワードもこれ出てくるわけでありますし、またこの少子化対策ですね、子どもを産み育てやすい環境を作っていくと、こうしたところにやはり焦点を当たるだろうと、我々が思っていたところに今度は一億総活躍だということなんで、分かり辛くなったという意見と、いやいやいや全部を底上げをしていくんだという考え方と、両方できるんじゃないかと。
 私としてはやっぱり一億総活躍そうあるべきだと当然思いますんでね、ある部分だけが活躍をしていいということではないと思っておりますので、是非そうした意味でこれからこの一億総活躍というね、この言葉が、本当の意味で国民の皆さん全てに光が当たって、実感できると。新しいアベノミクス3本の矢、これが効果を発揮していただけるように期待をまずはしたいと思っています。
 今度は、この対策をまとめていく国民会議の話ということでね、これも緊急にというのは当然でしょうね。今、TPPの問題も出てきて、補正の話がこれ出てくると。やはり、一億総活躍見えないと言われるのは、それは具体的な事業が発していないからと。言葉だけが踊ってるじゃないか、このように言われるんで、当然のことながら、具体的な施策、目に見える形を作り、そして実行に移す。そのためには予算がいる、補正予算と。こういう手順になってくるかと思いますんで、おそらくこれは取りまとめが急がれると思います。
 既に、例えばTPPの関係では、森山大臣のところに徳島の(政策)提言持っていきましてね、大臣からは「地方公共団体の長としては、飯泉知事最初ですね」っていうことをね。昔から森山大臣には、過疎の関係の時から大変お世話になっておりましたので、「徳島の政策提言、本当にありがたいと思っている」とこうも言っていただいたところでありますがね。
 そうした意味からいくと、今回、補正というものが目の前にぶら下がってくるということであれば、当然TPPこれも第二弾、第三弾打っていくだけではなくて、一億総活躍、我々から言うともう一つ地方創生という観点のね、具体的な弾、既に7月の16日には「vs東京『とくしま回帰』総合戦略」これを作り、具現化をしていこうとなっているところでありますんで、我々としても機会ある限り、こうした一億総活躍のこうした点がポイントになるんではないか、おそらく総理の言った点はこれがバックアップになるんではないか、こうした点については当然のことながら、補正を睨みながら(政策)提言をしていくという形になるかと思います。以上です。

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