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平成27年10月19日 定例記者会見 項目別

「とくしま生物多様性センター」の開設について(説明)

 次に2番目「とくしま生物多様性センター」の開設についてであります。
 今も発表をさせていただきました鳴門でのコウノトリの定着の取組みをはじめといたしまして、県内では様々なNPO法人、事業者、研究者が生物多様性の保全につながる活動を行っていただいているところであります。
 このような多様な主体の活動を支援をし、そして結びつけていく、つまり活動の輪を拡げるそのプラットフォームといたしまして、明日10月20日、「とくしま生物多様性センター」を県庁生活安全課内に開設をすることとなりました。
 ということで、
(パネル「とくしま生物多様性センター」についてを掲示して)
じゃあ「とくしま生物多様性センター」とはどんなものなのかということで、この図にありますように情報収集、発信から多様性を活用した地域創生までということでね、大きな5つの機能を持っているところでありまして、こちらにね、丁度プラットフォームとしてつないでいきましょうとこの輪を広げようということになります。
 ということで今の図、おさらいとなりますが、この当該生物多様性センターにつきましては各活動の事業者を結び付けるプラットフォームの役割を果たしていこうというものであります。
 それではこの生物多様性センターの特長、今も5つ見ていただきましたが、一つ一つ少し詳しく申し上げていきたいと思います。
 まず一番目については、生物多様性に関する情報を、県内の様々な組織や団体から収集を致しまして、そして県民の皆様方に効果的、そして効率的に提供する「情報収集・発信の機能」、また二番目としては、生物多様性に関する県民や団体、企業からの様々な質問ご相談に対応する「ワンストップ窓口としての機能」、そして三つ目は、生物や生態系の保全活動に取り組む、あるいはこれから取り組んでいきたいという熱意を持たれている方々を結びつける「協働活動のコーディネート機能」、また四つ目として、地域において、生物やまた生態系の保護・保全活動をリードする生物多様性リーダーを育成する「人材育成機能」、そして五つ目については、本県の豊かな生態系やそれぞれが作り出す自然景観、また文化、産業などの魅力を発信し、体験交流あるいは観光誘客に繋げる「生物多様性を活用した地域創生機能」となります。
 県では多くの県民の皆様に、生物多様性に関心を持っていただくことはもとより、さらには、この一歩進めまして生物多様性センター、こちらを、生物多様性に関する課題の解決、また徳島の豊かな生物多様性を保全をし、未来に継承する活動に参加をしていただくなど、積極的な活用をぜひお願いをしていきたいと思います。今後ともこのとくしま生物多様性センターを中心と致しまして、徳島ならではの生物多様性をはぐぐみます「環境首都新次元とくしま」の実現を目指していくとともに自然豊かなこの環境、そしてそこに息づく生物多様性、つまり多種多様な野生生物に恵まれた本県の貴重な財産を是非未来へと引き継いでいくこうした考えであります。是非御理解のほうをよろしくお願いいたします。
 私のほうからは、以上です。よろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 では、発表事項に関して質問のある方はよろしくお願いします。
 よろしいですか。
 では、発表事項以外の質問があればお願いします。

 
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