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平成27年10月19日 定例記者会見 項目別

「鳴門コウノトリ鳥獣保護区」の指定について(説明)

(知事)
 おはようございます。
 久方ぶりの会見です。今日は私の方から2点、発表させていただきます。
 まず第1点目「鳴門コウノトリ鳥獣保護区」の指定についてであります。
 国の特別天然記念物であります、幸せをもたらすと言われておりますコウノトリが、「大鳴門橋・開通30周年」、記念をすべき年に兵庫県から本県の鳴門市に飛来をし、巣作りをはじめる、このニュースは、県民の皆様方に明るい話題の提供となったところであります。
 このコウノトリに定着してもらいたい、こうした願いで地元住民の皆様方、また農業従事者の方々、見守りや配慮、さらには四国電力さんが粋な配慮をしていただきました。巣作りをした電柱に電気を通さない工事をしてくれるというね。こうした多くの皆さん方の後押しによりまして、コウノトリの巣作りを見守ってきたところであります。
 またこの地域に飛来をしてきた理由として、コウノトリの餌となるカエルあるいはドジョウなどの生き物が豊富に生息をしていることが考えられまして、これはレンコンをはじめとする生産者の皆様方がまさに環境に優しい農業に取り組んでこられたまさにその成果の現れとこのように認識をするところであります。
 そこで是非コウノトリに定着をということで、まずは5月に地元農業団体や大学、鳴門市、県などで構成をする「コウノトリ定着推進・連絡協議会」を設置をしたところであります。休耕田を活用した餌場づくりの実証試験、また看板の設置やパトロールによります「観察マナーのPR」、私も現地に行って参りましたけどね、やはり多くの皆さん方は遠巻きでちゃんと見ていただくということでそのポイントにはね、ちゃんとコウノトリの写真であるとか、どういった形で飛来しているのかとか、そうしたパネルもね、用意をされている訳でありまして。
 こうした取組みを一層推進していこうと、そして定着さらには繁殖していただいたらなということで、生息地周辺490ヘクタールを「コウノトリ鳥獣保護区」に指定をして守っていこうと6月の定例県議会のほうで表明させていただいたところであります。これまでに地元農業関係者、また猟友会など関係の方々に対する公聴会の開催、また環境審議会への諮問、その準備を進めてまいったところであります。
 そして環境省への届け出をし、この度、保護区指定の手続きが全て完了となりました。11月の15日から狩猟の解禁となるわけでありますが、これに先立ちまして11月の1日より、正式に「鳴門コウノトリ鳥獣保護区」として指定させていただくこととなりました。
 ではどこかということですね。
 (パネル「鳴門コウノトリ鳥獣保護区」についてを掲示して)
 こちらがまずは広域図、拡大をするとこうなります。ということでね、これは四国電力さんの粋な計らいの電柱の上の巣ですよね、ということでレンコン畑中心ですということです。
 今、区域についてはご覧をいただいたとおりということでありますが、この指定区分としては絶滅のおそれのある希少な鳥獣の保護を目的とした「希少鳥獣生息地の保護区」となりまして、これはもちろん県内では初めてのこととになります。
 鳥獣保護区に指定をされると一体どうなるのかといったことでありますが、この区域内での鳥獣の捕獲は禁止となります。そして当該区域の静寂が保持をされる、コウノトリをはじめ鳥類の生息環境の保全をしっかりと図ることができます。
 この指定を契機といたしまして、コウノトリの本県への定着はもとより、近畿の北部以外、豊岡市周辺ということですね、以外ではわが国初の野外繁殖を目指しまして、県を挙げた「幸せを運ぶ鳥」の象徴であるコウノトリを大切に守り・育てる環境をしっかりと確保して参りたいと考えております。
 県民の皆様方には、是非あたたかくお見守りをいただければと思います。

 
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