文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

平成27年11月2日 定例記者会見 項目別

旭化成建材データ改ざんについて(質疑)

(徳島新聞社)
 よろしいですか。マンションのデータ偽装の問題が全国的に広がっているかと思うんですが、県としても十分されてるかと思うんですが、今後の課題とかですね、県としてどのように取り組んでいくべきか、そのあたりの考えを聞かせてください。

(知事)
 今回のデータの流用と言うかね、いわば杭打ちの偽装と言っても過言でない。多くの県民の皆さんから言うと、昔の姉歯事件(耐震強度構造計算書偽装事件)っていうね、これを思い起こさせるものでありまして、しかも旭化成建材というだけではなくて、結構どこでも行われているんだなんていうね発言まで出てきて、我々も背筋が寒くなる思いをしてるんですがね。
 今回、例の事件を起こしたという方がやったものについては、県内にはなかったという点はあるんですが、しかし最終的には本当に旭化成建材が杭打ちを行ったものが安全であったのかどうかと、こうしたものはしっかりとね検証しないといけないと。まず、公共施設の関係でも県の関係で4つあったわけでありますんで、やはり我々としては当時からそうでありますが、しっかりとそこは立ち会って、あるいは杭を打って岩盤に入った、固い基盤に入った時には、波形なんかもね皆さんこう出てますけどね、音で分かるんだという話もこれあって、当時立会いをした人たちからねきっちりと聞かせていただいていると。で、大丈夫だといった点を得ておりますので、やはりこれからもしっかりと現場に立ち会うということが重要ではないかと考えていますね。
 また、そうした時の記録を残す、これもまた重要なことだと。こうしたことがないと、ああした偽装をされた時に、一体本当にこれが大丈夫なんだろうか、あるいは大丈夫でないんだろうかと、このあたりが分からなくなると。愛知県の大村知事がね、かなり怒っておられましたけどね。愛知県がものすごく多かった。また、北海道も、あるいは横浜もということでね。
 こう立て続けになると、例えば公営住宅に住まわれている人たち、あるいは学校ということになってくると、そこに住みあるいは通う皆さん方は本当に日々不安で不安でしょうがない。また、首都直下型地震であるとか、南海トラフ巨大地震、これがもう想定をされてる訳ですんでね。そうしたものは間違いなく倒壊するわけですから、そうした意味でも我々、日頃からの建設現場しっかりと立ち会い、そしてその記録を残すといった点についてもね、これからもしっかりと対応していきたいと、このように考えています。

(幹事社)
 そのほかいかがでしょうか。
 では、ないようですので。

(知事)
 はい。それではよろしくお願いします。
 (林業)機械の方(パネル)は残していきます。

 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議