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平成27年11月2日 定例記者会見 項目別

平成27年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者決定について(説明)

(知事)
 おはようございます。
 それでは私の方から今日は3点、発表させていただきます。
まず1番目は平成27年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」受賞者決定についてであります。
 「徳島県文化賞」については、「徳島県版の文化勲章」とも呼ばれておりまして、本県の芸術文化向上・発展に関し、特に功績の顕著な方を、顕彰させていただいているところであります。
 昭和50年制度創設以来、昨年度までの40年間にわたりまして、39名、そして2団体の方々に贈呈をさせていただいております。
 また、「阿波文化創造賞」につきましては、平成17年度の徳島県文化振興条例の制定を機に、今後のご活躍と本県の文化振興への貢献が期待をされる、例えば新たな阿波文化の創造などというところですよね、特に若い皆さん方を顕彰させていただいておりまして、これまでに9名、1団体の皆さん方にお贈りをさせていただいております。
 この度、この2つの賞の本年度受賞者につきまして、県内の有識者の皆様方で構成をしております徳島県文化賞・選考委員会におきまして、ご選考をいただきました結果、「徳島県文化賞」は、永年、徳島ペンクラブや、海野十三の会など文芸関係の役員を務められ、本県の文芸活動の普及・振興にご尽力いただいております山下 博之 (やました ひろゆき) 様に、また、「阿波文化創造賞」につきましては、邦楽の分野におきまして次世代育成に熱心に取り組んでいただいております遠藤 綾子 (えんどう あやこ)様に、それぞれ決定となったところであります。
 まず、県文化賞の山下博之様につきましては、徳島ペンクラブ会長、また海野十三の会の会長を務めるとともに、とくしま文学賞などの県内の文芸関係の賞における選考委員として長年にわたりまして、本県における文芸活動の普及・振興に尽力をされてこられました。
 また、阿波人形浄瑠璃の代表的演目である「傾城阿波の鳴門」に登場する「阿波の十郎兵衛」の研究に取り組まれるなど、熱心な活動によりまして、本県の文化芸術の振興に果たした役割は非常に大きく、この度「徳島県文化賞」を贈呈させていただくものであります。
 次に、阿波文化創造賞の遠藤 綾子様につきましては、現代箏曲の第一人者であります故沢井忠夫氏、また沢井一恵氏に師事をされまして、活動実績をとおして、日本の伝統音楽普及・発展に多大な貢献をされておられるところであります。
 また、「子どものためのおこと教室」や「邦楽を愛好する子ども育成会」を立ち上げられまして、邦楽の分野においての次世代育成に取り組むなど、次代を担う子どもさんたちへ、日本の伝統文化を継承していくことに熱心に取り組まれておられまして、今後の更なるご活躍と本県の文化振興への貢献、新たな邦楽分野の開拓などをご期待し、「阿波文化創造賞」を贈呈させていただく運びとなりました。
 なお、受賞者の皆様方への贈呈についてでありますが、「徳島県文化賞」については、「とくしま文化の日」にあたる11月8日日曜日に、山下様のご自宅で執り行う予定としております。
 なお、11月8日から12月10日までの間、県立文学書道館におきまして、受賞を記念し、功績を紹介する展示を行う予定としております。
 また、「阿波文化創造賞」につきましては、11月26日木曜日に県庁3階の第二応接(室)において執り行う予定といたしております。

このページに関するお問い合わせ
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電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
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