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平成27年11月16日 定例記者会見 項目別

主要地方道阿南小松島線「黒河(くろごう)工区」の開通について(説明)

 そして最後、第4点目、主要地方道阿南小松島線「黒河工区」の開通についてであります。
 阿南市の加茂町「黒河地区」では、かねてより整備を進めて参りました主要地方道阿南小松島線「黒河工区」につきまして、来る12月20日日曜日となりますが、地域の皆様方とともに、開通式を行うこととなりました。
 この阿南小松島線につきましては、阿南市と小松島市を結ぶまさに幹線道路でありまして、地元阿南市の皆様方にとってみますと、地域交流を促進するとともに通勤通学をはじめとする生活道路としてまさに欠かすことのできない道路となります。
 ではどんな場所か、御覧をいただきたいと思います。
(パネル「主要地方道阿南小松島線『黒河工区』の開通」を提示して)
 ここね、こういうとこでね、まさに山の中を縫っていく訳でしてね。こんな形で。今現状はこんな感じでとても対向は出来ない、これを2車線道路にしていこうということであります。
 こうした、今も御覧いただいたように、現道では大変急峻な地形で見通しが悪く、しかも道路の道幅が狭いということで、車のすれ違いはもちろんのことながら大型車の通行が困難となるところでありまして、その意味では通行の安全が確保できていない、しかし、このバイパス整備によりまして、曲がりくねったこの現道が、まっすぐでしかも見通しの良い道路幅員7m、2車線、安全で円滑に通行ができる道路となるところであります。
 この「黒河工区」については、実は、平成9年に事業着手をしたんですが、一部で用地交渉難航ということで、実は事業自体が止まってしまった、もう休止状態に長らくあったと。実は下に橋脚部分があったものですから、地元の皆さん、あるいは多くのここを通った皆さんが都市伝説、これ一体何なんだというような噂まで出た道路でありました。
 しかし、地元の皆様方が立ち上がっていただきまして、なんとか用地を解決しようではないかと協力をいただき、また我々のほうでも用地交渉を重ねた結果、事業を再開することができ、この度、完成の運びとなりました。
 実は当工区の完成、効果が結構あるんですね。地元の生活道路としての利便性向上、安全性確保、これらは申し上げたとおり、救急医療施設への迅速な搬送、さらには、非常時における緊急物資の搬送などによる道路の機能性の向上、これらは大抵従来よく言われるところですね、実はインバウンド対策としても有効と。第21番霊場太龍寺への実はアクセス向上などが図られるようになるんですね。
 また、もう一つ「リダンダンシー」。国道195号が、災害等で通行不能、結構年間ありますよね、そうした場合にまさにスムーズに通る代替道路リダンダンシー効果もある、こうした点で今回のこの通路の開通というのは地元の皆さんはもとよりインバウンド、また(国道)195号のリダンダンシー、多くの効果を持ったものと地元の皆さん方とともに開通をお祝いをしたいと考えております。
 私のほうからは、以上です。
 よろしくお願いいたします。

(幹事社)
 ありがとうございました。
 それでは、発表事項について質問のある社はありますでしょうか。

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