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平成27年11月16日 定例記者会見 項目別

自然エネルギー由来水素ステーションを核とする「水素社会啓発・体験ゾーン」の整備について(説明)

 次に2番目、自然エネルギー由来水素ステーションを核とします「水素社会啓発・体験ゾーン」の整備についてであります。
 徳島県では、将来にわたり持続可能な環境を徳島の地に創り出す「環境首都・新次元とくしま」の実現を目指し、未来を一歩先取りをしたエネルギーであります「自然エネルギー」とそして「水素」、この普及に取り組んできているところであります。
 この究極のクリーンエネルギーと言われる水素の活用については、二酸化炭素、その排出削減による地球温暖化対策これはもとよりなんですが、自然エネルギーをはじめとしたエネルギーの地産地消を具現化をしてくれる、地方創生のまさに実現に繋がると期待がされているところであります。
 このため、本県では、地球温暖化対策その切り札といたしまして水素の導入に取り組みますとともに、第一歩として、燃料電池自動車の普及と水素ステーションの整備を実現をするため、平成27年、今年ですね、1月に徳島県水素グリッド導入連絡協議会を立ち上げるとともに、10月には「徳島県水素グリッド構想」を策定をし、本県における「水素元年」のスタートダッシュのための施策を積極的に展開をしてきたところであります。
 この度、環境省の補助事業を活用し、県庁の敷地内に太陽光発電の電力から水素を製造する、つまり「自然エネルギー由来水素ステーション」の設置工事を開始するとともに、未来を担う子どもさんたちをはじめ、県民の皆様方に身近に水素エネルギーに触れていただくことのできる普及啓発の拠点として、当水素ステーションを核といたします「水素社会啓発・体験ゾーン」の整備を進めて参りたいと考えております。
 (パネル「水素社会啓発・体験ゾーン パース図」を提示して)
 ということで県庁の図ですね。
 こちら県庁本館がありまして、こう水素自動車がね。「MIRAI(ミライ)」と、子どもさん達が(集まっている)、ここに水素ステーションを作りますと、いうこのイメージですよね。イメージパース、こちらとなります。完成予想図ということですね。
 この「水素社会啓発・体験ゾーン」は、自然との調和によります徳島ならではの施設として、本県の豊かな自然環境を象徴する「緑」、また背景となる新町川やヨットなどの「水」のイメージを最大限に活かしていこうと、究極のクリーンエネルギーである「水素」さらには太陽光発電から生み出される「自然エネルギー」を組み合わせることによりまして、全国34道府県、そして200を超える企業の皆さん方で構成をする「自然エネルギー協議会」の会長県といたしまして、全国に誇れる施設が実現できるように進めていきたいと考えております。
 また、徳島においては、もう1つ、民間事業者によります「移動式水素ステーション」の設置が平成27年度、今年度内に予定をされておりまして、全国屈指となる「2つ」のまたタイプは違う訳ですけどね、水素ステーションのその実現によりまして、日本全国をリードする「水素グリッド社会」の構築を進め、「一歩先の未来」であります「水素社会」の実現を、徳島から加速をして参りたいと考えております。

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