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平成27年12月28日 年末(臨時)記者会見 項目別

今年1年を振り返って(説明)

(幹事社:司会)
 よろしくお願いします。

(知事)
 お待たせしました。それでは、恒例となりました年末の会見を行わさせていただきたいと思います。
 毎年そうなんですけどね、大体この年末の会見のときには、1年を振り返ってということでね、まずはスタートというと当然のことながら年頭の会見ということになります。
 では、年頭の会見と2015年最初に何を申し上げたのかということになりますが、これは干支の話でした。つまり、今年どんな年になるか占ってみよう干支からと言うことなんですね。乙未(きのとひつじ)の年、では、この年はどんな年なのかということになります。
 これまでの改革の流れ、これに対して当然リアクションが最高潮に来る、つまり、強烈な外圧が来る、しかし、それにしっかり耐えながら、次のステージこれを見定める、しっかりと定めたその目標に向かって、邁進をしていく年、つまり大きな価値観が具体的に転換をされてくる、地殻変動が起こる、こうしたことを申し上げました。
 では、どんな年になったのか、この干支どおりの年に実はなりました。
 まず、国からであります。これが面白いことに全て偶数の月にこうなってくるんですけどね、まず4月、「子ども・子育て支援新制度」がスタートと。少子化待ったなし。もうこれしかないということとなりました。
 そして6月、これも同じですね、選挙権の年齢が20歳から18(歳)へと。これも各色々な、これも国政選挙も地方選挙もそうでありますが、投票率が過去最低をどんどん更新をする、有権者の選挙離れ、これも待ったなし、若い皆さん方に選挙に関心を持っていただこうということであります。
 そして次が8月です。これは、「女性活躍推進法」、まさに日本における最後の最大潜在力として女性の皆様方に本当に活躍をしてもらうしかないということで、これは我々官公庁、また、301人以上の事業所におきましては、採用において、あるいは管理職比率において、目標を、女性の皆様方のその比率、定めなければいけない、そして、そのアプローチ手法、さらには、その結果も公表しなければいけないとなったところであります。
 そしていよいよ10月、かなりかかってきましたが、「TPP(交渉)」大筋合意がなされたところでありまして、まさに世界の4割を占める巨大な経済圏がここに誕生をする、スタートを切ろうとすることとなりました。まさに日本の社会システムが一大変革を遂げる年となりました。

 では、徳島ではどうだったのかということになります。
 徳島におきましては、こうした点については、朝の連ドラではありませんが、「びっくりぽん」。これは、7月の参議院の合区の問題です。これまで参議院というのは各都道府県代表、あるいは全国区としての職域代表、こうした性格を持つ、最高裁の実は判例の中にも、かつては主流としてそう定められてきたんですね。しかし、1票の格差、厳しく言われはじめ、先鋭化を来す、そうした中、もうこれダメということで、この従来の最高裁の判例を変更してでもこの合区というものが実は行われることとなりました。
 しかし、夏に行われた全国知事会議、ここにおいては多くの知事さん方からこの合区は大問題だ、参議院の性格、これをしっかりもう一度考えなければいけない、場合によってはその根本である憲法自体を見直す必要があるんではないか、多くの知事さん方から強烈な意見が出たところでありまして、その方向として、その処方箋を総合戦略・政権評価特別委員会、委員長が私ということでありますが、徳島が中核となってその処方箋を出して欲しいという形となりました。
 そこで、憲法学者の皆さん、有識者の皆さん方などアドバイザー会議をこの特別委員会の中に設け、そして、憲法における地方自治、その在り方、さらにはこの合区問題、まずはこれを早急に考えていく必要があるんではないか、既にもうその会合も行ったところでありまして、この過去の判例の流れであるとか、今の学者の皆さん方の方向性、あるいは世論はどうか、こうした点について多くの意見が出されたところでありまして、我々としては公職選挙法の改正、また憲法の解釈といった観点で、あるいは正面から憲法改正を行うのであれば具体的にはどんな案文にしていくのか、これら3つの点において出来れば来年の春までには方向性をしっかりと出し、そして、国の方にも提言をしていくべきではないか、こうした方向も定まったところでありました。

 また、災害といった点でも非常に考えさせられる1年となりました。
 まず、その皮切り、まだ記憶にも新しい訳でありますが、今年の2月であります。牟岐町において震度5強、直下型が、ドンといった感じで来ました。まさに南海トラフ巨大地震がとうとう来てしまったのかと、こうした想いを持った人もたくさんおられるのではないかと思います。
 また、さらに今度は7月であります。もう、11という名の台風は聞きたくない、特に県南の皆さん方はお思いになったんではないか、昨年は8月今年は7月、那賀川筋においてやはり台風11号で大きな水害を受けることとなりました。まさにこうした点についても待ったなしということとなり、そして、2ヶ月後となる9月1日でありましたが、ここで総合防災訓練を行い、徳島では進化する総合防災訓練を行うということで、複合災害という新しい概念を打ち立てました。
 南海トラフの巨大地震、これが起こり復旧を行っている最中に台風が襲うということで、しかもこれに対して行ってきたところ、終盤近くになって本当に大雨警報が出てしまうと。しかし、こうした点はこれからは絶対に考えなければいけない、こういうふうに講評でも結んだところでありましたが、同じ9月、なんとこれがすぐに実践となることとなりました。
 ところは関東。大きな地震があってこの後台風が襲来。台風が去った後にいわゆる爆弾低気圧という形で前線を伴う低気圧、この影響で最終的には鬼怒川の堤防が決壊をするということ、まさに複合災害がここに起こると、これは決して訓練だけのものではなく実践として対応しなければいけない、まざまざと考えさせられたものでありました。

 そして、もう一つは「地方創生・元年」として、「地方創生の旗手・徳島」、まさに具体的な起動を行うこととなります。
 これは7月、これから4年間の徳島県の行動計画であります「新未来『創造』とくしま行動計画」、こちらのスタートに合わせまして、今、徳島と言えば必ず全国から言われるのは「vs東京」、「vs東京『とくしま回帰』総合戦略」そして人口ビジョン、これらを合わせて打ち立てることとなり、これからはこれに基づき具体的にさらに加速化させていこうということとなりました。
 こうした意味で我々国、地方にとっても大きな地殻変動、大きな価値観そのスタートの年になったんではないかと思う訳であります。

 それではそれぞれについてもう少し大括りの中で振り返ってみたいと思います。
 まずは、やはりこの「地方創生の旗手・徳島」、この動きとなります。
 東京一極集中その是正が大きな目的のひとつとなる訳でありますが、昨年、全国知事会議、政府主催の場で総理に直接提言をし、そして、本社機能を地方に移転をする大胆な一国二制度が要るんだと、これが今年、地方拠点強化税制という形で制定がなされました。
であれば企業だけではなくやはり国が動いてもらわないとねというのが、政府機関の地方移転であります。手挙げ方式でということでありますので、43道府県の皆さん方、これは何で43かというと、東京あるいはその周辺のいわゆる1都3県はその対象外となるということになるからなんですね。
 ということで、我々も消費者庁をはじめ6機関提案をさせていただいたところであります。多くの知事さん方からはね、「いやあ、国が手を挙げろと言ったから挙げたのにあのスタンスは何だ。」みたいなね、「メリットがあるんなら言ってみろ。」と言われることがあったんですが、我々徳島のスタンスはちょっと違うんですよね。
 政府機関の移転についても当然のことながら我々は提唱させていただきました。しかしそこには当然生身の人間がいる訳ですし、あるいは霞ヶ関の役人の皆さん方と共にいろんな行政を行う関係機関の皆さん方もおられる、つまり、ここに生活と生業(なりわい)がかかっている訳でありますので、ただ単に大根を切るようにパンパンパンパンと移転と言う訳にはいかない訳であります。それも我々は生身の人間と考えた場合に、やはりしっかりと国と共にこれを考えていく。当然大きな課題がある訳でありますし、その受入れについてもアメニティがある訳でありますから。
 消費者庁であれば我々はこの徳島県庁の本庁舎、9階10階をまずは空けましょうと、一番のアメニティ、これを提唱させていただいたところでありますし、具体的な距離をどう埋めていくのか危機管理をどうするのか、こうした点についても「テレワーク」、しかもこれは既に民間の皆さん方が神山(町)、美波町、そして三好市など、31社の皆さん方、しかもこの皆さん方は大半が東京あるいは大阪から来ていただいている。新しい働き方「テレワーク」、「サテライトオフィス」、地方創生のモデルとも呼ばれておりますが、もうITの世界の皆さん方は実践をされている訳ですよね。
 ということで、河野大臣に「今度会う時はテレビ会議で会いましょう」とこのようにもお話をいただいたところでもあり、ちょうど12月の14日、私は消費者庁の審議会に呼ばれていましてね、絶対に私がいない、徳島県にいない時に河野大臣が徳島県を訪れていただきまして、そして大臣はこの県庁から、私は東京本部からテレビ会議を行い、当然、絶好の機会でありますので、私のほうからは消費者庁移転にあたってのメリット、また、新しい働き方を今こそ打ち立てなければ、若い皆さん方にとってみてもあるいはこの東京一極集中の是正といったものには、なかなかおぼつかないのではないでしょうか、こうした点を今霞ヶ関よりも徳島県のほうが優れている点、特にICTの分野についてお話をさせていただきました。
 そうした結果、河野大臣からは大変可能性のある、これは話なんだということで、その後、今度は民間の事業者の皆さん方がテレワークで行っていただいている神山町を直接御視察をいただき、そして、そこではもうさっそく板東長官をはじめ消費者庁の皆さん方に色々な課題の解決、これを実際に行う必要があるんだということで、3月を目途として神山町のほうにサテライトオフィス、皆さんが移転をしてですね、そうしてやってみようとそうしたお話までいただいたところでありました。
 こうした形でこの地方創生、国との間で我々としては、寄り添い、そしてお互いにメリットを、さらには日本の価値観を変えていこうとそうした観点で共に汗をかいて課題解決をしていく、こうしたスタンスで臨まさせていただいております。

 そして、地方創生というとね、「地方創生特区」という制度もあります。
 しかしなかなかこれね、ハードルが高いんですよね。でもこうした地方のアイデアをどんどん、特に市町村の皆さん方、そのアイデアに磨きを掛け、そして国の地方創生特区にもやっぱりチャレンジしてもらいたいよな、そうした気持ちも強くしておりました。
 であればまず、隗より始めよ「県版の地方創生特区を作ろう」、そしてさっそく今年、意欲ある2つの提案を採択させていただきました。
 1つが那賀町、1つが板野町となった訳でありますが、特に今ドローンについては国が法律への規制をスタートする、これは総理の言う「3年後には実用化を」と3年以内と言ったほうがいいかもしれませんがね、「ただ実証の地が…。」ということで、さっそくこの地方創生特区、県版のね、ドローン特区として提唱いただいた那賀町が国の実証実験の地となったところであります。
 ここでも分かるように、やはり一歩先の未来を行くことによって、様々な制度のモデルが徳島に集結がされる、これによって事業のお金の部分、あるいはPR、こうしたものは国が行ってくれる、いうことでありましてね、まさに一歩先の未来を行くことのメリットも実感をさせられた年となりました。

 一歩先と言うと、子育てについても同様であります。
 国がようよう「子ども・子育て支援新制度」をスタートをした、でも具体的な事業がまだこれからと、じゃあその先駆けをいこう、やはり少子化に歯止めをかけるためには、子どもさん達を産み、そして育てやすい環境を作る、第3子以降の保育料の無料化、幼稚園も保育所も、そして認定こども園もと全国に先駆け、4月に遡りこれを行おうとさせていただきました。
また、ファミリーサポートについても、ファミリーサポートセンター全国初の国の制度における全県展開、しかも大きな課題となる病児、病後児保育対策もこうした中に組み込んでいければな、スタートを切りました。
 また、さらにはテレワーク、女性の皆様方が活躍というのであれば、子育てをしながらでもあるいは家に居ながら介護を行ってでもという形での介護離職(の防止)、あるいは子どもさん達を育てる環境をよくということでの「テレワーク実証センター徳島」、開設をさせていただきました。
こうしますとね、国が早速追いかけてきていただきます。
 来年度の政府予算案が出来たところでありまして、この第3子以降の(保育料)無料化、この方向が定められたところであり、ここもいよいよ国の制度となるところとなります。

 また、もう一つ、徳島はICT「光ブロードバンド環境徳島」「4K先進地域」と呼ばれています。既に4K8Kのともにの実証は、昨年の6月サッカーワールドカップを契機として行われたところでありました。さらに今回はそれを具現化をする新しい新次元を開いた年でもありました。
 10月には、今、東京駅でのプロジェクションマッピングをはじめ、この手法が大変注目をされる、これを4Kで、最高の演出を行うとともにオーケストラ、プロのオーケストラと大変繊細で高品質のアナログである音、これを同時にデジタル化をし、しかも通信で流す、しかもこれを4Kで撮り、阿波市で行ったものを全国少年少女発明クラブ創作展、皇室行事でもあった訳でありますが、アスティとくしまへ4K伝送するという、まさに日本初というか世界初のものも行わさせていただきました。
 この出来上がったコンテンツ、4Kですね、これを翌月11月の国際放送機器展、今回は51年目となりましたけどね、ちょうど昨年は50周年を記念して首長としては初だといわれる講演をさせていただき、光ブロードバンド徳島、2つの光王国の話をさせていただきましたが、今年はマイナンバーについての基調講演を頼まれ、パネルディスカッションにも出て、それと同時に国際放送機器展、海外からも大勢の皆さん方が来られる、日本の最新鋭の放送通信の技術の展示会でありますので、ここにこの出来上がったほやほやの4Kプロジェクションマッピング、これを流させていただきました。
 そして12月、これも全国初、4Kで撮った映画祭「徳島4K映画祭」これを神山町において4日、5日、6日アワード、表彰式も行わさせていただいたところであります。

 このように最先端のものについても続々と徳島から発信がされた1年でありました。
 また、今度は安全安心についてであります。こちらについては国が国土強靱化を掲げる、でも一番重要なのは地方においてそれを具現化をしていく必要があるということで、地域計画、この策定をモデル地域として徳島は選ばれました。そして全国の先陣を切って3月の頭、4日に国土強靱化の徳島県の地域計画を策定するとともに、同月仙台で行われておりました国連の世界防災会議、こちらのほうで、これは熊谷副知事さんのほうから講演をしていただき、今では英語版のほうが売れる時代となりました。
 また、エポックメイクということでも陸海空大きく様変わりを行いました。
 特に3月であります。3月まず四国横断自動車道、いよいよ本四と四国横断自動車道を経て、今度は徳島(自動車)道が鳴門ジャンクションと徳島インターチェンジ(間)が開通となり、その途中の松茂スマートインターチェンジにおきまして、こちらは24時間365日、そして大型車対応可能、県道の徳島空港線西延伸を経て、阿波おどり空港とそして高速道路が直結を果たすこととなります。
 そして、もう少し南に下りてマリンピア沖洲(外)地区におきまして、南海トラフ巨大地震を迎え撃つ、深度8.5m水深ですね、そして270mの耐震強化岸壁がオープンとなり、そしてここへ「オーシャン東九フェリー」東京、徳島、北九州を結ぶ、こちらがオーシャントランスの皆様方、大型化を図る、何と積載容量1.7倍と、この船をここへということとともに、秋には4隻が全て新しくこの1.7倍の新造船となり、北九州にある本店が徳島のこのフェリーターミナルに移ってくると、このこうしたものがいよいよ出来上がり、ついこの間でありますけどね、その竣工式も執り行わさせていただいたところであります。
 こうした形で今陸海空、大きく様変わりを行おうとした年ともなりました。
 また、南海トラフ巨大地震、県南の命を守る拠点、県民医療最後の砦であります海部病院の高台移転、全国の公立病院としては初となるものでありますが、こちら6月、本格着工が行われ、そしていよいよ平成28年度中には竣工を行いたいと考えるところであります。
 また、マイナンバー制度、こちらもいよいよ制度としてスタートを切りました。10月5日、いよいよこの申請その部分が配られることとなりまして、年が明けると年金、そして社会保障、税、そして災害対応に利用がスタートとなる訳でありますし、また、地方におけるヘッドクォーターが徳島でありますので、地方から、例えば地方のネットワークシステムの強靱化、こうした点についても全国知事会はもとより様々な形で国に対して提案をさせていただき、今回の補正予算にもこうしたものが組み込まれることとなったところであります。

 そして最後、こちらは「大胆素敵・魅力とくしま」の魅力も大きく図られた年でありました。今年は大鳴門橋が開通30周年を迎え、兵庫県の皆様方とともに様々な記念行事を行わさせていただきました。例えば「秋の阿波おどり」これも多くの集客、そして観光エージェントの皆さん方からもコースをお作りをいただいたところでありましたし、また、ジャズフェスティバル、なんと言っても日本三大ジャズメッカ「徳島、神戸、横浜」その徳島と神戸が組んで、アスティとくしまにおいて大きなジャズフェスティバルを開催をさせていただき、神戸から来ていただいたプロの皆さん方にも大変これはいい試みじゃないか、これからもやろうではないか、これも大きな観光資源となったところであります。
 観光資源ということであればね、今やゴールデンルート、「東京・富士山そして京都・大阪・神戸」もう満杯、また、リピーターの皆さん方、海外からすると新しい日本の魅力をもっと欲しい、観光庁が7つの広域観光周遊ルートをこれを選ぼうと、何と日本で3つ唯一入ったのが徳島ということで、この四国「スピリチュアルな島~四国遍路~」、そして「せとうち・海の道」、また、関西広域連合「美の伝説」と徳島としても国際ターミナル、阿波おどり空港をはじめインバウンド対策にもこれまで以上に力を尽くしていくこととなります。
 また、昨年から今年にかけて剣山国定公園50周年ということもあるとともに、スニーカーで登れる百名山、冬山は決してそのようなことはない訳でありますけどね、2千メートル級の近い山ということで、多くの皆さん方が来られる、オーバーユース対策も必要でありますし、特に山ガールということで、女性の皆さん方の登山ブーム、その中でドクターヘリの要請が3週間連続というものがあり、全てが女性の皆さんでありました。
 どうしてかお聞きをしたところ、やはり山のトイレがあまりにも汚すぎる、水を飲まないで登って山頂でも飲まずに帰ってくる、これでは当然のことながら熱中症であったり体調の不調を訴えることとなるということで、50周年を記念をするとともにオーバーユース対策、そして女性の皆さん方にも快適に山に登っていただくエコトイレ、これを剣山山頂に整備をさせていただく、そして、富士山をはじめ多くの山でこのトイレ問題、その処理問題が大変ということで、最新鋭の水処理、また電気については太陽光を活用し、そしていざという時のAEDをはじめとし、多くの対策をここに設ける、ヘリポートもここに作らさせていただいたところでありました。
 また、「マチ★アソビ」、こちらにつきましても今年の春は7万4千(人)、そして国際アニメ映画祭と一緒になった10月は8万人を突破、まさにクールジャパンの代名詞、さらには日本のサブカルチャーからメインカルチャーへ、こうした点については9月のミラノ万博におきましても9月6、7、8、9(日)「徳島ウィーク」、日本館において阿波藍、つまり藍染めでジャパンブルーと呼べるのは阿波藍のみ、「JAPAN BLUE徳島」をテーマとして全世界へ発信をさせていただいたところであります。
 ということで、徳島1年、少し深掘りもさせていただきましたが、新しい価値観、これまで種をまき育ててきたもの、それが大いに育ち成果となってくる大きな転換点となった、多くのものがスタートを切った、そうした年になったのではないかと思っております。
 いよいよもう今年も年の瀬、新年が近くなったところでありまして、新年に向けましてはね、こうした成果をさらに加速をする、一歩先の未来を県民の皆さんはもとより日本全体の皆さん方と歩めるそうした徳島にできればな、このように思った一年でありました。
 どうもありがとうございます。

(幹事社)
 それでは、質問がある社の方はお願いします。

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