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平成28年1月4日 年頭(臨時)記者会見 項目別

大阪副首都構想について(質疑)

(朝日新聞社)
 ちょっとそれに関連してなんですけど、関西広域連合という、橋下さんが昨年末に一応お引きにはなりましたけども、中心におっしゃっていた話で副首都構想というのがあったんですけど、そこを生かして一応知事としてはどういう評価をされて、もしそういうのがあるとすればどういう影響が徳島に及んでくるというふうなことをお考えでしょうか。

(知事)
 これは、ちょうど(大阪)府知事選、大阪市長選、ダブル選挙の時のいわゆる維新サイドの方の公約という形で出されたんですね。この副首都構想というのは、世界にも副首都というのは多々ある訳でありましてね、我々としては副首都などと言わずに、二眼レフ構造というのは決して副首都じゃないんですよね。まさに、首都その代替機能を持つということであります。別に、首都機能移転とかね、国会の移転とか、そんな話を言ってる訳じゃなくて、機能としてしっかりとそうしたものを持たなければ、この国が保たない。
 また、これが地方創生の新しい働き方にも、つまり官僚の皆さん方にも人間らしい生活をしてもらったらどうだろうか。かつて、私もその一員でありましたんでね、より誰よりも実感をしておりますんでね、そうした意味で我々は打ち出している。
 ただ、副首都という名の下にですね、こうしたものが逆にこの政治ベースとして、維新と官邸との間でなされていく、こうした点についてはウェルカム。とにかく、物事を動かしていく。そして、東京には首都機能は全部ないといけないんだというこれまでの価値観、これが崩壊をして新たな価値観がまさに生まれてくると。
 それが干支、今年の丙申の年のいわゆる暗示である訳でありますんでね。そうした意味では、我々、関西広域連合でこの首都機能の代替と言いますかね、二眼レフ構造をずっと言ってきた。そうした点では、維新の皆さん方も維新なりにそれを咀嚼をして、そうした副首都というイメージを出されたんではないか。我々としては新しい価値観、ここに生み出すだけではなくて、その具現化をする、いよいよ年ではないかと、このように思っています。

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