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平成28年2月1日 定例記者会見 項目別

寒波による県西部の断水について(質疑)

(四国放送)
 先日の寒波の雪でですね、また県西部三好市の方で水道管が破裂したことで断水が続いていたということがありましたけど、何かそちらの方面で、何か県として対策というか、何か検討とかございませんでしょうか。

(知事)
 で、実はこれ今回は40年ぶりの寒波ということで、三好市が中心、三好市だけではないんですけどね、水道管が凍結をし、亀裂が出来て、そこから漏水をして断水になるということになりました。
 実は、この水道管、昔、鉛管ということで、それをどう替えていくのか、鉛毒の話ですよね。そうしたところから始まり、今度は地震ですね。これに備えるということで、これ決して上水だけじゃなくて、上水、下水、それから工業用水、全部これ管を通しているんですけどね。当然、地震が起こると、これ亀裂が生じたり、これ東日本大震災でも上水、下水全く機能しなくなりましたからね。そうした対策が必要だと言われてきてるんですが、なかなかこの老朽化対策がお金の問題として出来ない。
 特に、国の制度ですね。ということで、我々、政策提言でこの工水あるいは上水、うちの場合はたまたま下水は後発だったんで、まだ更新時期にはあまり来てないということがあったんですが、繰り返しこれ政策提言行ってきたんですね。で、共にこれ役所が違うと。で、逆に工水の方が先に経済産業省が動いてくれまして、耐震化をするためのね、やり替えといったものが、制度が出来上がった。
 ただ、上水がまだ出来上がってないんですよ。確かに、これは一回その制度を作ったとなると、殺到するんですよね。例えば、皆さん方も記憶新しいと思うんですけど、(国道)192号、ちょうどあわぎんホール、(徳島県)郷土文化会館の前のね、幹線道路の上水が破裂しましたでしょ。ああいう形で老朽化が進んでいる。でも、なかなか手が着けられない。どこにどう亀裂が入っているのか。よくこうね針金みたいな物をこう持って、どこどこをこうやって、水道局の人たちがやるじゃないですか。ああいった形で、補修程度でしか今出来ない。
 やっぱり、これもう大々的にやり替えなければいけないという一つの警示なんだと思うんですよね。今回は、40年ぶりの大寒波ということで、奇しくもそうしたものが表面化をしたと。
 で、ただ、この三好市の人たち、今回山城のエリアは多くやられた訳なんですけど、ここの皆さん方っていうのは、簡水あるいは自分で水を引いているという2系統で取っているということがあって、その意味ではセーフティネット、飲むだけということだったら何とかいけると。しかし、これで洗濯機を、自動洗濯機を動かすとか、こういうのはなかなか難しい、水圧の関係でね。いうご不便な点は当然ある訳ですが、やはり普通の都市の上水と比べると、セーフティネットがあったといった点が、今後我々としては南海トラフ巨大地震を迎え撃つといった点で、一つのこれも処方箋と言いますかね、そうしたものがあったんではないかと。
 ピンチの中からどうチャンスを見出すのかということですが、やはり根本的にはこの水道管をやり替えなければいけない。そして、出来れば幹線の部分については免震にしていかないと、もう今度東日本大震災のあの級が来ると、もう全部止まってしまうと。復旧には1週間どころでなくかかると。
 こうした点がありますので、我々としても更にこれは国に対して、これはもうかなりのお金がかかる話になりますので、市町村の皆さん方だけで対応するのは、これもうほぼ不可能と言ってもいいかと思いますので、県としてもしっかりと市町村の皆さんをバックアップする形で、国に制度を新しく作ってもらうと。これまで以上に、これは提言を行っていかなければいけないなと、決意新たにという感じでありますね。

(幹事社)
 他に質問ありませんでしょうか。