文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

平成28年2月12日 臨時記者会見 項目別

平成27年度2月補正予算(案)について(説明)

 それでは、ここからは平成27年度2月補正予算案の概要について、記者の皆様方には1枚もの、これをご覧をいただきたいと思います。先ほどからも申し上げている国の一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策などを盛り込んだ補正予算、国のね、これと呼応し、(今回)創設をされました「地方創生加速化交付金」この活用による地方創生を加速させる取組み、また県土強靱化をさらに推進をするための防災・減災対策、これらを盛り込みまして、総額76億円の補正予算案を編成をしたところであります。
 以下、具体的に申し上げていきたいと思いますが、全体としては「一歩先の未来」を実現するための地方創生を加速する取組みとも言えるかと思います。
 まず1番目。「地域における仕事づくり」についてであります。「4K」ね、もう今や3Kに成り代わったと言う人はおられないと思いますね。2Kの4倍の精細画像、高音質、そして三次元立体というね、スーパーハイビジョン「4K」をはじめとする映像やICTなどのクリエイティブ関連企業やクリエイターの創出・集積の促進、また「LEDバレイ徳島」の今度は世界展開ということで、LEDの新用途開発、あるいは海外市場に向ける販路開拓の実現など、本県の持つ最先端の技術、これを活かした地域イノベーション、こちらを加速をしていきたいと考えております。
 また、2番目として、「新しい人の流れづくり」につきましては、「とくしま回帰」を促進するためのワンストップの窓口の機能の強化、あるいはサテライトオフィスの誘致の更なる促進。また、農業や漁業、建設産業、いわゆる人材の確保・育成などに取り組み、新たな雇用と人の流れを創出をし、「とくしま回帰」を加速をしていきたいと考えております。
 そして、3番目。これは、「政府関係機関の徳島移転に向けた次なる一手」であります。3月には、神山町で消費者庁長官をはじめ消費者庁の職員の皆さん方による、業務試験こちらが実施をされるほか、4月以降につきましては、国民生活センターが行っている教育研修、あるいは商品テスト、その試験移転を行う予定とされているところでありまして、移転の実現に向け、国との協議を進めながら、万全の体制を整えていきたいと考えております。
 そして次に、4番目として「県民の皆様方の暮らしを守る取組み」については、子育て環境、その充実に向けた認定こども園の施設の整備に要する経費に充てるための「徳島県安心こども基金」の更なる積立て、また低所得世帯の方々への生活資金を低利又は無利子の場合もありますが、貸し付ける「生活福祉資金」の原資の追加、また不足する介護人材そのの確保のための潜在介護人材が再就業する場合の就職準備金の貸付などによりまして、県民の皆様方の安全・安心を進めていきたいと考えております。
 そして、最後5番目は、「県土強靱化への更なる取組み」ということで、近年多発をする台風あるいはゲリラ豪雨などの災害、これにしっかりと対応するために、防災・減災事業を中心とした公共事業、こちらを追加実施をいたしたいと考えております。今回の補正予算案に計上した公共事業、その規模は全体事業費としては78億円、予算額は51億円となっているところであります。
 ということで、以上今年度につきましては、これ平成27年度の補正ですんでね、今年度につきましては、これまで種を蒔き、そして育ててきたものが大いに育ち、その成果を得た年となったんではないかと考えております。引き続き、こうした成果、これをさらに積み重ねていき、そして全国に先駆けた、まさに「一歩先の未来」これを県民の皆様方としっかりと歩み、県民の皆様方に実感をしていただける、徳島ならではの施策、こちらを迅速かつ効果的に展開をすることによりまして、地方創生に向けた取組み、これを一層加速化させ、そして国の新たな目標として掲げられた「一億総活躍社会」その実現に向け、しっかりとモデル展開をしていきたいと考えております。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 各社、質問をお願いします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
知事からのご挨拶
知事の活動記録
写真で見る知事の動き
知事発言集
交際費執行状況
記者会見・庁議