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平成28年4月11日 定例記者会見 項目別

県の女性活躍の推進について(質疑)

(徳島新聞社)
 女性活用推進法というのが施行されてまして、徳島県でも幹部職員の2020年度の登用を14%にするという目標を掲げられていると思うんですけれども、確か、現が9%だったと思っていて、この目標設定に向けて、なぜこういうこの14%にしたか、全国的にはもう少し高い所もたくさんあると思うんですけれども、それと短い期間でどういうふうにこれを高めていくのかをお伺いしたい。

(知事)
 はい。今回、徳島、平成27年の4月現在のポイントが全国第9位だったんですね。今回はそれを0.3ポイント上回って9.0、9台に入ったということなんですね。しかし2020年に立てた目標というのは当然14%、もっと高い話でありますので、さあこれが(達成)出来るのかどうかっていうのが、県の中としては大きなまず課題であるというのが1つあります。
 ただ、我々考えるのは、私もかつて他県で課長、企画課長を平成3年、(平成)4年とやっていた時に、あの当時も男女共同参画という言葉以前に、女性の登用という話があって、そういう登用、キャリアシステムを組んでないにもかかわらず、いきなり管理職にと。で、我が部の中にそうした室長さんを作ったんですね。ただ、慣れてなかった。学校の先生を振り替えて来ていただいたんですけどね。ところが、議会対応を始め予算を作るとかいうことで、やはり心労が重なって、途中でリタイアをされてしまうと、非常に苦い経験を持っているだけに、やはり早い段階から女性の皆さん方を、もう男性女性問わずね、そうしたキャリアシステムを作っていくと。まずは係長、そしてそれからと。採用というのも当然あるんですけれどね。そうした形で進めてくると。やっぱり長い年月、これが要るんですよね。
 こういう形で我々としては少し無理をしていこうというね。という形で今回の数値目標を立てた。ま、確かに国の目標に比べると少し低い。あるいはこれを超えた、国の目標を超えた都府県、都県と言ったほうがいいかな、が少しある。かなりあると先ほどお話ですが、少しこれありましてね。しかし、確かにそうした高い目標を掲げていくってのもいいんですが、我々としてはまず無理なく、でも、やはり少し高い目標を掲げて、まずは着実にこれを実行していこうと、こうした形で、今、進めていると。
 もちろん、この数字が決して良い数字だというふうには思っていないとこではありますしね。まだ今年のランキングは出ていないところでありますが、昨年ようやく1桁入りをした段階でありますので、やはりまずはね、これを5位以内に入り、そして3位以内に入ってという形を進めなければいけない。
 そして何よりもその数値目標というよりも、県の中で働いていただいている女性職員の皆さん方が、これやる気を持っていただくというね、これがやはり1番重要。となると、勤務環境はもとよりご家庭、仕事と家庭の両立、ワークライフバランスといったものが、本当に出来てきているのかどうかとかね。あるいは子育てだけの話ではなくて、今1番難しいのが介護離職、この点なんですよね。
 そうした意味でテレワーク、新しい働き方でもってこうした子育てとの両立、あるいは介護離職を防ぐといった点で、新たな働き方、可能性と、そういう意味で徳島が新たなモデルを打ち出していこうと。
 今回のサテライトオフィスプロジェクト、こうしたものもそれの更に進んだ一環というふうに考えておりますので、我々としては何よりもやはり女性職員の皆さん方がきらきらと輝いて自己実現がしっかりと出来ると、そうした職場を作り上げていき、これが日本の女性活躍社会そのモデルになれるように務めていきたいと。これがそろった段階で、更にもう1段高い目標を掲げれればと、このように考えています。

(幹事社)
 他いかがでしょうか。
 ないようなので、ではこれで終了します。

(知事)
 はい。ありがとうございました。
 よろしくお願いします。

 
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