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平成28年5月16日 定例記者会見 項目別

空のネットワークの充実について(説明)

 次に、第2番目は空のネットワークの充実についてであります。
 より利便性が高く、そして利用しやすい空のネットワークの充実についてということであります。
 まずは、札幌便の運航について、四国では4空港の中で唯一、徳島阿波おどり空港が札幌線を持つということでありまして、平成26年に4年ぶりの再開となりました日本航空JALですね、札幌便の直行便が、今年も8月の1カ月間、週3便運航されることとなりました。
 この直行便の運航に先立ちまして、日本航空JALの皆さん方から、徳島とゆかりが深い北海道との交流人口拡大につなげていただければということで、乗継割引の設定のお申し出をいただいた。もっと言いますと何とか札幌便(就航)の期間をね、1月から2月、あるいは3月、4月と、延ばしていただくことは出来ないだろうか、植木社長さんを訪ねた時にご提案をさせていただいたんですね。
 そして、札幌と徳島の関わりがいかに深いか、こうした点もPRをさせていただいたところ、今回のような、じゃあ東京便があれだけJALさんある訳なんで、それを乗り継ぎとして、しかも乗り継ぐとこう(値段が)高いということがありますし、時間的なロス、こうした点もある。こうした点をいろいろ補っていこうよということで、今回の話となったところであります。
 そこで、札幌便就航プレ期間といたしまして、6月1日水曜日から7月15日金曜日の間、徳島阿波おどり空港と北海道、札幌だけじゃないんですね今回、5空港、札幌は新千歳、そして女満別、釧路、帯広、そして函館との間に、乗継割引料金を設定をしていただく運びとなりました。
 そこで、北海道と徳島との交流人口拡大に向け、初の試みとして、JAL、北海道、そして徳島県との連携によります「絆はぐくみプロジェクト」を実施をいたしまして、例えば北海道から徳島県にお越しをいただいた皆様方には、本県の様々なサービスが満載されている「おどる宝島!パスポート」、また、記念品のプレゼントをさせていただきます。
 逆に徳島県から北海道を訪れる皆さん方には、今度は北海道のサイドから「トク旅北海道ガイドブック」などをご提供いただきまして、航空便の利用拡大を図っていく運びとしております。
 また、こうして「北との交流拡大」が進んでいくということであれば、やはり、多くの皆さん方から「南はどうなるんだ」こうした点がいろいろお話しが出てくる。例えば福岡便、プロペラの、かつてはね、本当に小さかった、36人乗り。今はボンバルディアになって、74人乗り、でもプロペラ機じゃないという声ね、特に、女性の皆さん方からジェット機飛ばせないのと。あるいは、沖縄への修学旅行、徳島の中学生は一番沖縄に行っているんですよね。前の仲井眞知事さんには、直接沖縄県庁で申し上げてね、逆に沖縄の側から徳島にもっと修学旅行に来てよみたいなね。いやあ、(徳島)文理大学にたくさん行っているじゃない。それは確かにそうなんですよね。
 (徳島)文理大学の学生さんというのは、徳島が一番多い、あるいは四国の4県が多いというのは当然なんですが、5番目は何と沖縄県の皆さんなんですよね。ニライカナイというエイサーのクラブまで、県人会まである訳でありますのでね。じゃあ、那覇との間でですよね、沖縄・那覇との間で何か空の便ないの、こうした話も出てきたところであり、実はこうした話も植木社長さんのほうに、札幌便の拡充というだけではなくて、申し上げていたんですね。そうしたら何と今回、そのご回答が帰って参りました。
 今申し上げたように福岡便、ボンバルディア、プロペラ機で運航をされている福岡線についてでありますが、快適性、あるいは利便性、拡張の可能性の向上にむけて、かねてより要請してきたジェット化が実現をする運びとなりました。ご要請をいただいてきた県内の女性の方々にも、やっとお答えが出来ることとなりました。
 そこで、この好機を捉えまして、九州地方から本県への誘客促進、こちらに向けまして、福岡での商談会の開催、あるいは旅行会社を対象としたツアーの実施など、福岡県をはじめ、関係機関と連携をした取組みを推進することに加え、今申し上げた徳島文理大学の皆さん方、沖縄県ご出身の皆さんが多いということで、本県とのご縁のある、「阿波を盛り上げる泡盛の会」、それも発足をしておりまして、大変交流を深めているところでありまして、沖縄県とのさらなる交流人口の拡大に向け、福岡便を活用した乗継割引料金を設定をしていただきました。
 ということで、北海道、そして沖縄、双方とも「乗継割引28」、つまり、28日前までに申込みをする、もちろん数に限りはありますが、最大7割引を超える利用しやすい料金設定、7割になるんじゃないですよ、7割引を超えるということなんです、ここがポイントとなります。
 県民の皆様方には、北の大地、北海道と、南の島々からなる沖縄県、この日本の両端へ、徳島阿波おどり空港からそれぞれ東京、あるいは福岡を乗り継いでいただきまして、旅立っていただく。そして豊かな日本の自然、あるいは多様性のある文化を満喫していただくとともに、それぞれ、ぜひ行ったら、「徳島から来た」このPRを、ぜひよろしく申し上げたいと思います。
 また、徳島ゆかり、共にこれ県人会がありますね。北海道には札幌をはじめとして4つの県人会、特に、札幌の県人会、今月の15日、日曜日には60周年を迎えたところでありましてね。今は名古屋、中部の徳島県人会木内さんが、日本全体の県人会の会長さん、務めていただいているんですが、その前は札幌県人会倭(やまと)会長さんが、日本全体の県人会の会長さんを務めていただいておりましたし、また、札幌国際短編映画祭と徳島国際短編映画祭との連携という形、また、アンテナショップもこの札幌直行便がひらく1月前の7月、8月、今ではススキノと大通公園2箇所のローソンに徳島のアンテナショップが開くという形で、申し上げていくとね、いやあ、なんと言っても明治、さらには大正の期間、多くの皆さん方が、いわゆる内地、本州であるとかね、四国・九州こうしたところから北海道へ開拓者として来た。実は、西日本で一番北海道に移住をしたのは徳島の皆さん、7万人超ということでね。特に静内、ロータリー(クラブ)とかね、ライオンズ(クラブ)とか、色々な関係で深い訳でありますが、稲田家の皆さんがね、向こうに行かれたと、こうしたゆかりの地でもある訳であります。
 こうした意味で、徳島への里帰り、北の大地の皆さん方も、また、逆に、福岡そして沖縄の皆さん方、なんと言っても、沖縄と徳島の繋がり、これも大変深い、先ほどの徳島文理大学の皆さんの話、徳島の中学校の皆さんが修学旅行で沖縄に一番行くということ、また、沖縄、昔はサトウキビを実は作っていなかったんですよね。これを提唱したのが中川虎之助さん、国会議員さんですよね、この方は別の意味でも有名、つまり、大鳴門橋を架けたらどうだ、帝国議会で話をされてね、当時は、気でも触れたか、なんてこう言われたわけでありますが、いかに先見の明があったかということでありまして。
 このサトウキビを石垣島、今では石垣市なんですけどね、奨励をしてこれを阿波三盆糖の材料としたということで、石垣市は市なんですが、うちの上板町と実は友好提携を結んでいる。意外と知られていないんでね、今回ちょっとPRを、上板町の皆さん、あるいは石垣市の皆さんにも申し上げたいところでありますのでね、阿波和三盆糖を食べる、そうなるとぜひ沖縄のことも思っていただきたい。
 そうした形で沖縄と徳島との関わりも大変深いということでありますので、今回のこのJALさんの様々なご提案、実施をうけまして、しっかりとこれらとの間の絆をより深めていければと、このように考えております。
 私のほうからは、以上2点です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

(幹事社)
 ありがとうございました。それでは、発表事項について質問のある社はどうぞ。
 発表事項以外について質問のある社はどうぞ。

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