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平成28年5月16日 定例記者会見 項目別

「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in デンソー」の開催及び出展企業の募集について

(幹事社:司会)
 それでは、よろしくお願いします。

(知事)
 おはようございます。今日は私の方から、2点、発表をさせていただきます。
 まず、第1点目は「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in デンソー」ということで、その開催と出展企業の募集についてであります。
 国における一億総活躍社会の実現に向けた動きに対応し、本県ならではの地方創生本格展開の年度となったところでありまして、この地方創生をさらに加速化していくためには、やはり強い経済力、これを構築していく必要がある。多くの皆さん方の働く場の創造ということであります。そこで、県内企業の皆さん方の得意分野、機械金属あるいは電気・電子、木工業、こうした分野を中心とした本県ものづくり産業、その高度化によります新産業の創出、あるいは産業競争力の強化、これが大変重要なテーマ、課題ということになります。
 これまでも、本県の企業の優れたものづくりの技術による新技術・新製品を積極的にPRし、新たな販路開拓へと結びつけるために、平成19年度にまずスタートを切ったトヨタの皆さん方、トヨタ自動車を皮切りといたしまして、ホンダ、マツダ、日産自動車などなど、日本を代表する大手自動車メーカー、また、神戸製鋼であるとかね、こうした「ものづくり」の皆さん方との間で「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』」を行ってきたところであり、今回は、10回目、大きな節目の年となるところでもあります。
 これまでの自動車関連を対象とした商談会、これをさらに発展をさせていこうということで、自動車の部品メーカーとして世界有数のメガサプライヤー、またヘルスケア、住宅設備など幅広い分野においても、その技術力が広く応用されている株式会社デンソーの皆さんとの間で、本年の9月7日、8日、水(曜日)木(曜日)となりますが、この2日間、愛知県の刈谷市のデンソー本社5号館イベントホールにおきまして、「徳島県『ものづくり新技術展示商談会』in デンソー」を開催をする運びとなりました。
 そこで、5月16日から6月30日、木曜日までの間、自動車に関係をする部品・部材をはじめ、産業・生活機器、また住宅設備機器などに関する製品・技術をお持ちの県内の企業の皆さん、また研究機関の皆さん方にも幅広く対象として、出展をしていただこうと考えているところであります。
 今回の展示新技術の商談会の特徴を少し申し上げていきたいと思います。
 まず、大手自動車メーカーへの納入と直結をするメガサプライヤーである企業における展示商談会であるということですね。また、本県独自の支援といたしまして、商談会に向けて、県内企業の、あるいは研究機関の皆さん方の製品であるとか、あるいは技術、そのもう一押しの改良、一番重要なのはね、大体社長さんたち、あるいは技術のトップの皆さんが展示商談会を見に来られると、プレゼンの時間はほぼ1分、その1分の間にどれだけ相手がこれはいいな、あるいはこの技術必要だなと思っていただけるかが勝負になる訳でありますよね。
 そうした意味で、もう一押しの改良、こちらの支援をしっかりとしようということで、工業技術センターとの共同研究を積極的に実施をいたすとともに、商談会におきましては、大手企業OBの皆さん方が組織をするNPO法人を活用させていただきまして、デンソーの関連企業をはじめ、本県企業の技術シーズにマッチをした企業の皆さん方を展示会に招へいして、商談会が終わってからも、決して一過性で終わらせるということではないということですね、マッチングを継続的にサポートをしていきたい、このように考えております。
 県内の企業の皆様方には、日本の自動車産業をとくしまの「ものづくり技術」で進化させていくんだという強い気概とそして意気込みを持って、自社の製品あるいは技術、これを売り込む絶好の機会として、積極的にご参加をいただければと考えております。
 県といたしましては、今回の展示商談会が、とくしまのものづくり企業の皆さんにとって、まさに大きなビジネス・チャンスとなるとともに、ものづくり企業が持つ強みを生かした本県経済の活性化、ひいては地方創生、一億総活躍、その実現に向けた実効性のあるものにしていければ、このように考えております。

 
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