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平成28年5月27日 臨時記者会見 項目別

徳島県×日本航空「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」について(質疑)

(JAL広報)
 それでは、質疑応答に移らせていただきます。皆さんからのご質問をお受けいたします。質問のある方は、挙手をお願いいたします。私の方からご指名いたしますので、その際に媒体名とお名前をおっしゃってください。また、知事、会長のどちらへのご質問か明確にした上でお願いいたします。なお、ご質問の内容ですけれども、今回のこの「新・JAPAN PROJECT」に関する内容のみとさせていただきます。

(日本経済新聞社)
 大西会長にお尋ねしたいんですけれども、今回皮切りに六次化とか観光資源の開発に取り組んでいきたいという話をされていたんですけれども、これから具体的にどういった話を進めていきたいか、何かお考えとかありましたら。

(会長)
 ありがとうございます。まさしく、本当にこれからでして、今日もこの後、終わってから、地元の企業様含めてですね、お話をまず開始したいなと。どういうものが存在をして、例えばほんとにこの徳島というと、これが徳島産だったのかというようなのが、世の中に本当にいっぱい出てる。それを、新たに我々としても、もう一度地元の皆さんから、これをぜひ売り出したい、というような話をいただいて、我々もそうですねということで、販路含めて、その先の販路含めてですね、お話を開始したい。それを今日、このトリガーにさせていただきたい、というふうに思っているところです。

(インプレス)
 知事さんも大西会長も、それぞれの視点でお答えいただきたいんですが、今回3回目ということで、過去2回素晴らしい実績があったのだろうと思うんですが、具体的に過去2回で実施した内容とその反響や効果をお聞かせください。

(知事)
 まず、(平成)24年は皮切りということがありまして、どちらかというと徳島全体というPR、これをしていただきました。そして(平成)27年、昨年は「にし阿波」と。よくインバウンド対策で総理が桃源郷のような別世界という言葉を言われるんですが、これは実は東祖谷に篪庵(ちいおり)を始めとして、古民家再生をやられているアレックス・カーさんの言葉ということで、今では「にし阿波観光圏」、最初に観光圏を選んだ、一番最初にこう国が選んだ、そのエリアでもある訳なんですがね。「千年のかくれんぼ」ということで、新たな観光圏でもまたスタートを切ったということで、にし阿波を中心にとりあげていただきました。
 そして今回、その翌年になる訳ですけれどね、今回は美波町をはじめとする海部郡、こちらをということでね。やはり、こちらについては今、サテライトオフィス、東京とか大阪のICT最先端の企業の皆さん方が新しい働き方、そして東京にいてもあるいは美波町にいても何ら変わらない。もっと言うと、自然環境素晴らしい中で、クリエイティブな仕事をするんであれば、美波町の方がいいんだ、こうしたエリアでありますし。
 また四国八十八箇所霊場と遍路道、我々としては世界遺産にチャレンジを再びしていこうという中で、発信の道場、一番から二十三番目までは実は徳島ということで、ちょうど二十三番札所薬王寺さん、こちらは厄落としのお寺でも有名な所でありますけどね、こうした美波町を始め海部郡ならではの。
 また、出羽島においては今回、魚の開きだとかこうしたPRもいただく訳なんですが、出羽島アート、アートでも有名。また、県南地域というのはサーフィン、あるいはスキューバダイビング、またトライアスロンと、まさにウォータースポーツのメッカでもありますので、こうした県内外、もっと言うと国内外から来られるサーファーの皆さん方がね、多くおられますし、また藍染めとのコラボレーションということも、サーファーの皆さん方が今どんどん広げ、若い皆さん方がニューヨークでもね、ジャパンブルー、阿波藍と、これが東京オリンピック・パラリンピックの(エンブレム)、組市松紋ですね、これが色としては藍色、つまりジャパンブルーということで相乗効果、非常に今注目を浴びている県南でもありますので、こちらを今回紹介をいただけると。全体を、そして西を、南をということで、本当にこれからスポット的なものでやっていただけると。感謝をしたいと思います。

(会長)
 我々の視点で申し上げますと、やはりこれ第60弾、JAPAN PROJECT自体はもう60回をずっと数を重ねてきてる訳ですけれども、ご地元に伺って一番やっぱり思うのが、ご地元、入らせていただいて「この景色素晴らしいですね」「この食べ物美味しいじゃないですか」というお話をしても、大半のご地元の方は「いやこれべつに毎日見てる景色だから」「これはよく食べてることだから」こういうふうな反応をされることが多くて。
 やはり、外者の目がやっぱりそこにひとつ加わることで、いろんな発信の豊かさが出来るんではないかなというふうに思って、このプロジェクトはずっとやらしていただいてて、いくつか、やはり、我々としても「これ素晴らしいじゃないですか」、県庁の皆さんとか色々お話をする中でも出てきますけれども、そういうこの発見をさせていただきながら、我々の味付けを加えて発信をしていくということが今まで出来てきてると思いますし。
 例えば北海道とのここ、ご地元のつながりというのも、何回もお話をこう重ねているうちに、「ああ、それほど強いつながりがあったんですね」ということで、8月の季節運航ではありますけれども、便の再開につながっていったり、ということに限りなくつながっている部分が非常に多いなという感じがしてますんで。
 まだまだ発信の中身っていうのはありますし、先ほど申し上げました、これを機会に「新・JAPAN PROJECT」として、また新しいものを発見していきたい。つまり、従来は1か月集中のプロモーションプロジェクト、これをきっかけにずっと長い間ご地元とお話をしながら、新産業を生み出したい。こういうふうに思っていることに、このようやくつながってきたなという気はします。従って、今までずっと、例えば徳島でいえば、これ3回目になる訳ですけれども、3回目でようやくその長い取組に姿を変えることが出来たなということを今感じているところです。

(時事通信社)
 大西会長にお伺いしたいんですけれども、今回ファーストクラスで提供する機内食、虎屋壺中庵さんと協力をすることになったと思うんですけれども、この壺中庵さんを選ばれたその経緯と、それからどうしてこの店にしたのか、いいなと思った点をお伺いしたいのと、県の食材を使うということで、多分、どの品物も相当上質なものだと思うんですけれども、食材を確保するのに工夫するような点みたいなものが、もしあればお伺いしたい。

(会長)
 今の大半の質問が、そういう意味でいえばこちらと県庁と我々のケータリングの会社っていうのが苦労しているっていう部分だと思います。
 まず最初に、なぜこちらにお願いしたか。これは先ほどお話したように、県庁様からですね、いくつかの候補をいただいた中で、我々としてもぜひここは紹介したいというふうに思った中で、このお店自体が非常にシンプルなお料理で、しかもかなりこの訴求出来るものをお出しいただけるということを確信したから、ここを選ばせていただきました。
 そういう意味で、こちらももう3回目、こちらというのはお店じゃなくてですね、徳島県3回目という意味で、それぞれ、1か所におそらく限定することっていうのは不可能なので、また新たなところ、次回についてはまた新たなところということで、順繰りにこのご紹介をしていっていきたい、そういうお店の中のひとつとして選ばせていただきました。
 あの、食材はもう確かに言われているとおり、機内食ですからファーストクラスといえども結構な量を必要とします。おそらく、この店主がお調べになったときにも、どれだけ調達出来るか、というところが非常に苦労された中の一つではないかなというふうに思っています。おそらくその一番の、苦労されているのは岩本さんが一番苦労されてると思います。そんなところでよろしいでしょうか。

(JAL広報)
 他ございますでしょうか。よろしいですか。では、質疑応答はここまでとさせていただきます。ありがとうございます。

(司会)
 それでは、お時間となりましたので、以上をもちまして、共同記者会見を終了させていただきます。

 
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