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平成28年5月27日 臨時記者会見 フルテキスト版

徳島県×日本航空「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」について(説明)

(司会)
 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
 ただいまから、徳島県と日本航空によります「新・JAPAN PROJECT 徳島」の記者会見を開始いたします。
 私は、本日の会見の進行を務めさせていただきます日本航空徳島空港所の関富と申します。徳島は牟岐町の出身です。また、前方に控えております客室乗務員は齋藤、徳島県石井町の出身です。どうぞよろしくお願いいたします。
 最初に徳島県の飯泉知事からご挨拶をいただきます。

(知事)
 ただいま、ご紹介をいただきました徳島県知事の飯泉嘉門でございます。
この度、日本航空株式会社の皆様方から日本の素晴らしさ、こちらをどんどん広めていこうと、そして地域活性化、そのプロジェクトにしていこうということで、「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」こちらのご提案をいただいたところでありまして、本年6月に、平成24年、そして、昨年、平成27年に続きまして今度は3度目となるコラボレーション企画、こちらを実施する運びとなりました。
 JALさんにおかれましては、「徳島-東京便」1日7往復(運航)、この他、昨年に引き続きまして、今年の8月におきましても、四国で唯一の札幌便であります「徳島-札幌便」を運航をしていただける運びとなりました。
 また、福岡便、こちらも飛ばしていただいている訳でありますが、特に女性の皆さん方からは早くジェット機にはならないかな、なんとかならないか、また、多くの皆さん方から札幌には直行する札幌便がある、沖縄へも何とか広げてもらえないだろうか、こうしたお話しも実はあったところでありまして、この2つを実は今回、同時に叶えていただくこととなりました。
 7月1日金曜日から福岡便がジェット化されることとなりました。これによりまして、所要(時間)が5分間短くなるとともに、通路や座席とも今以上に幅が広くなる、非常にアメニティ(快適性)を向上していただくこととなる訳であります。
 また、期間限定で、東京経由で北の大地、北海道との間、また、福岡、ジェット化をされ、これを契機として、福岡経由で沖縄との間、割引料金が発表されたところあります。
 いわば、札幌だけではなくて、函館、女満別、帯広、釧路、まさに北海道の大地と徳島を直結していただける、料金的に大変お安くなる訳でありまして、徳島はもとより、北海道の皆さん方もこの機会に徳島にお越しいただける大きなチャンスをいただいたところであります。
 また、福岡を経由して沖縄便につきましても、この割引料金が適用となるところでありまして、実は沖縄の皆さんと徳島とは大変強い関係があります。例えば、県内にあります徳島文理大学、学生さんは四国4県が多いのは当たり前、普通5番目となりますと、近畿であるとか、あるいは関東と、こうお思いかもしれませんが、5番目なのが実は沖縄、また、徳島の中学生が一番修学旅行に行くのはどこか、これが実は沖縄。
 また、沖縄にさとうきび、この栽培を奨励したのがかつての衆議院議員だった、戦前でありますが中川虎之助先生と、あの大鳴門橋を提唱した帝国議会でという方でありまして、今その縁で、そのサトウキビから阿波和三盆糖をつくるということで、実は上板町と石垣市、町と市でありながら友好提携をしている、こうしたことで沖縄との関わりを言いますとあと1時間は必要となる訳でありまして、その意味でも今回JALさんに、このいわば沖縄への道をお作りをいただいたこととなりました。
 また、言うまでもなく毎年4月になりますと、「麗らか四国キャンペーン」、この四国4県にJALさんが観光誘客を進めていただいているところであります。
 そこで、今回のプロジェクト、少し私のほうからもご紹介をさせていただきたいと思います。今回は、「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」と銘打っていただきまして、国内線のファーストクラスにおきまして、機内食に、鮎、それからはも、すだち、さらには地鶏ナンバーワンの阿波尾鶏など、まさに日本の台所・徳島、この象徴となります自慢の食材をふんだんにお使いをいただきまして、ここ「虎屋 壺中庵(とらや こちゅうあん)」の店主であります岩本光治(いわもとこうじ)様のプロデュースのもと、魅力たっぷりの阿波の味、これをご提供をいただく、まさに日本を代表する多くの皆さん方に、実は徳島の、阿波の食材を愛でていただける、そのチャンスもいただいたところであります。
 また,機内誌「SKYWARD」におきましては、「徳島県 美しい波、新しい人」と題しまして、薬王寺、23番札所、また美波町の雄大な自然、そして今では、新しい働き方ワークライフバランス、その実現、そしてサテライトオフィス、テレワークということで、徳島ならではの様々な、そして県南地域、そのPRをしていただくこととなります。また、羽田空港国内線ターミナルビルの中にあります「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」では、「金長まんじゅう」や「ぶどう饅頭」、徳島が誇りますお菓子、また、LED夢酵母、そして徳島産のお米などを使った地酒、こうした数々の物産を提供をいただくこととなります。
 JALさんの持つネットワーク、あるいは媒体を最大限に活用をさせていただきまして、全国に、そして世界へ、大いに徳島の魅力、これを発信させていただければと考えるところであります。
 昨年には、鳴門JCT、そして徳島IC間の開通、松茂スマートICの開設ということで、徳島阿波おどり空港と、まさに高速道路が直結をする、阿波おどり空港へのアクセスが飛躍的に向上した年でありました。本県への観光、イベントなどにつきましても、やはり象徴的なのは、インバウンドの象徴と言われる阿波おどり、夏だけが有名な訳でありますが、これだけではもったいない、通年でと春の阿波おどりはもとより、昨年から「秋の阿波おどり大絵巻」と題しまして、今年もアスティとくしまで展開をさせていただきます。
 また、更には12月には世界最大のLEDの生産拠点、これをアートに使っていこうと「徳島LEDアートフェスティバル」も開催をされますし、「ベートーヴェン『第九』」アジア初演の地、平和の象徴ということで、この100周年が2年後に迫って参りました。今年は、ホップ、ステップ、ジャンプの1月30日に、2000人の「第九」、こちらをスタートいたしまして、来年はステップ、そして100周年のジャンプへと、世界中から第九を歌うのであれば徳島に行こうと、何と言ってもベートーヴェンはドイツ生まれ、そしてオリンピックでのドイツのホストタウンは徳島と、国のほうから指定をされ、また、ニーダーザクセン州との友好提携も来年がちょうど10周年を迎えることとなります。
 こうした形で、徳島としても様々なイベントを行い、観光はもとよりビジネスで多くの方がJAL便を活用していただきまして、そして、搭乗いただき、目で、そして耳で、口で、徳島をまるごと堪能していただける、こうしたきっかけにしていただければな、今回の提携を快くご承諾をいただきました大西会長さんはじめJALの皆様方に、心から感謝を申し上げまして、まずは冒頭のご挨拶とさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いをいたします。

(司会)
 ありがとうございました。それでは、日本航空株式会社取締役会長の大西より、ご挨拶ならびに「新・JAPAN PROJECT 徳島」の概要をご説明させていただきます。

(会長)
 日本航空会長の大西でございます。本日はお忙しい中、本会場にお越しいただきまして誠にありがとうございます。また、日頃よりJALグループをご愛顧いただいておりますことを、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございます。
 さて、JALは2011年5月、震災直後でございましたけれども、この地域コラボレーション企画である「JAPAN PROJECT」これをやってまいりましたが、これを更に進化させるということで、観光振興それから農水産物これらを主なテーマとして、皆様と一緒になって地域の元気を作っていこう、こういう取組「JAL新・JAPAN PROJECT」、これを昨年、2015年9月に立ち上げました。
 これまで、プロモーション中心のプロジェクトから、観光資源の共同開発、そしてブランド化、販路の開拓といった上流から下流まで全てを網羅したバリューチェーンこれを作りだして、交流人口の拡大、地域産業の活性化、そして雇用の創出、これを目的としたプロジェクトに大きく変身をさせております。
 徳島県は、今、知事からご案内ありましたとおり、2012年の4月、それから2015年の4月にこの「JAPAN PROJECT」、旧来の「JAPAN PROJECT」をさせていただいて、二度にわたるご紹介をさせていただいているんですけれども、徳島県のこの素晴らしさ、これを1回2回では語り尽くせない、伝え尽くせないということで、今回また3回目ということで、この「JAPAN PROJECT」を展開をさせていただいております。
 今年、2016年6月は、美しい海、山、川など豊かな自然の魅力あふれる海部郡美波町、これを中心とする徳島県南部の観光スポット、あるいは豊富な食材などをPRして、観光振興・経済活性化につながるよう、徳島の魅力を国内外に発信をしてまいりたい、このように考えております。6月はJALグループを挙げて、徳島県を応援させていただくこととなり、大変うれしく思っております。
 「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」の概要につきましては、もう知事から結構ご紹介いただいたんであまり言うことがなくなってるんですが、重ねてご説明をさせていただきたい、このように思います。
 まず、徳島県の魅力の1つでございます「食」についてでございますけれども、ここ虎屋壺中庵の店主である岩本光治様が監修をしてくださいました。本当に心のこもった徳島県の食材を使ったお料理、これを出していただきます。機内食の詳細につきましては、後ほど岩本様からご説明をいただきたいとこのように思っております。
 国内線クラスJの全路線、それから特定ではありますが羽田=徳島線の全席で、徳島産のすだちを使いました「ザ・すだち」、これを皆さんにお飲みいただくということにしております。ぜひとも、すがすがしい香りと爽やかな酸味、この魅力にあふれた「ザ・すだち」これを多くの方々に堪能いただきたいなというふうに思っております。
 それから、これも知事が既にお話がありましたけれども、「SKYWARD」機内誌でございますけれども、「美しい波、新しい人」と題しまして、アカウミガメの産卵地でも知られる大浜海岸など、太平洋に面した美波町の観光スポット、これをご紹介させていただくとともに、近年では大都市からの多くのサテライトオフィスが拠点を構え活気づく、美波町の新たな魅力をご紹介をしていこうと、このように考えております。
 国内線の機内ビデオでございますけれども、人気お笑いコンビの「パックン マックン」が、その土地の達人「旅タツ」の推薦を受けて、徳島を代表する鳴門海峡の渦潮・阿波おどりなど、豊かな自然や伝統文化に触れる旅を通して、徳島県の魅力をご紹介をしていこうと、このように思っております。このビデオでございますけれども、8月からは海外のお客様にもご覧いただけますように、国際線の機内エンターテインメントでも当番組の英語版、英語化しまして6か月間放映をしていく予定でございます。
 JALカード会員誌がございます、「AGORA」でございますけれども、この特集記事では、徳島県南部にある牟岐の港町で作られる「牟岐の干物」これをご紹介をします。
 さらに、羽田国内線最上級ラウンジでありますダイヤモンド・プレミアムラウンジにおきまして、皆様の左手になりますけれども、ここにございますような商品、地元の産品、これをお客様にご試食いただこうとこのように考えております。
 海外のお客様向けということで、機内誌「SKYWARD」国際線版がございますけれども、この6月号におきまして、素材にとことんこだわったナチュラルなミニウッドスピーカーの製造で知られております「YOSHIMOKU」様の、徳島県が誇る伝統工芸のひとつ「阿波しじら織り」、これを使いました「しじら檜スピーカー」これをご紹介しますと共に、昭和4年創業「有限会社栗尾商店」による鳴門金時を使った人気菓子「なると炙り金時」、これをご紹介をいたします。
 JALホームページ内、訪日外国人向けサイト「JAL Guide to Japan」これがございますが、ここに「徳島編」これをアップする予定でございます。
 加えまして、JALマイレージバンクにおきまして、ご搭乗キャンペーンあるいはJALカード入会ご当地マイルプレゼントなど、徳島県にお住まいの方にもお得なキャンペーンを展開して参る予定でございます。
 このようにJALグループ挙げまして、徳島県の魅力を日本各地そして世界へ発信し、徳島の皆様と共により一層の観光客誘致、そして経済活性化に貢献して参ります。
 さらに冒頭でも申し上げましたけれども、6月を皮切りに皆様と一緒となり、地元産品の6次産業化、観光資源の開発を強力に進めて行こう、このように考えておりますので、ぜひ皆様からも様々なアイディアをいただきたい、このように考えております。
 最後になりますけれども、徳島県庁の皆様には観光や食に関する地元ならではの話題、これを大変たくさんご提供いただきました。準備段階から様々な形でご尽力いただきましたことに、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 私からは以上でございます。ありがとうございました。

(司会)
 ありがとうございました。「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」の実施内容の詳細につきましては、共同記者会見終了後、会場におります日本航空広報担当までどうぞお尋ねください。
 それでは、これから6月の国内線の機内ビデオをご鑑賞いただきます。この機内ビデオは、6月の1ヶ月間、日本航空の飛行時間が80分以上の国内線上り便で放映いたします。
 お笑いコンビの「パックン マックン」が旅番組で徳島を代表する観光スポットである、鳴門海峡の渦潮をはじめ、阿波おどりにも挑戦しながら徳島の文化や伝統に触れる旅をご紹介します。
 どうぞ皆様、楽にお座りいただきご鑑賞ください。それでは、「旅タツ~地元の達人と巡る旅~」をお楽しみください。

(機内ビデオ鑑賞)

(司会)
 ありがとうございました。それでは、次に国内線ファーストクラス機内食をご紹介します。国内線ファーストクラスは、東京と札幌、大阪、福岡、沖縄を結ぶ4路線でサービスを実施している国内線では最上級のクラスです。機内食は、上旬、中旬、下旬の10日代わりで、スペシャルメニューをご提供いたしております。
 今回は、6月の夕食の時間帯のメニューとして、当地徳島の食材を使用した特色あるメニューをここ虎屋壺中庵、店主岩本光治様にご監修いただきました。
 メニューにつきましては、岩本様よりご紹介いただきます。お手元の資料の機内食のご紹介ページも合わせてご覧ください。
 それでは岩本様、お願いいたします。

(虎屋壺中庵、店主より機内食の紹介)

(知事、試食)

(フォトセッション)

徳島県×日本航空「JAL新・JAPAN PROJECT 徳島」について(質疑)

(JAL広報)
 それでは、質疑応答に移らせていただきます。皆さんからのご質問をお受けいたします。質問のある方は、挙手をお願いいたします。私の方からご指名いたしますので、その際に媒体名とお名前をおっしゃってください。また、知事、会長のどちらへのご質問か明確にした上でお願いいたします。なお、ご質問の内容ですけれども、今回のこの「新・JAPAN PROJECT」に関する内容のみとさせていただきます。

(日本経済新聞社)
 大西会長にお尋ねしたいんですけれども、今回皮切りに六次化とか観光資源の開発に取り組んでいきたいという話をされていたんですけれども、これから具体的にどういった話を進めていきたいか、何かお考えとかありましたら。

(会長)
 ありがとうございます。まさしく、本当にこれからでして、今日もこの後、終わってから、地元の企業様含めてですね、お話をまず開始したいなと。どういうものが存在をして、例えばほんとにこの徳島というと、これが徳島産だったのかというようなのが、世の中に本当にいっぱい出てる。それを、新たに我々としても、もう一度地元の皆さんから、これをぜひ売り出したい、というような話をいただいて、我々もそうですねということで、販路含めて、その先の販路含めてですね、お話を開始したい。それを今日、このトリガーにさせていただきたい、というふうに思っているところです。

(インプレス)
 知事さんも大西会長も、それぞれの視点でお答えいただきたいんですが、今回3回目ということで、過去2回素晴らしい実績があったのだろうと思うんですが、具体的に過去2回で実施した内容とその反響や効果をお聞かせください。

(知事)
 まず、(平成)24年は皮切りということがありまして、どちらかというと徳島全体というPR、これをしていただきました。そして(平成)27年、昨年は「にし阿波」と。よくインバウンド対策で総理が桃源郷のような別世界という言葉を言われるんですが、これは実は東祖谷に篪庵(ちいおり)を始めとして、古民家再生をやられているアレックス・カーさんの言葉ということで、今では「にし阿波観光圏」、最初に観光圏を選んだ、一番最初にこう国が選んだ、そのエリアでもある訳なんですがね。「千年のかくれんぼ」ということで、新たな観光圏でもまたスタートを切ったということで、にし阿波を中心にとりあげていただきました。
 そして今回、その翌年になる訳ですけれどね、今回は美波町をはじめとする海部郡、こちらをということでね。やはり、こちらについては今、サテライトオフィス、東京とか大阪のICT最先端の企業の皆さん方が新しい働き方、そして東京にいてもあるいは美波町にいても何ら変わらない。もっと言うと、自然環境素晴らしい中で、クリエイティブな仕事をするんであれば、美波町の方がいいんだ、こうしたエリアでありますし。
 また四国八十八箇所霊場と遍路道、我々としては世界遺産にチャレンジを再びしていこうという中で、発信の道場、一番から二十三番目までは実は徳島ということで、ちょうど二十三番札所薬王寺さん、こちらは厄落としのお寺でも有名な所でありますけどね、こうした美波町を始め海部郡ならではの。
 また、出羽島においては今回、魚の開きだとかこうしたPRもいただく訳なんですが、出羽島アート、アートでも有名。また、県南地域というのはサーフィン、あるいはスキューバダイビング、またトライアスロンと、まさにウォータースポーツのメッカでもありますので、こうした県内外、もっと言うと国内外から来られるサーファーの皆さん方がね、多くおられますし、また藍染めとのコラボレーションということも、サーファーの皆さん方が今どんどん広げ、若い皆さん方がニューヨークでもね、ジャパンブルー、阿波藍と、これが東京オリンピック・パラリンピックの(エンブレム)、組市松紋ですね、これが色としては藍色、つまりジャパンブルーということで相乗効果、非常に今注目を浴びている県南でもありますので、こちらを今回紹介をいただけると。全体を、そして西を、南をということで、本当にこれからスポット的なものでやっていただけると。感謝をしたいと思います。

(会長)
 我々の視点で申し上げますと、やはりこれ第60弾、JAPAN PROJECT自体はもう60回をずっと数を重ねてきてる訳ですけれども、ご地元に伺って一番やっぱり思うのが、ご地元、入らせていただいて「この景色素晴らしいですね」「この食べ物美味しいじゃないですか」というお話をしても、大半のご地元の方は「いやこれべつに毎日見てる景色だから」「これはよく食べてることだから」こういうふうな反応をされることが多くて。
 やはり、外者の目がやっぱりそこにひとつ加わることで、いろんな発信の豊かさが出来るんではないかなというふうに思って、このプロジェクトはずっとやらしていただいてて、いくつか、やはり、我々としても「これ素晴らしいじゃないですか」、県庁の皆さんとか色々お話をする中でも出てきますけれども、そういうこの発見をさせていただきながら、我々の味付けを加えて発信をしていくということが今まで出来てきてると思いますし。
 例えば北海道とのここ、ご地元のつながりというのも、何回もお話をこう重ねているうちに、「ああ、それほど強いつながりがあったんですね」ということで、8月の季節運航ではありますけれども、便の再開につながっていったり、ということに限りなくつながっている部分が非常に多いなという感じがしてますんで。
 まだまだ発信の中身っていうのはありますし、先ほど申し上げました、これを機会に「新・JAPAN PROJECT」として、また新しいものを発見していきたい。つまり、従来は1か月集中のプロモーションプロジェクト、これをきっかけにずっと長い間ご地元とお話をしながら、新産業を生み出したい。こういうふうに思っていることに、このようやくつながってきたなという気はします。従って、今までずっと、例えば徳島でいえば、これ3回目になる訳ですけれども、3回目でようやくその長い取組に姿を変えることが出来たなということを今感じているところです。

(時事通信社)
 大西会長にお伺いしたいんですけれども、今回ファーストクラスで提供する機内食、虎屋壺中庵さんと協力をすることになったと思うんですけれども、この壺中庵さんを選ばれたその経緯と、それからどうしてこの店にしたのか、いいなと思った点をお伺いしたいのと、県の食材を使うということで、多分、どの品物も相当上質なものだと思うんですけれども、食材を確保するのに工夫するような点みたいなものが、もしあればお伺いしたい。

(会長)
 今の大半の質問が、そういう意味でいえばこちらと県庁と我々のケータリングの会社っていうのが苦労しているっていう部分だと思います。
 まず最初に、なぜこちらにお願いしたか。これは先ほどお話したように、県庁様からですね、いくつかの候補をいただいた中で、我々としてもぜひここは紹介したいというふうに思った中で、このお店自体が非常にシンプルなお料理で、しかもかなりこの訴求出来るものをお出しいただけるということを確信したから、ここを選ばせていただきました。
 そういう意味で、こちらももう3回目、こちらというのはお店じゃなくてですね、徳島県3回目という意味で、それぞれ、1か所におそらく限定することっていうのは不可能なので、また新たなところ、次回についてはまた新たなところということで、順繰りにこのご紹介をしていっていきたい、そういうお店の中のひとつとして選ばせていただきました。
 あの、食材はもう確かに言われているとおり、機内食ですからファーストクラスといえども結構な量を必要とします。おそらく、この店主がお調べになったときにも、どれだけ調達出来るか、というところが非常に苦労された中の一つではないかなというふうに思っています。おそらくその一番の、苦労されているのは岩本さんが一番苦労されてると思います。そんなところでよろしいでしょうか。

(JAL広報)
 他ございますでしょうか。よろしいですか。では、質疑応答はここまでとさせていただきます。ありがとうございます。

(司会)
 それでは、お時間となりましたので、以上をもちまして、共同記者会見を終了させていただきます。

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