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平成28年7月4日 定例記者会見 項目別

「川口ダム自然エネルギーミュージアム」のオープンについて(説明)

それでは以下、発表事項を3点、申し上げていきたいと思います。
 まず第1点目は「川口ダム自然エネルギーミュージアム」オープンについてであります。
 県民の皆様方に、自然エネルギーや科学に対する興味、また関心を高めていただきまして、自然エネルギーの素晴らしさを、身近に感じていただくために、整備を進めて参りました「川口ダム自然エネルギーミュージアム」が、いよいよ、7月23日土曜日、オープンの運びとなります。
 このミュージアムにつきましては、入って正面、そして右側の壁面のところに、ジャパンブルー、阿波藍ですよね、東京オリンピックのエンブレムの色にも採用された訳でありますが、この阿波藍で染められました大型の県産杉パネルを配置をいたしまして、建物の内部、廊下の側面下部につきましては藍染の杉、こちらを貼らせていただきまして、内部からLEDの照明によってこの木目を浮き上がらせようということで、徳島ならではの魅力を盛り込んでいるところであります。
 また、施設につきましては、4K映像、こちらが大型モニターで楽しむことが出来たり、また、太陽光をはじめとする様々な自然エネルギーや水素によります発電の実験体験が出来る環境学習室を整備をしているところであります。また、ここでは、あのマツコロイド、こちらをお作りになりました大阪大学の石黒 浩(いしぐろ ひろし)教授の監修によりまして、「ヴイストン社」が製作をしたコミュニケーションロボット「ソータ」くんですね、
(ロボットの「ソータ」を指して)
こちら、「ソータ」出てきましたけどね、この2体が、施設の紹介ですとか、あるいは来館者と会話をすることとなります。
 次に、映像展示室についてでありますが、ここでは、猪子 寿之氏率いるチームラボの皆さん方に、このミュージアムのために制作をしていただいた、ここだけのオンリーワンのオリジナル作品を体験することが出来ます。
 ということで、(パネル「環境学習映像コンテンツ」を提示して)こちらとなります。
 この大きさは9.3m×2.5m「大型スクリーン」ということでね、常設展示となります。また、自然エネルギーの源である太陽あるいは雲、風に触れていただき、発電を始めたり、また、子どもさんたちが、じつは紙の上に、例えば車ですとか建物、こうしたものを描き込んだ、それをスキャンすることによりまして、描いた絵が目の前の街に入り込むということですね、ということでほら、子どもさん達が描いているこの絵をスキャンをして、そしてこの街の中に取り込まれるということなんですね。参加型と言っていいのではないかと思いますが、こういう形によって発電をしたその電気を利用してその絵自体が活動を始めるというね、そうした意味で子どもさん達、あるいは参加をいただいた皆様方で、理想のスマートタウンをこの画像の中にお創りをいだだくことが出来ることとなります。
 この他、ミュージアムから今度は外へ出ていただきますと、すぐ横には、稼働中の水力発電施設、こちらが現れます。また、ダム湖の南岸に進んで参りますと、この度、新設をした小水力発電施設、また、オブジェとして、実際に水力発電所で使用されていた巨大な水車ランナ、羽根車ですね、などをご覧をいただくなど、本物を実体感、体験することが出来るまさに「学びの場」とさせていただいております。
このように川口ダム自然エネルギーミュージアムをはじめとしたダム湖周辺地域では、実際に、見て、触れて、感じて、そして次代を担っていただく子どもさんたちが、楽しみながら学ぶことの出来る施設が数多くありますので、是非、多くの県民の皆様方また県外からもお越しをいただきたいと考えております。
今後は、このミュージアムのオープンを契機といたしまして、周辺施設、地域と連携をして、更なる交流人口、その増加やにぎわいの創出に取り組み、那賀川水系からの地方創生につなげて参りたいと考えております。

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