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平成28年8月1日 定例記者会見 項目別

国立療養所「大島青松園」への訪問及び阿波おどり連の派遣について(説明)

 そして最後3番目は、国立療養所「大島青松園」への訪問及び阿波おどり連の派遣についてであります。香川県にあります国立療養所「大島青松園」は、本県ご出身のハンセン病回復者の皆様方が多く入所をされておられるハンセン病療養所でありまして、私自身、平成17年度から、台風で中止になった時を除きまして、毎年、訪問をさせていただいております。 
 今回訪問が出来るようになりますと、ちょうど10回目となるところであります。8月3日水曜日となりますが、ちょうど「大島青松園」の夏祭り、花火も見事に打ち上がるんですけど、「大島青松園」を「徳島県ハンセン病支援協会」の皆様方とともに訪問させていただきまして、本県出身の回復者の皆様方との再会、心待ちにしているところであります。
 また、療養所には、高齢であり、お体がご不自由なため、徳島への里帰りが難しい、こうした方もおられます。そこで、徳島市老人クラブ連合会によります「『徳島市老連』連」、「老連連」、ローハイドじゃないですよ、「老連連」と、ボランティアの方々で構成をする阿波おどり連の派遣によりまして、ふるさと徳島を身近に体験していただきますとともに、県民の皆様方との交流をぜひこの機会に深めていただきたいと考えております。
 ハンセン病回復者の皆様方と、年々親しくお話をさせていただき、そして毎年、「ふるさと徳島」の夏をお届けできることを、大変うれしく思うところであります。
 本県では、これまでも徳島県ハンセン病支援協会の皆様方に、大きく力添えを頂きながら、ハンセン病への偏見や差別の是正、並びに回復者の皆様方の福祉の向上に向けての取組みを、鋭意進めているところであります。
 具体的に申し上げていきますと、去る6月6日月曜日でありますが、JR徳島駅前で街頭啓発、これを行いますとともに、「ハンセン病を正しく理解するフォーラム」を開催をし、県民の皆様方に広く、ハンセン病への正しい理解を訴えかけたところであります。
 また本年の、10月23日日曜日から翌24日月曜日にかけまして、三好市におきまして、「一泊里帰り事業」を実施をし、地域の皆様方との交流を深める「ハンセン病回復者と県民との交流会」を開催をする予定といたしておりまして、粘り強くそして継続的に取組みを進めていきたい、このように考えております。
 県といたしましては、今後とも、回復者の皆様方の早期の人権の回復を実現できますように、「徳島県ハンセン病支援協会」の皆様方としっかりとタッグを組ませていただきまして、これからも啓発、更には交流活動を深めて参りたいと考えております。
 私のほうからは、以上3点です。どうぞよろしくお願いをいたします。

(幹事社:司会)
 はい、ありがとうございます。それでは、まず発表事項とあと消費者庁の件で質問がある社は手を挙げて質問をお願いします。

 
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